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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

M1A2エイブラムス完成 (ウォルターソンズ1/72)

2019-11-25 | 1/72AFV

ご無沙汰です。

次に作るカーモデルは決めているのですが、その前に気分転換に作っていた1/72AFVを片付けてしまわないと散らかりまくってて落ち着かないので、さっさと完成させてしまいたい。

カーモデルと違ってAFVは塗装が終わって部品を全部付けたら完成、という訳にはいかない。
自分なりのルールですが、AFVは汚し塗装してフィギュアを配置して地面を作って情景にして完成だと決めてます。
この自己ルールだと、今までAFVはひとつも完成させてないんですが・・・・

というわけで、一番大きくて邪魔なウォルターソンズのモデルキット999シリーズの、M1A2エイブラムスです。
999シリーズというのは、999円という価格で1/72スケールのAFVや飛行機モデルを展開しようという企画みたいです。
低価格と少ない部品数、塗装無しでもそこそこ見れるなど入門用キットとしての位置付けですね。


1/72AFV用のベースは10cm×10cmに統一しようかなと思って用意しましたが、戦車には小さ過ぎるかな。
再考するので今回は地面はスルーさせてもらって


まあ人形乗せただけで、とりあえず最低限情景になりますよね。


塗装はちゃんとしましたが、ほぼ素組。
アンテナ付けたりワイヤーを自作したものに替えたりはしてみましたが、リアルを追求したわけでなく、経験値としてやっておこうかなぐらいの気持ちです。


最新の千円以下のキットはどんなもんかなを知るための製作です。

M1A2はフライホークの気合入ったキットを積んでいるので、本格的に作るならそっち作れば良いわけで
今回はあえてそっちのキットはあまり見ずに製作しましたが、完成後に見比べてみたらフライホークの超絶精密具合に泣けます。
フライホークのキット紹介だけで書くこといっぱいありますが、まあAFV初心者の自分があれこれ書いても的外れなことになりそうなので、それはまた作る時に・・・・

入門用と見れば、ウォルターソンズのM1A2もなかなか頑張ってるなと思えます。

塗装もいろいろ経験積めたし、あとフィギュアの塗装が自分には一番ハードル高かったですね。
今回のフィギュアは、アップでは見せられません・・・・

何はともあれ、完成品リストに加えることが出来るのは良い気分ですw

 

 

AFVや飛行機は気分転換とはいえ、ちゃんと完成させようと思うとそれなりに時間かかります。

模型が進捗しないとブログ更新出来ないので、観た映画紹介がたまってます。

いちおう、映画館で観た映画は全部ブログに書き留めておこうと決めたのでね、
さらっと書いておきますね。

 

「クロール -凶暴領域- 」

ミシシッピかどこかで河川氾濫で洪水の危険が迫る家に取り残された父親を助けに行った娘、地下室で負傷した父親を発見するが大きなワニがいて二人とも逃げられなくなってしまい・・・
という、アニマル・パニック映画。

こういうB級アクションパニック映画、アメリカが作ると文句なく面白い。ツッコミどころ満載も含めてエンタメとして完成してるよねー
3年後ぐらいにはどんなストーリーだったのか全部忘れてそうだけど・・・・
これはこれで良いのです。

 

「ブライトバーン 恐怖の拡散者 」

12歳で「能力」に目覚めた少年が、もし悪い子だったら?という映画です。

空を飛び自動車を持ち上げ銃弾も跳ね返し目から熱線ビームを出す・・・・まさにスーパーマンなのですが気に入らない人たちを殺しまくる、胸糞悪い映画です。

いったい何を考えてこういう映画作ったのかな?逆に興味深いかも。
「ブライトバーン」というのは舞台になる田舎町の架空の地名なんですが、最後のほうでは「ブライトバーンの怪物」みたいな言われ方されてて、彼の代名詞になるのかな。

今後、「ブライトバーン2」とか作られて、悪に染まったスーパーマンとしてシリーズ化されたりして。
しかしこれだけ悪いことしまくって主人公続けられないよなあ。改心して許されない過去を抱えたヒーローになるのだろうか?

 

「イエスタデイ」

電気もバッテリーも全て消える世界的大停電が起きた瞬間、交通事故にあった売れないミュージシャンの主人公。
意識を取り戻したら、そこはビートルズが存在しない世界だった。

ビートルズの歌を自分の歌として発表することでスターに登りつめて行くのだが・・・・
っていう映画。

思い切ったストーリーの割には地味な映画で、ビートルズのナンバーが次々登場して人々を魅了していくのが愉快で退屈はしないんだけど、そもそもスターの資質のない主人公なのでほっこりした結末を迎えます。

なかなか面白い佳作でしたが、ビートルズを扱うことで作品のバランスが崩れちゃったかな・・と思わないでもない。
例えば、架空のバンドでも良かった気がするけどそれじゃ説得力ないか。

あと、設定ではビートルズは存在しないけどほかのロック・ミュージックは概ね存在するみたいなので、その現代に今更ビートルズの音楽が現れたとしてどれほど評価されるかは・・・・マニアの人に怒られそうなのでそれは言わないでおこう。

 

「ジョーカー」

さんざん「評価」されてるし、皆さんも観たと思うので、今更自分がどうこう言うこともないでしょう。普通に、面白かったです。

ただこれバットマン・シリーズと関係無かったら、普通のサイコ・サスペンスですよね。評価もヒットもそれほどにならなかった気がします。

ファンタジー要素も足りなかった、というかゴッサムシティーという架空の街を舞台にしていること以外はほぼリアル設定です。
アーサーにジョーカーが憑依するところとか、精神病的な表現でなくファンタジー的な表現でも良かったのに・・・・と思いました。
まあバットマン自体がSFではあるけれどファンタジー的では無いからだけど、本作はSF的でも無いし・・

SFでもファンタジーでもなく、派手なアクションシーンも無いこの映画、興行成績だけでなく観た人の満足度も高いのであれば、この程度の面白さのサイコ・サスペンスは他にもいっぱいあるから皆さん映画館で観ましょうよ、って言いたい。

映画なんて何のきっかけでヒットするか分からないですよねえ。

 

(ウォルターソンズ1/72 アメリカ軍M1A2エイブラムス 2003年イラク)

 


トムス86C完成画像集

2019-11-06 | TOYOTA TOMS86C

遅くなりましたがトムス86C完成画像集です。

先の連休、43マニア、カーモデラーの皆様は横浜で楽しい時間を過ごされたようで。

私は地元の写真クラブの展示会で忙殺されておりました。
インスタ全盛の昨今、あえてプリントで写真を鑑賞してもらおうという何とも時代錯誤なイベントですな。
かく言う自分も写真撮影活動などすっかりやらなくなってしまって、展示会の一週間前に慌ててそこらへんで写真撮りまくって間に合わせるという・・・
いいのかこれで。

一応、会長という肩書なので作品無しという訳にもいきませんからねえ
それでも県内の他クラブの同好の皆様に大勢来ていただいて、写真談義などに花を咲かせるというのは楽しいものであります。

いつかは模型の同好の皆様とも顔を合わせて模型談義などしてみたい気もしますが、下手くそが売りのブログ主では合わせる顔もありません。

 

写真もそうですが模型もさっぱり作れてなくて、カーモデルの完成は一年以上ぶりになります。

1986年のルマンに出場したトヨタのグループCマシンです。トムス86Cと童夢86Cは同型車で、どちらもリタイヤながら童夢は残り一時間まで頑張ったもののトムスのほうは夜明けまで持ちませんでした。
成績では童夢のほうが上でしたが何と言ってもトムスのレイトンブルーのカラーリングは印象が強く、ずっと作ってみたいと思っていたモデルです。

(以下、クリックで1200x900に拡大します)

オーソドックスなCカー・スタイルですが、キュッとコンパクトに纏まっていてカッコイイです

サイドビューもなかなかです。
この頃のポテンザのタイヤロゴはでっかくてF1のタイヤで見慣れたのに比べて洗練されてなくて逆にカッコイイです

エンジンは4T-T
あのグループBセリカ・ツインカムターボに積まれていたやつですね。
四気筒エンジンでグループCにも挑戦とは果敢ですねー

フロント窓が分厚いうえにボディーパーツとの合いも悪くてどうにか誤魔化したもののキレイに仕上げられなかったのは残念
バキュームで作り直すスキルも無いので仕方ありません

ありゃ?ウイングのセンター・ステーが浮いちゃってました
ウイング自体が高過ぎたのか?それともジョイント金具みたいなものが存在したのか
キットのウイングパーツは紛失してるし資料画像も無いので分からないや
気が向いたら直しておこう

塗装も雑だわ、接着剤はみ出してるわ、モールドは深くないし・・下手くそ全開
いつものことです

何はともあれ、オール・アップです。
ベストを尽くしたとは言えませんが、後半は43らしい細かい工作もやってみてどうにか見れる完成品になりました。
これぐらいのテンションで作り続けられたら、次はもう少し良い物が、もう少し速く作れるんじゃないかと期待しますが・・・・。

まあこれからもマイペースですが、年内にサクッともう一品ぐらいカーモデル作ってみたいな。

何が出るかな、何が出るかな・・・・?

 

 

(プロバンス・ムラージュ 1/43 トヨタ86C LM1986)

 

 


気が付けば11月・・・

2019-11-01 | TOYOTA TOMS86C

 涼しくなってきたなと思ったらもう11月ですもんね。季節が進むのは速いなあー

 

昨今、映画館の上映作品の半分はアニメ作品で占められてますね。テレビシリーズの劇場版てのが多いけど最近はオリジナル作品も少なくない。
自分は映画館でアニメ作品を観ることは多くないけど、アニメ自体は好きなので特に面白そうなのは観てみます。

「ハロー・ワールド」

2027年の京都に住む男子高校生ナオミの前に、10年後の自分だと言う男が現れる。
彼曰く、この世界は記録されたデータの再現でしかない、つまりバーチャル世界だと言う。

10年後のナオミは、過去に起こったことを変えるために来た、データ上で歴史を変えても現実は変わらないが、せめて変わった世界を見てみたいと・・・

いわゆるパラレルワールド物ですね。自分の好きなやつです。


2027年の京都で繰り広げられる青春模様とか丁寧な描写で良いです。
中盤以降、物語は意外な展開になります。チラシにあるように、ラストシーンまで全容は理解できません。
いやむしろ、ラストシーンを見てもどういうことだか分かりにくい。
どこまでが現実に起こったことなのか、どこからがバーチャル世界なのか、解釈のしようはいくらでもあるんですが、どう解釈しても何だかしっくり来ない。
製作側もはっきりした答えを用意しているわけでない様子で、いろいろ考察出来る余地を残す作戦ですな。

そういう映画も嫌いじゃないんですが・・・
どうしてもこの映画を絶賛する気持ちになれないのは、登場人物に共感出来ないことかな。
少年時代の主人公やヒロインは良いんだけど、10年後のほうの主人公の行動に共感出来ない。
劇場用オリジナルアニメ作品に多い、やたらと大げさになり過ぎるクライマックスも好きじゃないし。

前半は良かったけど後半は何じゃこりゃになって終わってみたら訳分からん
そんな印象の映画でした。何だかもったいないなあーと思いました。もっと面白く出来たんじゃない?

 

もう一本、実際の事件をモチーフに作られたフィクション映画

「楽園」

原作はいくつかの別々の話からなる短編集らしいですが、映画ではひとつの町で起きた二つの事件を描いています。

未解決の少女失踪事件から10年後、最後に一緒にいたことでトラウマを抱えるツムギと、ふとしたことで知り合った青年タケシ

外国人の母子家庭のタケシは子供の頃からいじめられて育ち大人になっても住民と馴染めずにいるが、事件から10年後に少女失踪事件の疑いをかけられる。

一方、佐藤浩市演じるゼンジロウは妻に先立たれて町の外れにある限界集落に戻ってきて養蜂を営むが、村人と確執が生じて村八分に遭う。

未解決事件の真相に迫るミステリーではなく、狭いコミュニティーで疑心暗鬼が生じる中で集団心理が個人を追い詰めてゆく暴力と悲劇を描いた映画です。

重い作品でした。観てる間は引き込まれますが、正直後味の悪さしか残らない・・・最近こういう映画多いですね。面白かったけどもう一度観たいとは思えないな。


ただ、ツムギを演じた杉咲花は可愛かったし演技も良かったです。
クックドゥーのCMで子供の時からお馴染みですがもう22歳、どんどん大人顔になっていきますから今が一番可愛いんじゃないかな。
キャリアもあって演技もしっかりしているけど、まだ代表作と言える映画が無い気がします。
今のうちに、魅力を存分に引き出してくれる良い作品を残して欲しいな。

 

さて、トムス86Cです。


デカールをリカバーしてクリアーコートしたウイング、多少修正跡は残りますがもう研ぎ出しもせずそのまま取り付けました。


アンテナも取り付け。
実車は、途中で継ぎ足したようなジョイントがあるようですが再現が難しいので普通に一本です。


キルスイッチのレバーもエッチングのランナーからでっち上げ。ちょっと大きいけどもうこのまま。


ワイパーも取り付けて。


ナンバー灯も、透明プラのカケラから適当に。

てなわけで、最後はグダグダのまま完成です。

ちゃんとした画像集は後日あげますんで、しばしお待ちを・・・。