43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

今年もこんな感じ?

2016-01-22 | Chevrolet CamaroSS

出来る自信もないのにイベントに参加しちゃって、案の定ケツ割れして逃亡と言ういつものパターン

いつもいつもこんな状態なのに反省が無いですね・・・。まあ今年もこんな感じでグダグダやってくってことですかね。

 

さてさて今回「早作り」の生贄になったカマロですが、つまづいてしまって早作りは断念しましたので、方針転換してちゃんと完成させましょうかね。
とは言え、後戻りして作業するのは苦手な性質なので、残りの作業だけ納得(妥協)できるあたりまで時間をかけましょう。

とりあえず、正月のうちにやってた作業でまだ書いてなかったことを記録しておきます。

安物のプラキットではフェンダー内側が再現されてなくて隙間から向こうが見えたりすることが多くて、このAMTのキットも同様です。

インナーフェンダーまで自作するのは大変なので、プラ板を立ててせめて光漏れだけでも防ぐようにしておきます。
台座に固定するためのボルトナットも埋め込んでおきます。

シャーシ裏側はレジン・メタルの高級キットではありえないぐらいのリアルなモールドがされていて、ボルト穴やピン穴を開けるのは忍びないのですが、そこは割り切ってトランスミッションとプロペラシャフトに穴を開けてしまいます。
まあどうせ見ることもないし、リアルなモールドとは言え精密なパーツ再現されているわけでもないし。

内装はバスタブ方式のシートまで一体のワンパーツ。
うっすらとですがドア内側にまでモールドがあり、これどうやって抜いたのか不思議になりますね。

おそらくスライド金型なんですけど、それにしてもどういう分割なんですかね。スライド金型って簡単に言うけど結構高度な技術ですよね。プラモデルみたいな、世間的にはしょせんオモチャとしか思われない商品に高度な生産技術が用いられてるって有難いですね。

その反面、シフトゲート前に二列並んでいる4つのメーター(水温、油圧、電圧、燃料)が、なぜか前方向きでモールドされているのはご愛嬌w

繊細なモールドなので、黒く塗った後シルバーでちまちまと塗り分け。ほかの色は使ってません。

キットの構造上、やや上げ底気味のフロアは気になるけどディティールアップ無しでこれだけ再現されてれば43としては満足です。
なかなか良いキットです。
シフトレバーは省略されているので、これだけあとで自作して付けておきましょう。

 

さて、このキットで一番の山と言うか、ヘッドライトのカバーを取ってしまったので丸見えになるヘッドライトの自作と、同時にカーモデルの出来の決め手にもなるフロントグリル周辺の工作。

アルミパイプで作ったライトケースにアルミ板をポンチで抜いた反射鏡に同じくポンチで抜いたレンズを組み合わせて・・・・

と、文章にすれば一行だが現物合わせで雰囲気を確かめながらいくつも作り直してやっとこさ出来たつもりのヘッドライトをキットパーツを塗り分けたグリルに組み合わせて、ひと息つきましたが・・・

 

実車の雰囲気と違うんだよねー

そもそも、初代カマロには二種類のグリルがあって、上のがキットと同じヘッドライトガードが付いているタイプのガードを外したもの。ヘッドライトはやや奥のほうにある。

下がヘッドライトガードがなく、グリルが角張ったタイプ。ヘッドライトはケースに収まる感じでやや前に出ているように見える。左右の間隔もやや狭く見える。

どのグレードや年式にこのグリル違いが割り振られていたのか分かりませんが、パーツ交換の互換性はありそうですしアメ車なのでそのへんは自由に作って良いと思うんですが・・・せめてどちらかに決めないといけませんよね。

資料とにらめっこしながら作っていたわけではないので、何となく自分の中でこの二つのタイプを混同していたような気がする。イメージとしては下のタイプの雰囲気に近付けようとしていたのかも。

しかしグリルメッシュはキットのパーツを使うしかないので上のタイプ一択なんですが迷走した結果どっちつかずな雰囲気に・・・

ボディーにセットしてみると、全然ダメな感じ。接着してないので曲がっているのは仕方ないとしても、ライトの大きさやらグリルの繊細さなど、納得できるものではないですね。

というわけで、心が折れました。

その後、正月明けは何かと忙しく放置気味になってました。さいわいこの冬は雪は少なく、先日全国に大雪を降らせた寒波でも当地は20センチ足らずの積雪で雪国にしては大したものではありませんでしたが、仕事や新年会やらでどうにも制作する余裕がありませんでした。

 

イベントの締め切りには間に合いませんでしたが、投げ出したわけでは無いので何とか続けてみます。グリルさえどうにかなればゴールは見えそうです。


今更ですが謹賀新年

2016-01-12 | Chevrolet CamaroSS

ホント今更ですねー前回のログにも書きました通り、年越しモデリングで作ってはいたのですが進捗は思い通りには行かず何かと忙しくなったりして今頃になって今年初の更新であります。

年越しモデリングのBBSには少しづつ投稿してましたが、あくまでイベントの進行個別報告ですので、細々とした製作状況まで書く必要もないので、そういうのはこちらで書こうと思いつつなかなか余裕がありませんでした。

ということで、AMT/マッチボックスのブランドで発売された1/43シボレー・カマロSS1969のプラキットであります。

慌てて作り始めたのでパーツ状態の画像も撮ってなかったのですが、古い外国製プラモデルにありがちなバラバラのパーツが箱に入っているという状態でした。多分、70年代のキットだと思いますが相当年期を感じます。

箱絵にもあるようにヘッドライトにガードだか何だかの桟が付く仕様でした。奥のヘッドライトのパーツはありません。
でも、ごらんのように湯流れが悪く桟が途切れていたり、ひょろひょろになって折れてたりします。直すのも面倒なので、このガードは取り去った仕様にするつもり。
当時はこれが付いているのが標準だったのかも知れませんが、現存する車両の画像だと取り去ったものが多いのです。

今回は年越しモデリングというイベントですので、製作期間は12月31日から1月15日までというレギュレーション。のんびり作っていられないので、早く作るために普段とは思い切って製作方法を変えなければいけません。

たとえば、いつもなら削り取って付け直しているワイパーなんかもモールドされたものをそのまま塗り分けます。

こういうエンブレムのモールドも、残したまま生かしたい。てか、別パーツが無い以上そうする以外方法ないですしね。

ただこのキット、古い割りにはモールドは非常にシャープで秀逸です。ドアのモールドなんかも軽く掘るだけでじゅうぶん。プレスラインもシャキッとしていて実に気持ちいいです。

いきなり完成画像~ なワケないです。実車画像です。こんな感じに仕上げたい。
レザー・トップはモールドがないのであきらめます、チンスポとリアスポも自作する余裕が無いのであきらめます。
色はかなりオレンジに近い赤ですが、調色すると後々面倒が生ずる可能性があるので、クレオスのオレンジをそのまま使います。
問題は、フェンダーの黒いキャラクター・ラインだな・・・これ、資料画像だと大体の車両に描いてあって、キットには白のデカールも付いているんですが・・・オレンジに白じゃ合わないし・・・。
黒デカールから切り出して使うのも、塗り分けで行くにも大変そう・・・。

どうすべきか決まらないまま、作業を進めます。

画像がありませんが、前回作ったポルシェ928同様、シャーシ側に付いていたボディーパネルの一部(前後のバンパー下部分)をボディー側に移植したので、この作業と修正で大晦日と元旦は終わってしまいました。

サフを軽く吹いて修正跡など消した後、下塗り。

クレオスのホワイトベース1000に、少量のオレンジを混ぜた色を下塗りに使いました。
モールドのシャープさを生かすためなるべく重ね塗りしなくて済むように・・・。

この段階でいったん研ぎ出しして艶を出しておきます。経験上、色を乗せる前にツルツルにしておかないとその後の艶に悪影響が大きいです。できればクリアー無しで終わらせたいと思ってました。
まあ、それは無理でしたが。

オレンジを塗って、クリアーも塗った状態。画像だとかなり赤く見えますがオレンジです。やはり研ぎ出しは必要みたいです。

そんなこんなで、とても15日には間に合わない気がしてきました。全部は無理でも、暫定ゴール報告できるぐらいには間に合わせたいけど・・・

さて、どうなりますかね。

今年もこんな風に、グダグダと作っていくと思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。