43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ヘッドライト

2009-02-25 | RENAULT5TURBO

正月から作ってて、まるで完成に辿り着かないルノー。

ヘッドライトは一応奥行きがあるんですが箱型で、反射鏡になっていない。
メタルックを貼りこんでみましたが、レンズを付けてみても全然反射しなくてダメ。

ヘッドライトって、クルマの表情を決めるのに非常に重要な部分だと思います。
模型でもそのへんは同じだから、出来ればライトは拘って作りたい。

金属板を湾曲させてアルミテープを貼ったものを横にして入れてみました。
上下方向の反射は弱いけど、左右方向には反射するようになったので、まあまあかな。

レンズは、レンズカットのモールドはあるものの、平面な板状のそっけないものだったので、サンディングして磨き込んで、やや丸みを付けてみました。

これだけやっただけでも、キットのままよりはだいぶ良くなってます。
あと、バルブがあったほうが良かったですね…。角型ヘッドライトって考えてみるとあんまり作ったことないです。色々やってみるとノウハウが分かってきますね。

実はもう上下合体させて、小物パーツを付ければ終わるんですけど、それができずにいます…
というのも、ボディーにトラブルが頻発してまして、ちょっとマスキングテープを貼っただけで剥がすとクリアー層を持って行かれたり、デカールごと持って行かれたり…
今まで、塗装面でこれだけトラブルに遭った記憶がない。全てデカールの質の悪さが原因かと思われます。
いちいち書くのも面倒なんですけど、トラブルのたびにタッチアップしてクリアー塗り直してサンディングして磨いて…の繰り返し。こんなんじゃ完成するはずがない…

今年に入ってから、もうこれしかカーモデル作ってない。気持ちは次に行っちゃってるんですけどねえー…。


(写真:エレール1/43 ルノー5ターボ ジロ・デ・イタリア79)




ロールケージ

2009-02-19 | RENAULT5TURBO
ロールケージは、やっぱり必要だろうってことで、でも手抜きして後半部だけ作りました。
最近この手抜き、よくやります。Aピラーに寄り添う前半部分はあんまり見えないし、無理して作ってもうまくフィットしなくて、かえって目立ち過ぎるんだよね…

素材も、ズルしてハンダ線を使ってます。柔らかくて簡単に曲げたり伸ばしたり出来るので、ラクなんです。ただし、ハンダ付けで組もうとすると溶けちゃう可能性あるので、接着剤でつなげてます。



シートは赤とオレンジの2トーン。キットでは形は市販車と同じなんだけど、もっとレーシーなのが使われてそうな気もする。資料画像にはハッキリ形状が分かるのがないんだけど、ヘッドレストは似たような形だから、まあ正解なのかも知れない。
シートベルトは、これも資料がなくてどんなだか分からない。サベルトでいいかなとも思ったけど、赤系のシートに赤のベルトではつまんないので、黒にしてみた。
タメオのエッチング製です。

ほかは、内装はキットのままです。ハンドルもメーターパネルもそのまま。基本、素組みですからねー。

実は、ロールケージとシートベルトの追加って、かなり面倒くさい作業なんだよね…
でも、あるとないとではコクピットの雰囲気が全然違うし、対効果が高い作業なので、やらないわけには行かない。そうゆう義務感でやってるので、イマイチ楽しめない。

模型って、同じジャンルを作り続けてると同じ作業の繰り返し。こうゆうのを楽しんで続けるのは難しいですね、私の場合…
とりあえず、飛行機作ったりして気分転換しながら、っていうのが、今の気分かな。

(写真:エレール1/43 ルノー5ターボ ジロ・デ・イタリア79)

「calberson」

2009-02-15 | RENAULT5TURBO
カルバーソンというのはフランスの運送会社でして、黄色と黒をイメージカラーとしていて、配送のトラックやバンもこのカラーリングでフランス中を走り回っていたようです。
ただ最近はあまり聞かない会社名ですけどね、かつてはレースのスポンサーも多く務めていたようです。

特に、黄色と黒のカラーリングをまとってレースやラリーで活躍したルノーのサンクやアルピーヌA310は模型の世界では今でも人気みたいですね、「calberson」でぐぐっても会社関係よりも模型のほうがヒット多いです。

それだけに、フロント・ウインドウに付くハチマキのロゴがなくなってしまったのは悔しい。
カルバーソン・カラーのルノー・サンクなのに、肝心のカルバーソンの文字が失われるなんてね…

無視して進めるわけにも行かないので、寄せ集めのアルファベットで何とかロゴを再生してみた。



「Felnand Alonso」「Lewis Hamilton」「palmalat」のロゴから文字を集めました。

「カルバーソンじゃなくてイルバーソンになってるじゃないか」とか、「文字はみ出してるじゃん。」等というツッコミは、まあ分かっております、修正します。
「c」の文字が無かったので、「e」で代用してます、「b」もなかったので、「p」を裏返しにして逆さまにしてます。
あと、ロゴの両脇にマークがあるはずなので、ここまでやったらマークも何とかしなきゃいけないや、って事で



もう手書き感炸裂ですが、何とかマークも書きましたよ。
あと、ロゴは黄色なのを思い出して、クリアーイエローで塗ってます。

ただ、ここまで文字を並べることばかり考えていて、資料画像を見ていなかったのですが、ここまで来て資料を見直してみたら…



ロゴの文字の間隔とか、マークの大きさとか、全然違う…orz

ま、まあ、キットデフォでもこれくらいいい加減なデカールの場合もあるし、もうこんなもんでいいです。

もうデカールのダメダメなキットのせいで、ここまで苦労しまくりですよ…
次に作るキットの条件は、とにかくデカールがしっかりしてる事だ。


(写真:エレール1/43 ルノー5ターボ ジロ・デ・イタリア79)





イライラ作業の気休めに、またこんなもん作ってますw


(スイート1/144 メッサーシュミットBf109F4 冬季迷彩)

2日で出来ちゃう飛行機模型。
なんのストレスもない。
派手めのカラーリングもお手軽塗装。
カルトグラフでデカールも完璧。
汚し塗装もアナログチックで楽しい。

…模型って、本来こうでなくっちゃ…って思います。

ルノー5は放置中…

2009-02-09 | 模型
なんとかデカールの失敗もリカバーして、あとはとっとと仕上げちゃいたいルノー5なんですが、フロント・ウインドゥに貼るハチマキ・デカールでまた失敗してしまいました…

デカールの質が良くないのは分かっていたんですが、とにかく密着させなきゃと思って軟化剤を塗りながら綿棒で押さえつけていたんですが、そのうちボロボロ、よれよれになっちゃって、もう「きーっ」となって剥がして捨ててしまいました。

使い物にならないので、捨ててしまったのはいいんですが、ハチマキには「calberson」のロゴがあって、これを自作することを考えると何だか絶望的な気分になってしまいます。

いざとなればロゴぐらい無くてもいいや、ぐらいの気持ちでしたけど、アルファベットの文字されあれば何とか出来そうなもんで、でもいざ探すとちょうどいい字体って無いんだよねー…

体調も最近は良くなって、模型作りたい気持ちは高まってるんだけど、デカール問題で手が止まってしまうというのは辛いですねえ。部品の工作と違って、デカールは努力で解決できない問題ですからね。

で、何も作ってないかと言うとそうゆうわけでもなくて


こんなもん作ったりしてます。

私は43カーモデルのほかに、1/144スケールの飛行機モデルも趣味にしてまして、とは言ってもメインはやはりカーモデルですから、飛行機のほうはキットは買い集めてもほとんど作る機会がないんですが、カーモデルのほうで行き詰ったりした時は、飛行機いじったりします。

飛行機モデルのいいところは、特に私みたいにこだわりの少ない人間は、すぐ胴体と翼を組んで形にしてしまって、塗装やデカール貼りの工程に進めるところですね。
私はボディー塗装とデカール貼りが好きな作業なんですが、カーモデルの場合、ボディーの修正や塗装の順番を考えるとなかなかボディー塗装にかかれないんですよね…
その点、飛行機は、特に144は胴体・主翼・尾翼を合わせたらもう塗装にかかれるので、ストレスなく作業が進みます。
デカールも最近はカルトグラフが主流だし、複数分のマーキングが用意されているので、予備がある感じで気楽です。

このキットは昨年末に発売されたプラッツの「F6F-3ヘルキャット」ですが、パーツも精密だし素晴らしいキットです。
飛行機模型というのは、模型のジャンルの中でも高いレベルに進化してまして、最新のキットはどのスケールでも素晴らしい出来になっているようですね。
なかでもコレクション性の高い144は、食玩に市場が席巻されつつもそれ以上の完成を目指せる好キットが多く出ています。

しかし、ヘルキャットでかいなー

我らがゼロ戦の憎きライバルでもあったヘルキャットって、それ以前はゼロ戦の餌食だったワイルドキャットの強化型かと思ってたけど、実際比べてみるとこんなにでかいのねー。

このでかさに強力エンジンに重武装、重装甲…戦闘機の強さって大きさではないと思うけど、こりゃ勝てんわ…って思っちゃいますね。
こうやって並べて楽しめるのも、模型の楽しさ。
(ワイルドキャットはスィートのキットです。)


でかいって言っても、43カーモデルと比べるとこんな大きさ。

現用機だともっと大きくなりますし、大戦機でも双発とか爆撃機だともうちょっと大きいですね。
同スケールで色々な大きさを楽しめるのも飛行機の楽しさです。

144の飛行機モデルは最近では2機とか3機分の部品が入っていてカルトのデカールが付いて値段も千円台と、43カーモデルに比べるとすごくお得感あります、
こればっかりはカーモデルに真似しろって言っても無理な事かも知れませんが、ホント、同じミニスケールの対岸から見ていても羨ましくなりますね…

43カーモデルも、コレクションとしては人気があるだけに、手軽に買えるプラキットとして何か魅力的な商品が開発できないものだろうか?
144の飛行機を作りながら、そんなこと考えていました。