43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

訳あって・・停滞中

2020-10-31 | Ferrari 156/85B

俳優の伊藤健太郎がひき逃げ事件で逮捕されました。

被害者が出ている事件だし、非難されて当然。当然なんですが、映画ファンとして彼の出演作品はたくさん観てきたし特に今年は観る邦画の半分は彼が出ていたと言っていいほど、今最も期待されている俳優だっただけに、残念でなりません。

事故はともかく救護義務を怠って逃げたことは悪質な犯罪ですから厳しく罰せられるべきですが、どうにか立ち直って俳優業を続けて欲しいものです。加害者擁護、ダメかな?

特にファンという訳でも無いんですが、映画やテレビでよく見ている存在だし自分より二回り以上も若い人ですから、親目線みたいになってしまっていけませんね。

 

映画「望み」

 

住宅設計事務所を営み、妻と高校生の息子、中学生の娘の四人で暮らす幸せな一家に訪れた悲劇。
怪我でサッカーをやめて少しやさぐれている息子が行方不明に。翌日、息子の知人らしい高校生の惨殺死体が発見され、その事件に関わっているらしいと分かる。

さらに、もう一人が殺されているらしいとの情報もあり、果たして息子は加害者なのか、それとも殺されているのか?
残酷な二者択一に揺れる家族。
母親は、たとえ加害者であっても息子に生きていて欲しいと願う。
妹は、犯罪者の家族になったら進学も就職も結婚も出来なくなると聞かされ、被害者であるほうがましだと考えてしまう。
息子を信じる父親は加害者であるとは考えられないが、生きていて欲しいと願う葛藤に揺れる。

答えのないテーマを扱った映画で緊張感もあり面白かったです。
ただ、登場人物の気持ちや作品のテーマを全てセリフで説明されているようで、ちょっとくどい。
ストーリーには捻りも無く、事件後に後出しみたいに色々出て来るのもくどいな。
良い映画だけど、あまり上手い映画ではない、って感じですね。

前述の、事件を起こした人気俳優に対する気持ちとは違うかも知れませんが、犯罪者であっても生きていて欲しいと願う母親の気持ちは純粋です。石田ゆり子、良い演技でした。

清原果耶が複雑な感情を持ってしまう妹を演じているのですが、何故かそこだけが逆に描写不足で何とも残念な映画でした。

 

さて模型のほうですが・・・

実は、走っていて不注意で転倒する事故で怪我をしてしまいまして、右手首を痛めてしまいました。

日常生活にさほど支障は無いのですが、模型を作ろうとすると意外と細かい作業をするのに手首がうまく捻れないとか力が入らないとかが都合悪くて、なかなか思うように作業出来ません。

おでこにも傷が出来たのでヘッドルーペも付けられないし・・・・メガネルーペは使えるのでそこは何とかなるのですが・・・・
何はともあれ怪我でモチベーションが低下しちゃうのが一番の問題なんですけどね。

取りあえず出来る作業をと思い、捨てサフ吹いて、サンディングしてまたサフ吹いて・・という単純作業を繰り返してます。

エアブラシのボタンを引くのも手首に負担が掛かるのは参ったよ・・・・

磨き傷はほぼ消えてますけど、もう少し追い込みが必要かな。
次には赤くなっていたいです。

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP1985 )

 

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ルーバー再び / 156/85B

2020-10-16 | Ferrari 156/85B

著名人の訃報ばかりになりますが、作曲家の筒美京平さんが亡くなりました。

70年代~80年代に10代、20代を過ごした自分にとってはこの人の音楽で若い頃を過ごしたようなもんです。アイドル曲からニューミュージックまで思い出深い曲は枚挙に暇がありません。
それどころか、幼い頃に聴いてずっと一番好きな曲だった「ブルーライト・ヨコハマ」も筒美さんの曲だったと知り永遠に良い曲を作り続けてるんだなと驚いたこともありました。

永遠に良い曲を書き続けてくれていると思っていましたが、リストを見ますと90年代で知っている曲は「人魚」と「強い気持ち・強い愛」のみ、NOKKOと小沢健二といういずれもクリエイターへの提供曲なので純粋な訴求力は衰えていたんですかね、それでもアイドルから演歌歌手まで幅広く曲を提供し続けていたようですから業界の信頼は厚かったんでしょうね。

表舞台に出ることはなく、純粋に音楽だけで私の人生の中にも深く入り込んでいた人でした。冥福をお祈りします。

 

さて前回の記事でMFHのルーバー表現について少し書きましたが、こちらタメオのルーバーは元々はメタルにギザギザモールドでしたが、どうにか開口したいので自作も試みましたが敢え無く敗退、素直にゼットモデルのエッチングに頼ることにしました。

もっとも、メタルのままで開口と言う手もありましたけどね、


これは昔作りかけて頓挫して箱に戻したアルファロメオ184Tですが、ちゃんとメタルを抜いてました。
自分、どんだけ器用だったのよ・・・・

が、しかし時を経て私すっかり不器用になりましたし、今回はゼットモデルのエッチングありきの製作スタートだったのでメタル掘り抜きは当初から諦めてました。

で、そのエッチングを使った場合の問題点がこういうこと ↓

エッチングの切れ目が思いのほか広くて、ルーバー間にも両端にも大きな隙間が空くんですよね。折り曲げ部分も細くて強度も心配です。
( 一番前のルーバーは不注意で折り目を切ってしまい、ハンダで補修してます・・・ )

で、下側から両端の隙間を隠すように薄い金属板を入れて接着剤で固定しました。

これ本来はボディーに埋め込む前に済ませておけば、ハンダでガッツリ固定出来たのにね。考え無しで作業進めちゃうので後から苦労しなきゃなりません。

ともあれ、両端の隙間と強度問題はどうにかなりました。
前後方向の隙間の広いのは、どうしようもないですね。

ターボダクトはサイドポンツーン上面に接着するだけの構造だったのを、ポンツーンの穴から出ているようにしたのでポリパテでダクトの下側を延長します。
ハンダで延長するのはダクトごと熔かしてしまうのが怖かったので。


同じものを二つ作れば良いはずなんですけど、何故だろう?カタチが違う・・・

もうちょっと、シェイプアップさせてみましょう。

というわけで、ボディーの設えはほぼ終わりましたので、早くサフ塗って粗キズを埋めて塗装に備えたいんですけどね、

その前に、前後ウイングとサスアーム、タイヤのフィッティングを済ませておかなくちゃいけませんねー

フロント・サスの強度をどうするか、リア・ウイングの厚みをどう表現するか、
まだハッキリ決めてません。作りながら考える感じです。

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP1985 )

 

では映画の話。

先日、kawakami偽者さんのブログでも紹介されてましたが、

「星の子」

芦田愛菜ちゃん6年ぶりの映画ということだけど、私は芦田愛菜ちゃん作品を観るのは初めてだよ。調べてみると割と色々出てるみたいだけど、今までは子供役だよね。
思春期の少女を演じるのは初めてかな。

新興宗教に嵌って破滅していく家庭で健気に成長していく主人公ちーちゃんを演じています。

子供時代はさすがにもう別の子が演じてます。粟野咲莉ちゃんですね。

姉のまーちゃんはグレて家出してしまいますが、ちーちゃんは宗教に嵌る両親に疑問を持ちながらも、愛されて育ったことを知っているので決して逆らったりしません。

周りの友達も妙な宗教の家の子であることを知りながらも普通に接してくれますが、時々深く傷つくこともあります。

芦田愛菜ちゃんと言えば泣きの演技ですが、この映画でも本領発揮、ひどいことを言われてパニックになって涙をこぼしますが、その泣き方が絶妙。
慰める友達とのやり取りも含めて、この映画の名場面のひとつですね。

あくまでちーちゃん視点で描かれているのでそれほど深刻さは見えてきませんが、ラストは不穏な空気で終わります。

あえて描かないことで結果は観客に委ねたような終わり方ですが、映画全体を観ればどのような選択であるべきなのか自ずと分かります。

ちーちゃん、芦田愛菜ちゃん、全部持って行ったな・・・・って感じの映画でした。

こういう良作が、色んな事情で多くの人に観られることは無いんだろうなと思うと残念です。
私にとっては今年一番の映画でした。

 

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サスアーム / 156/85B

2020-10-09 | Ferrari 156/85B

エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなりましたね。
80年代にロック・ミュージックにハマっていたので普通の人よりはこの人の偉大さを知っていたつもりですからショックなんですが
どちらかと言うとちょっと距離を置いて聞いていたバンドでしたので、悲しいとか悔しいとかではなくて、時代が過ぎ去って行くんだなという感傷ですね。

ハードロックで、ギターが滅茶苦茶上手くて、ポップで明るい印象のミュージシャンでした。自分が聞き込んだバンドでは無かったけれど時代を代表するギタリストとしてリスペクトしていました。

何だか最近、有名人の訃報が多い気がします。多分、自分に近い年齢の人やもっと若い人の訃報が多いのでそう感じるんでしょうね。自分も年を取ったと言うことです。
だんだん寂しくなりますね。

 

さて、残された人生は短いというのになかなか進まない模型のほうですが

前回と同じ画像ですが

フロントのサスアームの断面形状、アッパーアームは前後外側が丸くなっていると前回書きましたがその後いろいろ画像を見ていたら、どうも後ろのアーム外側は丸くなくて角型のままのようです。
ハッキリ写っている画像は無いんですが、リアのアッパーアームもB型は同じように前方は丸くなってるんですがそれは後ろから見た画像があって後ろ側は角張っているんですよ。

フロントもわずかに見える画像で角張ってそうに見えるのがあるので、多分同じかなあと。

とりあえずゼットモデルのエッチングにハンダを盛って削り出していきますが、それっぽく形にするのはなかなか難しいですね。もう少し追い込みたいです。

ロア・アームのほうですが、実車はほぼ丸棒のようでボディー側が少し扁平になってるかなと言う感じです。

ゼットモデルのエッチングはもちろん板状で、ボディー側に向けて少し幅が狭まっています。丸棒とか丸パイプだったら太さは一定だと思うけどな。

もう、金属棒とかパイプで自作したほうが楽なんじゃないかと思いますが、ゼットモデルさんに敬意を表して、このパーツを使いたい。

ハンダを盛って棒状にしますが、ちょっと厚みを付けるよりも丸断面の棒状にするほうが難しい・・・・
うまい人だと、熔かしたハンダの表面張力を利用してサッと丸く盛れるんだろうけどね、私はデコボコに盛ってしまうので削りこんで丸くしてやらないといけない。
小さいし削りにくいので大変です。
こっちももう少し追い込みが必要かな。

 

ところで、MFHの何だか分からない赤い車は Ver.Cを買いました。

赤い箱にはライセンスプロダクトの印刷はありますけど、ホログラムのライセンス・シールは貼ってありません。名前も数字だけです。どこのチームのマシンなんだろー?

ちなみに、Ver.C というのはあくまで商品名でして、第12戦イタリアGP以降のバージョンを「156/85B」とか「Bスペック」と呼ぶことはありますけど前期型を「Aスペック」と呼ぶことはありませんし、ましてや第2戦に当たる極初期型のポルトガル仕様が Ver.C であるわけがありません。
Ver.A は、第5戦カナダGP仕様です、あくまで模型の商品名ってことですね。

ちょっとだけ、謎のキットの紹介

メタルパーツがどっちゃり

個人的にチャームポイントだと思っているセンターロックナットもメタルです。

大丈夫かな、これ・・・・

エッチングも少なくないですが、立体的なパーツをエッチング折り曲げ細工で表現というのは無いですね。

ポルトガルGPはレインタイヤ仕様です。
パターンはタメオの往年のものよりずっとシャープだし、ロゴも印刷済みで親切。

生きてるうちに製作できるか分からないので、とりあえず密閉してある袋は破らずにおきます。

ルーバーは、3Dプリンタですね。

MFHさん、ルーバーの表現には以前から試行錯誤してますね。
917の最初のキットはメタルにモールド、開口無しだったのが後発のキットではエッチングになってました。
C4M2もルーバー一枚一枚バラバラのエッチングをメタル製のボディーのギザギザに貼り付ける方式でした。

他のキットは知りませんが、今回3Dプリンタに。
上の画像は二枚一緒に造形されていて裏側からしか見えないのですが、切り離して表から見るとシャープに抜けているんでしょうね。

ゼットモデルのアフターパーツのようなエッチング折り曲げ方式はお手軽ながら左右両端に隙間が出来てしまうこととか、ルーバー一枚一枚の前後長が短くなってしまうなどの欠点もあるので、MFHさんはいろいろ模索してるんでしょうね。

今、タメオの「Bスペック」を作っているのでMFHのほうは初期型を買ったわけですが、インストは共通なのでそれから察するに今回の1/43キットではBスペックの特徴であるカウル後端のサスアームを避ける切り欠きの形状や側面後端の裾広がりなどはしっかり表現されているようです。

一方で、上に書いたサスアーム断面形状や、今後書きますがプルロッドの接続箇所とかジャッキアップポイントの形状違いなどはスルーされているようです。
まあ大した違いでもないので、「 Ver.B 」を買われた皆様、お気になさらずとも。

内臓に関しては自分は全くリサーチしていないので分かりません。このキットは内臓を作って楽しむキットなんですけどね。

あっ、なんか偉そうにMFHのキットはここが違うとかゼットモデルのパーツは間違ってるとか書いてますが、何も人の間違いを指摘してマウントを取ろうとかそういう気持ちでは無くて、自分が判断した情報を出来るだけ公開しておきたいだけです、
私の考証なんて裏も取ってませんし想像が半分なので決して絶対という訳ではありません、
あくまで自分はこう理解したというだけの事でございますからね、
でももしそういう事を書くことで気分を害されるかたがいらしたら、どうかご容赦下さい。

ブログはあくまで自分の日記なので、自分が気付いたことを気ままに書いているだけなので、悪しからず。ご意見・ご指摘などございましたらコメント欄にお願いします!

( タメオ 1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )

 

 

 

 

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フロント・サス / 156/85B

2020-10-06 | Ferrari 156/85B

菅新総理ってどうなんですかね?
安倍政権時代は官房長官として政権を守るため無難なマスコミ対応に終始して一見不器用で実直な印象を受けましたが、実は相当な政治手腕との噂、
総理就任後は強気な発言も目立ち、なるほど手強い人だなという印象です。

前例打破、派閥政治からの脱却などの改革は支持できますが、学術会議問題で強権を奮うのは良いとしても説明責任を避ける姿勢には疑問が残ります。

正直、ここまでのところ安倍さん同様あまり信用出来ないなという印象に変わってきました。

実は自分は政治には関心が薄い人間なのですが、出来るだけ関心を持ちたいとは思っています。
日本人はなぜか政治的発言は避けたがったり若い人が政治の話をするとダサいみたいな風潮がありますが、そういうのはおかしいし変えていくべきだと思っています。

 

156/85Bのフロント・サスペンションですが、タメオの古いキットなのでロア・アームはアンダーシャシーに一体化していてアッパーアームやタイロッド、プルロッドはボディーの穴に差し込むだけ

ですが、実車はと言いますと

ロア・アームは四角い穴の奥に接続されてます。前方は細長い穴、後方は真四角に近い穴。
プルロッドは、前期型だと細長いスリット穴の奥に繋がってたんですがB型になってからスリット穴のカバーが無くなり接続部分の金具が飛び出してます。
サスペンションの構造を変えたことに伴う変化だと思います。

アッパーアームはモノコックにベース金具がボルト留めされ、そこに接続されています。タイロッドは可動ジョイントです。
付け根部分のボディーは少し盛り上がっています。

上の画像だとサスアームの形状も良く分かります。
初期型のアッパーアームはほぼ角材のような断面でしたが、B型だと前後外側が丸くなっているようですね。

こういうディティール、43でどこまで再現すべきか迷うところです・・・・

とにかく、やれるところまでやってみる。

なんかもう、どんどん汚くなっていく。早くサフを吹いてキレイに馴らしてやりたい。

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )

 

映画
「青くて痛くて脆い」

杉咲花の新作映画。楽しみにしてました。

人と関わることを避ける主人公・楓( 吉沢亮 )は、大学に入ってすぐ世界平和のために活動するサークルを作りたいと言う奇妙な女子・秋好( 杉咲花 )と知り合い、誘われるままにサークル「モアイ」を結成し、二人で活動を始める。何をすべきか分からないまま福祉活動などに勤しむが・・・
三年後、楓は大きなサークルとなった「モアイ」に復讐することを決意する。

楓と秋好と「モアイ」に何があったのか?

とまあ、ミステリー仕立てで前半は話が進みますが、実は単なる青春ドラマです。

すでに公開も終了しそうで話題にもヒットにもならなかったようですが、私個人的にはとても面白かったです。
タイトルの通り、青くて痛い若者の愚かさを描いていますが、痛過ぎる主人公・楓をはじめ出て来る人物みんなそれぞれ痛いところがあって、誰も憎めない。
青春時代って爽やかだとか熱血だとか感動だとか、そんなものばかりで彩られているわけじゃなくて、実際は未熟で愚かで情けない部分も多いんだよね。

ま、あまり充実した青春時代を過ごせなかった人ほど沁みる映画かも知れません。

吉沢亮は美形だけど情けない男子をうまく演じてたと思います。杉咲花もウザいくらいに真っすぐな女の子、三年経って成長した姿を演じ分けて良かったです。
脇を固めるのは柄本佑、岡山天音、清水尋也、松本穂香、茅島みずき、森七菜などなど、若手俳優たくさん見れて満足。

過大評価かも知れませんが、個人的には今年観た邦画では一番良かったかも。
「コンフィデンスマンJP」のような娯楽大作とは比べられないですけどね。

 

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ルーバー周辺 / 156/85B

2020-10-01 | Ferrari 156/85B

女優の竹内結子さんが亡くなりました。

衝撃のニュースも数日が過ぎればなんとなく過去の話になって行くんですね。あまり過剰に報道すると良くない影響があるかも知れないという配慮なんでしょうかね。
私はまだ、ショックが抜けきれません。

たくさんの名作映画を残してくれた女優さんです。

映画ファンの端くれとして心から冥福をお祈りいたします。

 

印象に残っている彼女の作品について書いておきます。

公開当時、評価の高かった「黄泉がえり」
大好きな作品です。

「もう一度、逢いたかった。」というキャッチコピーが今は切ない。

 

あまり語られないけど、私は好きだった「クローズド・ノート」

竹内さん主演では無いし、公開前に主演の沢尻エリカさんが問題を起こしてしまって作品自体が総スカンを食らってしまったみたいでまともに評価されていない気がしますが、映画としては良い出来だと思います。
この映画の竹内さんも素敵でした。

 

日本のホラー映画としては珍しく真面目に作られてて良い出来だった「残穢 -住んではいけない部屋- 」

最近観た「事故物件 恐い間取り」があまりにひどい出来だったので、これを思い出して観直したいなあと思っていたところでした。
そう言えば、日本のホラー映画の金字塔「リング」一作目にも竹内さん出てたし、ホラー映画にもしっかりと足跡を残した女優さんでしたね。

しかし何と言っても一番好きな映画は「今、会いにゆきます」
私のベストテンに必ず入れたい映画です。

共演の中村獅堂と結婚しちゃって離婚しちゃったので代表作と言いにくい作品になってしまいましたが、間違いなく一番の映画だと思います。

ラストシーンの風景、鮮やかさ、音楽、竹内さんの笑顔・・・・すべてが美しく忘れられません。

ほかにも多くの作品に出演されていて、主演でも共演でも常に安定感のある演技で日本の映画界に欠かせない存在だったと思います。

遺作となった「コンフィデンスマン.JP」
まだ今週まで上映しているので、もう一度観に行っておこうかな・・・・。

 

156/85Bは、ゼットモデル製のルーバーをカウルに接着しました。

もうハンダ付けは怖くなってきたので、瞬着で付けて隙間はポリパテで埋めます。
前方にはNACAダクトがあって開口処理しなきゃいけないし、ターボダクトの突き出る穴も開けましたので、この周辺は騒がしいことになってます。

ターボダクトはカウルに接着するだけで穴は無くても分からないかもですが、実車には当然わずかに隙間がありますので、穴の中から生やしたほうがそれっぽくなるかなと思いまして・・・。

おそらく完成したら無駄な作業だったなと思うんだろうな。

あと、ルーバーはまだ角度を付けていませんが、これって先に折り曲げて角度を揃えて、ルーバーの両端の隙間を隠すように帯金をハンダ付けしておいたほうが良かったな・・と思いました。
引っぺがしてやり直そうとすると確実にエッチングがグニャグニャになってしまいそうなので、やり直しませんけどね。

後悔を残しながら、恥ずかしめも無く製作は続きます。
恥を晒したって、私は生きてゆきます。

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )

 

 

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