43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

窓が問題だ/C4

2013-05-29 | CITROEN C4 WRC

デカール貼ってクリアー吹いて、もうすぐ完成かと思わせといて、案の定つまづいてます。前回から色々ありました…。

たわみまくってヤバイなーと思ってたボディーですけど、悪い予想通りクリアーにヒビが入りました…orz

実は、前に作ってたデルタS4でも最終的にクラックが入っていたのである程度覚悟はしてたんですよね。
ただS4の場合はシャーシにボディーをはめる時に無理が掛かる構造だったので、仕方ないなと思ったんですが、このC4は組み付け自体は無理なく出来るようにしたのであとは慎重に扱えば何とかなるかな…と期待してましたが…

ダメでした。

ショックなので画像は撮り忘れました。

でもクラックがはいったお陰で、まだまだクリアー層に余裕があることが分かったので、思い切って研ぎ出しやり直し。

ガシガシ削って平滑に出来ました。その上からさらにクリアーコートしましたが、クラックは消しきれません。でもまあ画像には写りにくいレベルだと思うのでもうOKと言うことにしました。

とにかく、ドア部分が左右に広がりやすくてその無理がフロントフェンダー後方、Aピラーの付け根あたりに集中するので、そのへんにクラックがたくさん入る。もう仕上げの研ぎ出しも怖いのでしませんw

サイドの窓枠の黒塗装。めんどくさい。

ルーフのウェザーストリップとフロント・ウインドーの枠は別に作業してます。
何箇所もいっぺんにマスキング塗装しようとすると、テープの浮き等の確認が行き届かず吹き漏れの失敗をしやすいという経験から、めんどくさくても分けて作業するようにしてます。

 

さて、最初からこのC4作成に当たってポイントになるだろうなーと思っていたのが、窓関係なんですよね。

酷暑のメキシコ仕様ということで、サイド、リア、ルーフのウインドウにはミラーフィルムが貼ってあります。フロント・ウインドウにはシェードがつきます。キットではこれらはフォローされていません。

何しろ目立つ特徴なので、ぜひ再現したいんですが…シェードはどうにでもなるとして、問題はミラーフィルムですね。

最初は外からメタルックかミラーフィニッシュ貼ってしまえばいいやと軽く考えてたんですが、サイド後方・ルーフ・リアには黒い枠があって、これはデカールがあるんですが、やっぱりこれって内側から貼らないと変ですよね。

そうすると、外側からメタルシールを貼るわけには行かなくなり、デカールを貼った後内側から貼ることに。つまり接着面を見せることになりますね。

試しにメタルックを透明プラに貼って見ましたが、裏側はつや消しのシルバーなので×

ハセガワのミラーフィニッシュは、接着面もミラーなので使えますが…

本来、窓に貼るミラーフィルムってマジックミラーになっていて、内側からは外が見えなきゃいけないですよね。
内側もミラーでピカピカというのは都合が悪い。

外側から見た場合も、光の加減によってはこんな風に半透明に見える筈でして。

さて、どうしたものかと。

続く

 

 

 

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時事ネタとか デカールとか

2013-05-20 | CITROEN C4 WRC

模型界は静岡ネタで盛り上がってそうなこの時期ですが、私のほうでは特に面白いネタもないので、時事ネタでも。

 

橋下さん、終わったんじゃないのかなあ…

本音だろうと事実だろうと、言ったらいけないこともありますね。

ホンダ、F1に復帰!

なんでだろう、第3期の時のように素直に喜べない自分がいます。
ホンダだけが悪いわけじゃないけど、スーパーアグリの件といい、可夢偉の件といい、不景気を理由に世界の舞台で頑張って行こうという人たちを切り捨ててしまう日本の企業倫理に不信感…。


ベッカム、引退…。

知るかぎり、最も「持っている」サッカー選手だったなあ…。
世界のトップリーグから退いても現役を続けるんだったら、いずれはJでプレーして欲しかったなんて妄想してましたが、今の日本では無理ですわな。

そのJリーグは創設20周年を迎えました。ジーコ、リネカー、リトバルスキ、きら星のごとく世界のスーパースターが集まっていた創成期が懐かしいねえ。
当初10チームでスタートしたJリーグ・チームの中で、一度もJ2に降格せず今もJ1にとどまっているのは4チームだけ。
私がずっと応援している名古屋グランパスもそのひとつなんですが、今季は勝ち星が伸びなくて現在14位…
「降格」って言葉が、少しだけチラついてきました…。

 

初期ロットのエラーを修正して、高品質なデカールとなった改正版のC4キットなんですが、ちょっとしたエラーが残ってました。
ゼッケンの白地が一部忘れられたのか、赤牛に沈んでしまってます。

細切りデカールで修復。
ふー、手間を掛けやがります…。

何度かクリアーを重ねて、研ぎ出ししてみましたけどデカールの厚みがかなりありますのでツライチにするにはまだまだ削らないといけないようで。

このまま削り続けるとクリアー層が無くなりそうなので、もう少しクリアー重ねてみますか…。
でもラッカークリアーは時間が経つとヒケてくるので、どうせ完全にツライチには出来ないものねえ。
どこまで追い込むか、悩むところです。

昔のエレールのキットに比べたら、シャシーとボディーの隙間はほとんどなくなるのですが、ドア内張りは無いしフロントのフェンダー内部も隙間が出来るので、少しだけドア内側や隔壁を追加。
まあ、そのままでも問題ないレベルだと思いますけどね。

シートはキットのパーツのまま。
シートベルトのデカールもそのまま貼ろうと思いましたが、モールドのラインが気になったのでショルダーパッドの部分だけ金属板を貼っておきまして…

あとは、デカール貼っただけ。
じゅうぶんじゃないでしょうか?

 

週末だけの作業で、ホント情けないぐらい亀進行ですが、このあとが山場となるかもです。

 

 

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デカール続き/C4

2013-05-06 | CITROEN C4 WRC

今、エレールの今んとこ一番新しいキット「シトロエンC4 WRC2010」を作っているわけですが、ずいぶん昔から細々と1/43プラキットを発売し続けているエレールは別として、それ以外のメーカーは43プラキットを発売してもシリーズとして長続きしないなー、なんて話題をここしばらくコメント欄などで続けてきたわけですが、

 

 

うっかりしてたら童友社のエクセレント・シリーズから、新製品がリリースされるという情報があるらしい。

これは、ここのブログでもガヤルド、レベントン、マスタングの製作記を書いていた1/43プラキット・シリーズの続編になります。

No.5 アウディ Q7

No.6 メルセデスベンツ MV500

No.7 ランボルギーニ・ウルス

No.8 ポルシェ・カイエン

 

うーん、先の4車種はスーパー・スポーツカーでしたが、今度の4車種は時流を反映して高級SUVですかー。
ショップ価格は600円前後と、相変わらず超リーズナブル。品質的にも前の4車種である程度のクオリティーは証明済みですので隙はなさそうです。

が、車種選択はどうなんでしょうね?
私の好みではありませんが、色んな車種が模型として発売されるのは良いことだと思います、でもセールス的にどうかなーと。

SUVとはスポーツ・ユーティリティー・ビーグル=直訳だとスポーツ用多目的車、この場合のスポーツとはモータースポーツではなく、色んなレジャースポーツを楽しむための便利なクルマ、つまり荷物が積めて大勢乗れてある程度の悪路や長距離も走れる、という性能を持ったクルマのことで、近年世界的に人気が高い車種です。

さらに、ランボルギーニやポルシェとスポーツカー・メーカーから発売される高級SUV、単なる乗用車よりも憧れ度は高いでしょうけど、果たして模型としての人気はどうだろう?非常に興味深いところではあります。

私なんかは古い人間なので、模型で作るならレースカーかスポーツカー、あとはクラシックな車かなと思うんですけど、先入観は無くして市場の反応を見てみたいですね。

個人的には、クルマ本体じゃなくてホイールのパーツに流用できるものがないかが気になりますw

 

さて、C4のほうですが、デカール貼り結構大変です。

傷めちゃった部分のタッチアップはなんとか済みましたが、ほかも大変。
グリルのメッシュ部分はロゴが入ることもあり、開口してメッシュ貼り込みというのは諦めてデカール表現のままです。
メッシュ部分の周囲は黒くなってますが、これもデカール表現。
青い部分が見えないように、下塗りとかタッチアップは必須ですね。

サイドのレッドブルの黄色部分から赤牛までは一枚のデカールですが、フェンダーとドアの境い目にはすごい段差があるので、一枚で貼るのは不可能…。
貼りながら境界線で切って、継ぎ目はタッチアップしましたが、かなり汚くなってしまった。初めから分割してくれてると助かるのになあ…。
これだったら、黄色もマスキングで塗ったほうが良かったけど、それはそれで難しいし。

塗装した赤の部分に乗るロゴは、こんな感じでザックリ切り出しておく。

貼ってみると、多少色合いが違うけど、クリアーコートしたら分からなくなるかなーと。

フェンダー下部分の赤が濃いのは、この部分がプロテクターか何かになってて実車通りデカールも色が違えてありますので、ここだけ切り出してデカールを貼っています。実車はむしろ、もっと暗い色になっているように見えます。

 

ルーフの貼り付け指定を見てたら、アンテナの穴位置が違います。ルーフのエアインテークのかなり後ろなのに、キットの穴はインテーク直後になってます。
ここへきて、穴埋めです…。

穴埋めもうまくやれば簡単なはずですけど、パテを塗って平滑にしようと思って磨いてたら塗装が剥がれてきちゃって、結局ルーフ全体を塗り直すことに…。

エア・インテークも取り付けて何とかデカール貼りまで出来ましたが、エア・インテークのトリコロール・カラーは赤と青が反対になっていて、前後逆向きに貼ってごまかしましたがなんかフィットしてません…。ここもタッチアップですね…。

デカールそのものはキレイで透けないし貼りやすくて軟化剤で柔らかくなるし問題ないですが、塗装や塗り分けと突き合わせたり、貼り込み後に修正しながらの作業でかなり難易度高いデカール貼りとなってます。
数も多くて、毎日少しずつ作業してますがまだ終わりません…。

 

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