俳優の伊藤健太郎がひき逃げ事件で逮捕されました。
被害者が出ている事件だし、非難されて当然。当然なんですが、映画ファンとして彼の出演作品はたくさん観てきたし特に今年は観る邦画の半分は彼が出ていたと言っていいほど、今最も期待されている俳優だっただけに、残念でなりません。
事故はともかく救護義務を怠って逃げたことは悪質な犯罪ですから厳しく罰せられるべきですが、どうにか立ち直って俳優業を続けて欲しいものです。加害者擁護、ダメかな?
特にファンという訳でも無いんですが、映画やテレビでよく見ている存在だし自分より二回り以上も若い人ですから、親目線みたいになってしまっていけませんね。
映画「望み」
住宅設計事務所を営み、妻と高校生の息子、中学生の娘の四人で暮らす幸せな一家に訪れた悲劇。
怪我でサッカーをやめて少しやさぐれている息子が行方不明に。翌日、息子の知人らしい高校生の惨殺死体が発見され、その事件に関わっているらしいと分かる。
さらに、もう一人が殺されているらしいとの情報もあり、果たして息子は加害者なのか、それとも殺されているのか?
残酷な二者択一に揺れる家族。
母親は、たとえ加害者であっても息子に生きていて欲しいと願う。
妹は、犯罪者の家族になったら進学も就職も結婚も出来なくなると聞かされ、被害者であるほうがましだと考えてしまう。
息子を信じる父親は加害者であるとは考えられないが、生きていて欲しいと願う葛藤に揺れる。
答えのないテーマを扱った映画で緊張感もあり面白かったです。
ただ、登場人物の気持ちや作品のテーマを全てセリフで説明されているようで、ちょっとくどい。
ストーリーには捻りも無く、事件後に後出しみたいに色々出て来るのもくどいな。
良い映画だけど、あまり上手い映画ではない、って感じですね。
前述の、事件を起こした人気俳優に対する気持ちとは違うかも知れませんが、犯罪者であっても生きていて欲しいと願う母親の気持ちは純粋です。石田ゆり子、良い演技でした。
清原果耶が複雑な感情を持ってしまう妹を演じているのですが、何故かそこだけが逆に描写不足で何とも残念な映画でした。
さて模型のほうですが・・・
実は、走っていて不注意で転倒する事故で怪我をしてしまいまして、右手首を痛めてしまいました。
日常生活にさほど支障は無いのですが、模型を作ろうとすると意外と細かい作業をするのに手首がうまく捻れないとか力が入らないとかが都合悪くて、なかなか思うように作業出来ません。
おでこにも傷が出来たのでヘッドルーペも付けられないし・・・・メガネルーペは使えるのでそこは何とかなるのですが・・・・
何はともあれ怪我でモチベーションが低下しちゃうのが一番の問題なんですけどね。
取りあえず出来る作業をと思い、捨てサフ吹いて、サンディングしてまたサフ吹いて・・という単純作業を繰り返してます。
エアブラシのボタンを引くのも手首に負担が掛かるのは参ったよ・・・・
磨き傷はほぼ消えてますけど、もう少し追い込みが必要かな。
次には赤くなっていたいです。
( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP1985 )