43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

インタークーラー (とホンダのニューマシン)

2007-02-28 | ferrari 126C4

問題のインタークーラーの場所。カウルエンドの分厚さに驚くのは後にして下さい。
ボディー側の厚みとアンダーボディーに立ってる壁で巨大なインタークーラーを表現しようという大胆な構成です、始めは外側から見える場所は穴を開けて、中にインタークーラーを作って見せる方法を考えましたが、外側からエッチングを貼り付けるだけのほうがスッキリ出来て簡単そう。
でも、内側の床面の高さが異常です、どう見ても不自然…。内側を多少とも作り込むなら床面から直さないとダメですね。大工事の悪寒です。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)


さてさて話題は変わって、何かと話題のホンダの2007年型ニューマシン、かなりアバンギャルドなカラーリングらしいと川合チャンあたりからの情報は聞いてたんですが、



…なんだこりゃ って感じです。
環境問題・アースコンシャスとかを意識してるとかで地球の衛星写真(?)をペイントしてあるんですけど好き嫌いで言えば、嫌いです。アートカーは好きですし、デザインに関しては私は許容度広いほうなんですけど、基本的にクルマのボディーに写実的な絵を描くというのが好きじゃないんですね、私の場合。
アメ車とかによくあるエアブラシ・ペイントなんかも個人的には好きじゃない。
なんかこう、クルマの機能的なデザインと柔らかいタッチの絵というのはうまくコラボレーションしていないと言うか、クルマの美しさをスポイルしていると思うんですよ。
まあ話題性はありそうだし、タメオはキット化しそうなんですけどねー、せっかく先進的なカッコイイマシンなのにこのペイントのせいで作りたくなくなりそう。
バーレーン・テストの黒いマシンでいいや、って感じ?
私の予想としては、シーズン中にお色直しの確率70%ですね、そっちに期待しようかな?




ボディーをスリム化

2007-02-25 | ferrari 126C4

C4、ちょっと難しい排気系はほっといて、ボディーのほうを進めてます。

キットのままではノーズが太く形も違うので、コクピット前をえぐって全体に細く削り込みました。
フロントサスのロアアームは強度を稼ぐため、ゼツモのパーツに真鍮板をハンダ付けして厚くしてます。実際はそんな厚くなくて華奢な感じなんですけどね。
後ろの付け根は左右繋がったまま、ボディーかぶせ式。前の付け根は切り離してボディーの穴に差し込む方式です。塗装後にうまく組めるかな…。

サイドポンツーンは、資料写真と見比べると何だか幅が足りないみたいですけど、拡幅工事は大変なのでこのまま行きます…。

こうやって資料写真を見ながら作業してると、次々直したいところが出てきます。
どこまで拘るかだなー。

目下のところ悩んでるのは、丸見えのインタークーラーをちゃんと作るかどうかです。…まあ、悩んだ時点で大体どうなるか分かってるんですけどね。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

ルーバー

2007-02-24 | Ferrari 248F1

右側のルーバーは真鍮板を一枚差し込むだけなので簡単でした。
試しにサフを吹いてみて、どんな感じか見てみました。まあまあかな。
実はこの開口部分の写真がなくて、実物がどんなだったか分からないままなんですが、しっかり穴が開いてれば、開口フェチとしては満足です。

もちろん、インダクションポッドもしっかり穴掘りしました。

さて、2007年のF1開幕まであと2週間ですね。
またまた新しいマシンが続々登場。モデラーが作りたいアイテムは増える一方ですね、当たり前だけどw
今年はホンダのマシンがカッコよさそう。どんなカラーリングで出てくるのかな?

(写真:タメオ1/43 フェラーリF248 ブラジルGP06)

やっぱり、F248

2007-02-22 | Ferrari 248F1

ロールフープ・ウイングは真鍮板で作り直してみました。曲げたり削ったりしてふたつの同じパーツを作るのは結構難しいです。同じように曲がってくれないのねー。

左のルーバーは真鍮板を4枚差し込んで、裏からハンダ付けしました。ボディーを溶かしそうで怖かったけど、何とか付きました。本当は少し溶けて穴が開いたけど、パテ修正で大丈夫と思います。
扇状に開いたようなルーバーなので角度とか難しいですね。写真で見るとなんだかガタガタです。塗装で誤魔化せるかなあ?
あと、右側のルーバーが残ってます。こっちは真鍮板を一枚差し込めばよいので簡単そう。

C4が悩み多きキットなので、こっちを先に進めてしまいそうです。でもなるべく同時進行を心掛けるつもりなんですが。

(写真:タメオ1/43 フェラーリF248 ブラジルGP06)

今日はF248

2007-02-20 | Ferrari 248F1

癒されますわ、最新のタメオキットは。
パーツの合いもいいし、モールドもキレイ、必要なパーツは全部揃ってる…
ありがたくて涙が出てくる・゜・(つД`)・゜・

ロールフープウイングは後付けのほうが良かろうと思い、取り付け用の段差はメタルを熔かして埋めてしまいました。

モールドも彫り直してますが、シャープでキレイなモールドなんであんまり深追いしないほうが良さそう。懸案のルーバーですが、真鍮板を差し込もうと思ってますが、どうやって接着するかですね。ハンダ付けするには場所が微妙過ぎますんで、やっぱり瞬着&エポキシかな。

(写真:タメオ1/43 フェラーリF248 ブラジルGP06)


C4難易度高し

2007-02-19 | ferrari 126C4

C4、すでにヤバイっす。
排気系がメタル1体のとほほパーツなので自作しようと思ったんですけど、狭いスペースに排気管、ターボ、ウェストゲートバルブを複雑に取り回すのはかなりの難作業。結局排気マニホールドは納められてません…どうしよう。
実物通りにするつもりは無いんですけど、せめてマニホールドはどうにかしたかったけど、無理に付けてもグチャグチャになりそうです。
ちなみにC4の場合、1気筒あたり2本の排気管が出てます。もうこの時点で実物通りなんて無理ですな。

思ったんですけど、このC4のキットをちゃんと作りたいんだったら、タメオのC3フルディティールを入手してドナーにするのが正解みたいです。ほとんどのパーツが流用できますからねー。
排気系自作するだけでもどれだけ試行錯誤しなきゃいけないか分からないし、ほかのパーツもほとんど使えないんですから、全部自作か調達しなきゃならないんですよ、その手間と時間を考えたら…C3のキットは1万円以上すると思いますが、時間労働で言ったらパーツ自作するのにいくらかかると(ry
いや、作るのは楽しいとかそういうレベルじゃないですよ、自作してより良いものが出来るんだったら楽しみもありますけど、1万円で非常に出来の良いパーツがまとめて手に入る事実を知りながら自作はちょっと…つらいものがあります。

これからC4を作ろうという奇特な方おられましたら、是非C3流用をオススメしますわ。

私はすでに始めちゃったしゼツモのパーツもありますから、何とかこのまま行こうと思ってますけど、いや、今この時点でもC3流用に切り替えたほうが今後楽しいんじゃないかと、正直迷ってます。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

C4製作開始!

2007-02-16 | ferrari 126C4

さてこのC4というマシン、ボディ後半部にはアンダーパネルがありません。

83年のウイングカー禁止に伴ってフラットボトム規定が導入され、前タイヤ後端から後タイヤ前端までのボディ底面はフラットにしなければならない事になったのですが、フェラーリはウイングカー禁止を拡大解釈したのか、規定外の後タイヤより後ろの底面を空力的に活用することを全く考えなかったのでしょうかね。

当時、マクラーレン・TAGポルシェが16戦中12勝を挙げ、さすがにターボとなるとポルシェは強いなあと思ってた記憶がありますが、このフェラーリのボディデザインを見ると、勝てなかったのはエンジンの差だけではないなと分かります。

アンダーパネルがなくて、ボディーカウルもない訳ですから、あるのはエンジンとミッションとタイヤとウイングだけ。
つまり、エンジンからタイヤまでを組まないとボディーの後半が出現しない訳ですからフォルムの確認も何も出来ないんですよね…

そこで早速アーム類をゼツモ製のエッチングパーツに置き換えて組んでみました。
しかし微妙な歪みが出やすくて瞬着で組んでも歪みを直そうとするとすぐに取れてしまってラチがあかない。これではチカラ技も使えないし、思い切ってハンダ付けしてしまいました。(ドライブシャフトとアップライトは接着してありませんが)

ミッションの形は全然違うので削って似せてみようかとやってみましたが途中で諦めました。私には無理。
実車のアームは角材みたいなゴツイものなんですがエッチングでは厚みが全くありませんので、真鍮板を裏にハンダ付けして厚みを出してみました。(ロアアームは、そのままです。)

とりあえずコレでボディ後半部の骨組みが出来ましたので、ここからどんどん肉付けして行きます。

えっ、でもキットにはもう使えるパーツがありません…ターボユニットも変なカタチだし、補機類もないので、自作しなきゃいけなそうです。こりゃ先は長いな…。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP)

力強い援軍

2007-02-15 | ferrari 126C4

ちょっとやそっとじゃ攻略できそうにないC4ですが、敢えて挑戦しようと思ったのはゼットモデルさんから発売されたエッチングパーツがあるからです。

ゼットモデルさんは、失礼を承知で言わせて貰えば、由緒正しきガレージメーカーといった風情です。普段ご自身が楽しんでキット製作されてる過程で必要なパーツを自作されて、それらの良く出来たものを愛好家に分けて下さってる感じです。もちろんご商売として販売している訳ですから、その商品は非常にクオリティー高いです。

このC4用のエッチングパーツは、5枚で構成されていてオマケにフェラーリF1用の汎用デカールまでついている豪華なものです。今まで発売されたなかでも一番ボリュームあるかも。
お値段のほうもそれなりになりますが少量生産であることを考えれば妥当でしょう。実はタメオのC4のキットより高かったりしますが、それでも合計しても最近のタメオのキットよりは安く揃いますから。

さて、このパーツさえあれば大丈夫!タメオ初期のトホホキットも今日的なシャープな仕上がりに…なんて話は甘くありません!
パーツがいくら良くても生半可な技術で組めるもんじゃありませんよ、メタルパーツをエッチングパーツに置き換えるだけでも大変ですし、パーツだけで解決できない問題も多々ありますから…
下手すりゃせっかくの限定販売のパーツがただのゴミに化してしまうかも知れません。

果たして完成まで持ち込めるのか、甚だ不安ではありますが限定品パーツだからとコレクションしておいても仕方ありませんから、思い切って挑戦しますので、生暖かく見守って下さいませ。


(写真:ゼットモデル1/43 フェラーリ126C4用エッチングパーツ)


ルーバーは何処へ

2007-02-14 | Ferrari 248F1

すみません、キットが毎日入れ替わっちゃって…

レジン・ホワイトメタルキットが今でも他の模型より優れている点のひとつがリリースの早さではないでしょうか。
10月の終わりにブラジルで雌雄を決したフェラーリとルノーのキットが、もう我が家にもやってきました。
昔はもっと早いタイミングで発売されてた気もしますが、キットの内容が充実している事を考えると十分早いですよね。
こうゆうのは旬のものですからw作るのも早く作らないと。

2台一緒にやってきたので作るのも同時に、と思いましたが642とC4もある事だし、ここは赤馬3台同時製作ってことで…眉毛チャンピオンのマシンにはちょっと待ってもらいましょう。

さて、タメオのF248ブラジルGP仕様のキットに付きましては、@河童さんとこなどで詳しく述べられてますんでここでは省略しますが、私の関心はただ1点
「このルーバー、どうすんの?」ってことですよ。

もう開口フェチといいますか、閉じた穴を見ると開口委員会から電波が頭にやってきて、考え始めると夜も寝られない朝も起きれない。
ゼットモデルさんもエッチングパーツの発売を諦めたようだし頼れるものは何も無い、いやしかしルノーR25のルーバーを抜いたことを考えるとコレはまだましかも。しかしモールドはキレイだ、そのまま組んでも何の問題もないぞ
などと色々考えてたんですが、まあ結局




抜いちゃったんですけどね、もう後戻りは出来ません(爆)

最近ちょっとMな私。自分を追い込んでひやひやしてますw


追記:コメント欄にあるように、ゼットモデルさんの方からF248・サンマリノとUSA仕様のエッチングパーツ、発売予定あるそうです。

(写真:タメオ1/43 フェラーリF248 ブラジルGP06)

こちらは順調

2007-02-13 | Ferrari642

642は無事塗装も終わり、デカールも貼っちゃいました。

フェラーリの赤は、いつも悩むんですが自分の好みで鮮やかな赤にしたいので、いつもタミヤのブライトレッドとイタリアンレッドを混ぜて色を作ってたんですが、何しろ缶スプレーの色ですから取り出して使うのは大変だし不経済ですから、他にいいのがないかとクレオスのスーパーイタリアンレッドとガイアのブライトレッドを試してみたところ、ガイアの色が私の好みに近い鮮やかさでした。リアリティーは別にして、あくまで自分の好みです。

ちなみに前回作った250TRはクレオスのシャインレッドとレッドを混ぜた色(昔、ロッソコルサはそう作れと何かで読んで)で塗ったら全然気に入らなくて、スーパーイタリアンレッドを上塗りして仕上げました。ちょっと鮮やかさは足りませんが古いフェラーリだし、まあいいかなと。

これからはガイアのブライトレッドが私の定番になりそうです。あと、フィニッシャーズの塗料とかは試した事ないので分からないんですけど。

デカールは大きさがいい加減で、ちょっとガッカリですけどジャンク探してもちょうどいい大きさなんてないし、まあ大した問題でもないので、ほぼキットの物で済ませました。さすがカルトグラフ、15年前の物でも何の問題もなく使えます。

あとはよく乾燥させてクリアーコートですね。順調過ぎて怖いですw

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)