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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ヤマハ ビーノ完成

2023-07-11 | 模型

タミヤの1/24、ヤマハ・ビーノ完成しました。

アニメ「ゆるキャン△」のキャラクター、志摩リンちゃんの愛車です。

とは言え、アニメに出てくるのを再現したわけじゃありません。

最近は3Dデータを利用してリアルなメカ表現をするアニメも多いですが、「ゆるキャン△」はゆるーいアニメですので・・・

いちおう、ビーノっぽいスクーターというだけで、実車とは色々違ってまして、完全に再現するのは技術的にも考証的にも無理があります。

調べたところ設定としてはしまりんは2008年型のビーノに乗っているらしいのですが、2008年型に同じような色は無く、アニメが放映された2018年の型にシアンパールという色があり、しまりんの愛車に近い色・雰囲気なのでそれがしまりん仕様と認識されているらしいです。

ちなみに熱心な「ゆるキャン△」マニアの中には実車を買ったり、さらにアニメに近づけるカスタムをする人もいるみたいですが・・・
しまりんは高校生の設定ですし、キャンプ・マニアであってスクーターのカスタムにお金をかけるとは思えないです。アニメが実車と違うのは作画の都合という解釈で良いかなと思うのですが。

タミヤのキットも、「ゆるキャン△」とは関係無いのですがこの2018年型のしかもシアンパール色をモデル化してます。本当に関係無いのか?

シアンパールということはパール入ってるのかなと思いますが、タミヤの指定はコーラルブルー、そうあのレイトンハウスの色として現存しているタミヤカラーです。自分もその指定に従いました。

アニメでは白?クリーム色?のようなヘッドライトカバー部分、黒のバックミラーですが実車はメッキ調です。
クロームメッキはアニメでは表現しにくいので避けたのでしょう、と解釈

メッキ調はガンダムマーカーのメッキシルバーEX

ガンダムマーカーエアブラシで吹き付け塗装してみました。

こんな風に、ガンダムマーカーをホルダーにセットして、風圧で吹き付けるだけ

普通のエアブラシのような洗浄とかは全く必要無いので楽と言えば楽 (使い方にはコツがいる)

ただ、吹き付けしなくともペン塗りでもムラになりにくく素晴らしいメッキ感になります。
今まで使ったメッキ調塗料の中でもベストですわ。

ただし触れば曇るのは他のメッキ調塗料と同様。塗装後の組み立てには神経を使います。

このキット、透明パーツは無くヘッドライトは銀で塗れと言う無茶ぶりですので穴開けて反射鏡とレンズをセットしました。カウンタックのレンズですよ。

ウインカーはシルバーに塗った上からクリアオレンジ塗ってますが、リアル感出ません。実は実車はクリアレンズでバルブだけオレンジなんですが・・・透明パーツに置き換える熱意は湧きませんでした。

小鹿ナンバーはご愛敬

デカールは相変わらずヘロヘロで、シルクスクリーンに慣れた43モデラーには厳しいものがあります。タミヤのマークフィット・スーパーハードというのを使ってみたけど全然馴染まないのにボロボロになります。剛力デカール軟化剤使ったら一発で凸凹にフィットしました。

ステップというか足載せ台の黒ラバー?はデカールだったんですが軟化剤でボロボロになったので黒筆塗りで誤魔化してます。画像では真っ黒で分からなくて良かった。

まあ本来、フィギュア・セットのおまけパーツなんですけどね、真剣に作り過ぎて疲れた。
クリアーコートする余力は無くなりました。

しまりんのフィギュアとも世界観が合わないかも。海洋堂から出てる志摩リンとバイクセットのキットだったら、アニメの雰囲気と近くなるんだろうなあ。

今回、唯一しまりん仕様に近づけたのは初心者マーク。

初心者マークのデカールはキットに付いていた。インストには貼り付け指示も無いんですけどね、やっぱりタミヤさん狙ってるでしょ・・・

なおこのビーノのキットにはちゃんとリアルなお姉さんのフィギュアが付きます。というかそっちが本体ですけど。
タミヤのお姉さんのフィギュアは色気無いんだよなあー

20数年ぶりぐらいにタミヤのキット作りました。前回作ったのはロータス・ヨーロッパが発売された時だったかな。
相変わらずだなと思うこともあり、20年の進化は感じないなと思うこともあり。これはスナップキットでは無いのですが、左右貼り合わせ以外はほぼ接着剤無しでも組み上がる精度の良さ、逆に色塗っただけでピン穴が嵌らなくなるシビアさ・・・

現在の中華キット、アオシマのキット、タミヤのキット、比べてみると全然違っててなかなか興味深いです。

(タミヤ1/24 キャンパスフレンズセットⅡ/ ヤマハ・ビーノ)

 

映画 「怪物」

シングルマザー(安藤サクラ)、一人息子の様子が最近奇妙で怪我をして帰ってきたり先生にひどい言葉を言われたと言うので虐待を疑って学校に怒鳴り込むが、校長(田中裕子)も教頭(東京03角田)も担任(永山瑛太)も平謝りするばかりで何があったか説明しようとしない

二幕では同じ事件を担任教師の立場から。
同級生と諍いを繰り返す少年を止めようとして怪我をさせてしまうが、学校は言い訳せずただ謝れと言う、学校から見れば母親はモンスターペアレントだし、説明すらさせてもらえずやがて辞職に追い込まれる担任にとって学校は魔境だ。

第三幕では同じ事件を子供視線から見ることになる。
そこには親にも教師にも想像しえない真相が・・・というストーリー。

校長の孫殺し疑惑や子供の放火疑惑、いじめや偏見、ネグレクト問題など入り乱れてタイトルにある誰が怪物か誰が悪者か、ちょっとしつこく悪者探しをするような展開。

同じ事件を別々の視点から見ると違って見える、というのは使い古された技法。「羅生門アプローチ」という言葉もあるぐらいで黒澤映画が原点とされてますが小説などではもっと前からありますよね。そもそも映画「羅生門」も、原作者芥川龍之介の「藪の中」の手法の借り物だし・・・

それはそれで面白くて良いんですけどね、いやそれほど面白くないのが問題かな。
「運命じゃない人」や「イニシエーション・ラブ」や「カメラを止めるな」とか別視点で描くことで超面白い映画いっぱいありますもんね。

映画はエンターテイメントですから面白いこと大事なんですが、出てくる人物が全部嫌な人に見えたり、映画に社会性とか問題提起を盛り込もうとしてドロドロな関係性にしたら面白さ半減です。

是枝監督と言えば社会問題を孕む事件を扱いながらも、ヒューマニズムを感じさせるほっこりとした感動場面があったりして救われるのですが、今回は脚本が別の人だからか
単なる悲劇に終わってしまって、感動出来る場面も無いし前半の面白さも後味の悪さで台無し。

でもまあ、カンヌで脚本賞なんですよねー
カンヌの受賞作って正直あんまり面白いの無いですけど、そういうことですかね。

あと、LGBTQに関する賞も貰ってましたけど、何が評価されたのかさっぱり分かりません。
LGBTQの子供はあの世で幸せになって下さいという映画ですよ、むしろヤバくないですか?

 

 


しまりん完成とヤマハ・ビーノ

2023-06-16 | 模型

いちおう完成かな、ゆるキャン△のしまりんです。

小物類は全部揃ってないけど一応キャンプしてる雰囲気には十分。

しまりんフィギュアをなぜ作り始めたかと言うと、1/24だからです、と前回書きましたが

つまり、カーモデルの1/24スケールと親和性があると思ったわけですよね。最近、43のキット発売が多くなく1/24のプラモデルのほうが、賑やかというほどではなくとも新規キットがぼちぼち出てくるので、ついつい買っちゃう。

何しろ自分が1/24カーモデル作ってたのって20年以上前っすからね、さすがに多少はキットも進化してるでしょ?という興味もあって。

じゃあ作るかって言うと、これがなかなか作れない。43に慣れた身には1/24はやはりでかい。解像度も変わってくるから43で慣れた技術は必ずしも通用しない。
普通に作ってもそこそこの完成品になりそうだけど面白くないし、かと言ってレベルの高い完成品にする自信もない・・・等々の理由で。

まあそれは言い訳であって、ほかの模型もほとんど作ってないので全てはヤル気の問題なんでしようけどね。

でまあ、フィギュアを組み合わせたらちょっと違う完成品になるんじゃないかとか思った訳ですよ。1/24のフィギュアは立ち姿の女性などぼちぼち各社から発売されてたりします。

どういうのが良いかなと色々探してたところ、ゆるキャン△のフィギュアが1/24で発売されているのを知り、しまりんが着座姿勢だったこともありコレ車のシートに座らせられないかなと考えた訳です。

結論から言うと座らせるには多少の改造が必要なわけで、その問題は先送りにしてとにかく初めてのフィギュアを素直に完成させることになりました。

実は同じ海洋堂から、イベント限定で発売された志摩リンとバイクのセットのプラモが発売されていてそっちのほうが欲しくなっちゃったんですが

今や絶版で定価2000円ぐらいのものがオクやメルカリで4000円以上でもすぐ売れる人気で手が出ません。

ところが!しまりんの愛車はヤマハ・ビーノなんですが、ビーノならタミヤが1/24でキット出してます!

キャンパスフレンズセットという、フィギュア5体のキットに付いているオマケですが、しまりんの愛車と同じタイプのようだ。

せっかくしまりんのフィギュア作るんなら、ビーノも作ろう!ということで、何やら紆余曲折しまして今はビーノを作ってます・・・。

本体は左右貼り合わせ、フロントカウルとリアフェンダー、あとシートとハンドル部分は別パーツ。
こんなんのだから白、青、機関部のセミグロスブラックの塗り分けはマスキングが激ムズでした。フィギュアは筆塗りしたけどメカ物はやはりエアブラシで塗りたいので・・・

バイクモデルを作るの久しぶりだし、1/24は初めて。AFVの1/35は作ったことあるけどね。

フィギュアと組み合わせのつもりで作り始めましたが、これはこれで1個の完成品としますか。

(海洋堂1/24 アートプラ・志摩リン / タミヤ1/24 ヤマハ・ビーノ)

 

 

バイクと言えば、仮面ライダー

今年公開の映画で一番楽しみにしていた「シン・仮面ライダー」

「シン・ゴジラ」の大ヒット以降、アニメのエヴァは別として「シン・ウルトラマン」とこの「シン仮面ライダー」2匹目以降のドジョウを狙いながらも興行的には右肩下がりのようですが・・・

個人的にはとても面白かったんですよね。

単純に、単体作品として観たら、確かに一般受けするような内容では無かったんですが、元ネタつまりテレビシリーズや同時進行で描かれた原作マンガを知ってるととても興味深いんですよねー

特に原作マンガのほうを知ってると、あの世界観を良く再現している!って感心します。ストーリーも、テレビシリーズの都合に合わせながらも独自の展開へ進んだマンガ版に沿った内容になってまして
ネタバレになりますが主人公である仮面ライダー1号が死んで2号に受け継がれる展開が、現代風にリファインされながらも原作通り。テレビ版では1号が海外に行くだけでした。
(そういう展開になったのも演者の藤岡弘さんが撮影中の事故で怪我をしたから無理矢理だったんですが、マンガのほうは子供向けテレビにはそぐわないシュールな展開を見せた)

40年を経て、ようやく映画で原作に近い内容を見れたのは嬉しかったです。


(ハチオーグ役の西野七瀬)

キャストも良かった!ライダー役は1号2号それぞれ対照的な性格に合う役者だし、ショッカーの怪人たちは皆独特のキャラ付けがされていて、人を食ったような演技の上手い俳優さんを起用しているので戦闘シーンが単調にならずアクション苦手な自分も退屈しなかった。

何よりルリ子役の浜辺美波ですよねー


演技力的にはまだまだこれからの女優さんですが、ルリ子はいい感じで憑依しているかのような化けっぷりでした。この役、上手過ぎる女優さんがやったら逆につまらなくなりますよ?ちょっと天然ぽい浜辺さんがやってこそ謎めいたところや揺れる心など透けて見えて面白いんですよ。実質この映画の主役みたいなもんです。

石ノ森作品に低通する、60~70年代のアングラな雰囲気、無国籍感なども醸し出されていて象徴的に緑川ルリ子の存在感がある、そんな感じです。

残念ながら一般の評価はイマイチというか散々に近いものがあるみたいですが、ヒーロー物としては個人的にほかの多くの作品より楽しめました。

あ、バイクのほうですがサイクロン号はちょっとカッコ良過ぎた。あれは昔のデザインのが良かったなー。

 


しまりんフィギュア

2023-05-26 | 模型

ヤバいです。今年完成品が無いです。

お正月イベントも無くなり個人的にも色々あって、何となく模型から遠のいてるうちに半年・・・

何も作っていない訳では無いのですがね。

パパパッと作って色塗ってみたしまりんのフィギュア

海洋堂のアートプラ、ガチャで出てくるやつです。

メルカリとかで1000円ぐらいで買えます。
主要4人のキャラがありますが、しまりんが一番人気あるみたいです。

あ、ちなみに人気アニメ「ゆるキャン△」のキャラクターです。

しまりんこと志摩リン(そのままだった)は、主人公なでしこが憧れる孤高のソロキャンパー

物静かでクールなイメージですが、なでしこや仲間と仲良くなってユーモアもある一面を見せてくれます。

フィギュアと言えば顔なんですが

無塗装のパーツにデカールの目を貼るほかに顔が印刷済みのパーツもあるので

迷わず印刷済みパーツで。髪の毛と帽子の3パーツで首が構成されます。肌色は成型色です。

髪の毛にはハイライトを入れてみたが、雑なイメージ。アニメのキャラはアニメのように塗らないとダメなのですね。
あと画像では分かりにくいけど髪の毛と帽子に隙間が出来てて不自然な感じ。

溶きパテなどで隙間埋めします。

パパパっと作って、修正に長い時間を費やします・・・

ストライプのマフラーは捻じれが表現出来てなかったので塗り直し。

色は適当です。全て筆塗り。ダウンジャケットはテカテカし過ぎなので、のちほど艶を整えます。

墨入れとかで立体感付けたほうが良いのかなあ、フィギュア初心者なので分からん。

お尻がプリッとしていてカワイイ。
でも実際に椅子に座ったら柔らかいお尻はこの形を留めない筈だよね・

キャンプ用品の小物類もいっぱい付いてます。

取りあえず銀色に塗ったけど、このあと塗り分けやらデカール貼りやらあります。

薪とカップヌードルのパーツもあります。

カップヌードルは第1話でしまりんがキャンプ場で遭難?していたなでしこにご馳走したやつですね。
(いや、500円取ったんだっけ)

このパーツがあるので、第1話の場面の再現フィギュアとばかり思っていましたが後から調べたら第1話の時の服じゃなかった・・・

改めて完成画像撮ったら今年一作目完成とします。

そもそもなんでこんなフィギュアを作り始めたかというと、スケールが1/24だからです、この話には続きは次回以降、気が向いたら。

 

 

映画「さかなのこ」

昨年公開の映画ですが、観に行こうと思ってて観れなかった。公開規模がそれほど大きくなかった上に上映時間2時間半なので、タイミングが難しかった・

最近WOWOWでようやく観れました。うーん、面白かった。昨年観た映画の中でも上位の面白さ。

さかな博士のさかなクンの原作です。原作は自叙伝なのかな、でも映画は実話とは違いさかなクンをモチーフにした主人公の成長物語。さかなクンも本人役(役名はギョギョおじさん)で出演していますが映画の中ではさかな博士になれず落ちぶれた暮らしをするパラレルワールドです。トレードマークのハコフグ帽子はこの映画の主人公・ミー坊に託されます。

魚大好きの子供ミー坊、演じるのはのん(元 能年里奈)ですが、そのままの姿で男子役です。なかなかトリッキーな演出でしょ、映画の中では容姿に触れられることは無く普通に男子として扱われています。

ちょっととぼけた性格で、ヤンキーに目を付けられながらも皆に好かれてしまいます。

磯村勇斗や岡山天音が演じるヤンキー達がまた微笑ましい

さかなに関しては優れた知識があり絵も上手、行動力もあるミー坊ですが、実は発達障害があり勉強や仕事は出来ない。また異性に恋愛感情を持つことも無いようです。

そんな「普通じゃない」子が、躓きながらも皆に愛されやがて「さかな博士ミー坊」としてテレビで活躍できるようになる、ハッピーな物語でした。

年間50本ぐらい映画館で映画観ますが、それでもこんな良い作品を見逃がしたりします・・・痛恨です

 

昨年観た映画で、やはり普通じゃない子を描いた映画がいくつか。

「こちら、あみ子」

あみ子はかなり変わった子です。物事に集中できない、人の気持ちが分からないなど、言及はされていませんが典型的な発達障害の子ですね。

新しいお母さんは可愛がってくれますがやがて関係は破綻し、兄は不良になって家を出てしまう。お父さんは事なかれ主義と言うのでしょうか、何もしようとしない人です。

仲良くしてくれる男友達とも思春期を迎えて関係が崩れ、あみ子は祖母の田舎に預けられることになり周りの人たちが誰も居なくなってしまう。

かなり辛い話です。あみ子自身は悪気は無く、純粋な気持ちなのも分かるだけに、周りを傷つけてしまい居場所が無くなる残念さは悲しい。救いがあるとすれば、あみ子はそれすら感じていない、前向きな気持ちを持ち続けていることでしょうか?

 

もう一本

「そばかす」

三浦透子演じる主人公・蘇畑佳純(略してそばかす)

30歳を過ぎて親からは結婚しろと見合いをさせられるが、実は彼女恋愛が出来ない。LGBTQで言うところのQになるのかな、
友達のように仲良くしてくれる男性といい感じになるがいざ恋愛となると一線を越えられない、元AV嬢の女友達(前田敦子)と一緒に暮らそうとするが友達は元カレと結婚することになり、祝福する立場に。

妹(伊藤万理華)は結婚して妊娠中だが旦那は浮気、父親は仕事が出来ず休職中、職場の仲間はゲイ・・・

色々ある人々に囲まれて自分を見つめ直す主人公
ラストでは職場の新人くん(北村匠海)が彼女にシンパシィを感じてくれて、希望のある終わり方

普通じゃない主人公の、普通の生活と葛藤をフラットな視点で描いた面白い映画でした。

この映画に出ていた前田敦子と伊藤万理華が主演の「もっと超越した所へ。」も、別の意味で普通じゃない人を扱った映画だったな。これに関してはまたの機会に。

 

自分も「普通」ではない人間だと思う。LGBTQにカテゴライズされる人間でも障がい者でも無いですけど、普通とは違うだろうなあって気がします。「普通」って何なんでしょうね・・・


3Dプリントキット 続報

2022-07-20 | 模型

全てのパーツを切り出しました。

土台、サポート材を全て除去してしまうとパーツはこれだけしかない。組み立てが面倒な足回りやリアウイングも一体化しているので、もうほとんど最終組み立て前みたいな絵になるw

気分的には食玩を作るような感じ。もっともこのまま組み立てに進める訳でなく、サポート材の切り取り跡(無数にある)の処理や積層跡の表面処理、塗装をしてからになる。

塗装に関しては、通常のレジンキットと違って離型剤が残っている可能性が無いのでそのまま塗装出来る(らしい)。塗料の食いつきも非常に良い(らしい)。
艶を出すには下地の研ぎが必要だが、今のF1て艶消しだからなあ・・・
研ぎ無し、サフ無しでそのまま色乗せてもまあまあ見れちゃう?積層跡も艶消しだとそんな目立たない(らしい)。

とは言え積層跡そのままで作るのはやっぱり気が引けるので、サンディング、サフと普通の手順で進めますかね・・・。

デジタル的に正確に出力された物なので、パーツは正確にピッタリ嵌るのかなと思ってましたが、ピッタリなのは間違いなさそうですがピッタリ過ぎて嵌めにくいです。
ボディーとアンダーフロアを組み合わせようと思うと一体化されてるシートが干渉して組めません。当たる部分を削ってようやく上下合体出来ました。

タイヤとホイールも・・・

ピッタリ過ぎて入っていきません。無理やり押し込めば嵌りそうですけど、二度と抜けなくなりそうなので塗装済むまで嵌めないほうが良いですね。

うまく切り出せたと思ってたんですけど、リアのサスアームが一本無くなってました。

うーん、前回の画像では存在してたので、自分の失敗だな・・・。サポート材のゴミの中探しても該当部分が見つからない。ニッパーで切る時、かなり飛んでいくので無限の彼方に行っちゃったんでしょうね。まあこれぐらいの部分なら自作でどうにか出来ます。

これは訳アリのキットなのでこの先製作記をこまごま書いていくのは憚られますが、よほど面白い失敗とかしたらまた記事にしましょうかね。
そんなことはなく、次は完成画像を披露出来れば良いですけどね。

 

映画

「とんび」

過去にテレビドラマにもなった、人気小説の映画化ですね。阿部寛と北村匠海の親子の半世紀に渡る物語・・・。

幼い頃に母親は子供を庇って事故で亡くなり、その秘密を抱えたまま男手ひとつで子供を一人前に育て上げるが、ぶつかり合うことも多く波瀾万丈。

誰も悪い人が出てこない人間ドラマ。ツッコミどころには事欠かないが素直に見れて泣ける感動話です。

北村匠海の中学生役とかw

最終的には50代まで演じますよ。阿部寛も20代から70代まで。こっちは見れないことも無い。

良いお話でしたが、私冷静に見れないのはこの子供(北村匠海)が生まれが自分と一緒、つまり自分の人生と同じ時間を追うように見せられるんですよね。
時代ごとの風景や時代考証が気になったり、自分のことだけでなく親のことも考えちゃったり・・・

昭和中期から平成・令和と長い時間、自分も親も駆け抜けてきたんだなあと、自分は波乱もドラマも無い人生ですけど、それでも何だか感慨深かったり感傷に浸ったり・・・

同じ年に生まれた主人公の今日までの人生、滅多に体験出来ない、稀有な体験でございました。

 


3Dプリントキット

2022-07-18 | 模型

初めて買ってみました。

小さい箱に土台付きのパーツをいっぱい詰め込むもんだから

折れるわな

サスアームもバッキバキ

ショップに苦情入れたら、次の日には製造元からパーツ送られてきた

梱包方法に問題ある旨をお伝えしたんだけど、「取り扱いの難しい製品ですので今後もサポートさせていただきます。」とかメール

何か、こっちの不注意で折っちゃったみたいな言い分?
まあこんな梱包方法では部品請求来まくりで個別に文章考えてる訳じゃないだろうけど。

壊れてないサスアームはこんな感じ。

なぜ繊細なアームをガードするフレームを付けないのでしょう?3Dプリントなら容易に出来たでしょうに。
こういうのをタメオより小さい箱にぎっちり、緩衝材も無しで押し込んでるんですよ、壊れるに決まってますがな

それにしても、最近のF1て細かいヒダヒダみたいな空力パーツがすごいね、効果あるんですかね

3Dプリントじゃなきゃ、これだけの一体成型も難しいしバラバラだと組み立てるのも大変だしね、タメオが近年のF1止めちゃうのも分かります。

タイヤまで3Dプリントだよ、

ダマスカス柄か

そういやボディーも良く見てみると積層跡が薄っすら全体に・・・

細かいパーツもボディーも全部表面処理しなきゃいけないのかな、折れやすい素材だし複雑怪奇な形だし、無理じゃね?

取りあえず切り出しだけしてみた。

これは破損品だけど、これ切り出すだけでもひと苦労よ。切り出しにもコツがありそう。

積層跡とかそのままで色塗って完成させちゃおうかな。作ってみて向かなければ今後3Dプリントキットは買いたくないかも。

 

さて、映画

「Coda あいのうた」

アカデミー作品賞受賞作品です。
受賞発表前に観たんだけど、まさかこれが作品賞獲るとは思わなかった。
いや、良い映画ですけどね、家族愛と少女の旅立ちをストレートに描いた作品で外連味も無く文芸的な味わいも無く・・・映画としては単純なホームドラマでアカデミー向きでは無かったんですよ。

で、言われるのが「障碍に対する忖度」ですな。別に良いですけどね、誰が何を選ぼうが。

Coda と言うのは障碍者家庭に育った子供のこと。この映画の主人公ルビーは両親も兄も聾者、耳が聞こえない。日本ではあまり取り上げられることがない話題かも知れませんがCodaは言葉の発達が遅れたりほかにも色々な違いが出てくるんですね。

ルビーも話すのが苦手で、私には分からないけどネイティブの人が聞けばそれも表現されていたのかな?
ところが音楽の授業で歌を歌ったところとんでもない才能があることが分かり・・・
という映画です。

家族のサポートをしなければいけないと考えるルビーは自分の将来との板挟みに悩むが、やがて家族も理解を示してくれて

っていう、分かりやすい良い話でしょ?

ご両親はすごいラブラブだったり、兄貴も仕事も出来て女好きで彼女も出来たりと障碍のある家族も赤裸々に描かれていて明るい話でもあります。

反面、ヤングケアラー問題や貧困問題もあったり、そう呑気なホームドラマでも無いんですがそのへんは割とあっさり描かれてます。

障碍家族を扱いながらも気楽に観て楽しめて感動出来るところが良い映画かな。

ルビー、かわいいです。

 

「チック、チック・・・ブーン!」

確か、ネトフリで先行公開されたのかな?私は映画館で観ました。

ブロードウェイの大ヒットミュージカル「RENT」を作った作曲家ジョンが、初めての作品を世に出すまでの苦労を描いています。奇妙なタイトルは「チクタク、ドカーン!」みたいな意味ですかね、時限爆弾です。ミュージカル作家になるのを諦めなければいけない追い詰められた心境を表しています。

ブロードウェイミュージカルについて良く知らないし「RENT」に関する知識すらなかったけど、逆に知らないことを知れて面白かったです。

ミュージカルがどんな風に作られていくのか、演劇界で認められるにはどんな経過を辿るのか、とても興味深かったしミュージカル映画は好きなのでその要素もあって、好きな映画でした。

主人公を演じたのはアンドリュー・ガーフィールド。「ハクソー・リッジ」で発達障害の衛生兵を演じた人ですね、自我の強い役を演じると上手いですね。

むしろこの作品こそオスカー向きじゃないかと思いましたが・・・ネトフリ製作、先行配信なんてやってると無理ですかね。いちおう、何かの部門賞は獲ったみたいです。

 

「さがす」

指名手配中の殺人犯を見かけたと言った翌日に失踪してしまった父親を捜す娘。
やがて意外な真相へと辿り着く・・・

父親役の佐藤二朗、コミカルな役が多い人で、あのキャラはちょっと自分は苦手なんですけどこの映画ではそんなキャラを逆手に取って怪しげな父親を上手く演じてます。

殺人鬼役の清水尋也はもちろんハマり役w

しかし何と言ってもこの映画の主役は娘役の伊東蒼でしょう!
「空白」では内向的な少女、全力疾走したと思ったらダンプに轢かれてミンチになっちゃったけど、この映画では元気な大阪の女の子役で、西成の町を元気に走り回ります。

元気な蒼ちゃん見てるだけで元は取れたような映画です。
サスペンス映画としては微妙かな?でも今年観た映画の中では自分は高く評価したい作品です。

 


アルファモデルの911シンガー

2021-10-11 | 模型

またまた、お茶濁しのキット紹介。

以前、まるおさんが紹介してくれた911シンガーのキット、少し手頃な価格で購入できるチャンスがあったので買ってみました。

アルファモデルというブランドのキットですが、ホビーデザインの製品です。ホビーデザインは中国のメーカーで、カーモデルのディテールアップパーツやトランスキットなどもたくさん出してますよね、43関係はあまり無いのですが以前ワイパーのエッチングパーツを買った記憶があります。

そのパーツは使い物になりませんでしたが、全般的には品質の評判は悪くないみたいです。
43のフルキットは初めてなのかな?
ほかのキットは知りません。

実車の911シンガーですが、アメリカのシンガー社が911の中古車をチューニングしたりレストアした上で初期の911風の外観に仕上げた再生車です。
キットは964型をベースにした、シンガーの代表的なモデルをキット化しているようです。

 

手持ちのプロバンスの964型と比べてみますと

右が911シンガー

ほぼ、同じ大きさ・スタイルのように見えます。

スターターの73年型カレラRSと比べてみますと

スターターのほうがホイールベース、全長とも少し長いようです。70年代の911(901型~930型)と964型は、ホイールベースはほぼ同じはずなんだけどな、まあ43模型ではよくあることです。
多分、スターターが間違っているんでしょうね。
ボディーサイズは同じままでキャビンスペースが大きくなっているのは実車通りです。
実車964型のボディーデザインはホント巧みだと思います。
今でも964型は人気があって、製造終了から20年経っても中古価格は上がるばっかりだそうですね。
20年前なら中古が庶民でも買えそうな価格だったのに・・・今じゃ桁が違っているらしい。

それはおいといて。

43にしては珍しく、シャーシ裏側もそれっぽく再現してます。

エッチングもたっぷり。窓枠なんか2セットあります親切ー

シャシー裏の形をしたエッチング板はどう使うのだろう?

ウインドーの透明板はいわゆるBBR方式ですが、黒枠塗装済み、カット済みです。

これも2セットあり。透明なシールが貼ってあってそれを剥がせば切り出す必要が無い親切方式です。
エッチングにも透明シールが貼ってあり、ゲートはごく細くしてあり切り出しやすいです。
他ジャンルではこの方式が一般化しているようですが、43もそうなっていくんですかね。

訳の分かんない小さなエッチングもあります。

六角ナットを表現しようとしてるのかも知れないけど、そんなの使う場所あるっけ?

分かんない分かんない書いてますが、組み立て説明を書いたインストというものが存在していないので何も分からないのですよ。

デカールもいっぱいある。

ボディーのストライプが5色、内装のテクスチャーが3色。

欧米や日本の模型しか知らないと、中国のメーカーさんがやることは常識を覆してくれますね。

タイヤはトレッド面のモールドもちゃんとある、ゴムかビニールか知らないけど良い感じ

しかしホイールはプロバンス式と言いますか、抜けてないヤツ。まあブレーキディスク貼ってスポーク付けたら抜けてなくても分かんないから良いのです。

ヘッドライトはバキューム、補助灯類は透明レジン、ロゴのメタルインレットまで付きます。

プロバンスやスターターにも見習ってほしい・・・・けど、もう居ないからね。43レジンキット壊滅状態の中、頼れるのは中国製、なのかな

これも何だか分からないパーツ

細い針金は何でしょう?車軸では無いでしょうね・・・・・・・

小さいお地蔵さんは、エアバルブでしょうか?3つしか無いんですけど・・・・・・

車軸らしきものが見当たらないんだよなー。左上の角棒の先にピンが付いてるようなやつがそうなのかな、

致命的な欠品は無さそうなので、考えながら作ればどうにかなるのかな?

分からないことだらけのキットなんで、作ってみなきゃ分かりませんけどね、少なくともMFHのフルディテールキットよりは楽に作れそうです。

(アルファモデル1/43 ポルシェ911[964] シンガー)

 

 

映画紹介

「空白」

自動車事故で死んだ娘、父親はその原因を作ったスーパーの店長を許すことが出来ない。

店長も可哀想に見えるが、彼の真実もハッキリとは見えない。

事故を起こした女性の謝罪も、父親は受け入れようとしない。

やがて不幸の連鎖が始まっていく中で、父親はどうやってこの悲劇に折り合いをつけるのか?

重い映画ではあります、しかし登場人物の役者さん全員が実に良い演技で、映画としてはとても見ごたえがあるものになっています。

感動するとか幸せな気分になれるとか、そんな映画ではありませんが、私個人としては今年一番の映画だと感じました。

今年初めてリピートする映画かも知れません、でもちょっと重いので躊躇するんですけどねー

どうしても埋められない「空白」を少しだけ埋めてくれるラストシーンは秀逸です。

 

 

 


祝!日本勝利!!

2018-06-20 | 模型

大迫ハンパねえーWWW

いやー私は三戦全敗すら予想してたんですけどねえ、開始早々PKで先制 and 相手10人になるという展開で、「勝てたらいいな。」が「勝たなきゃダメじゃん。」な試合になりまして

前半の戦いぶりでは逆転されちゃうのも時間の問題かなと思ってましたが、後半から攻撃的な姿勢に出たのが良かったですね、まあNHKの解説の岡田氏の言ってる通りの内容でした。

勝たなきゃいけない試合に勝っただけでぬか喜びはいけないと思うんですが、これもサッカー
あと二試合、有利に戦えるようになったのは事実なのでこのままグループリーグ突破に突き進んで欲しいですね。

 

あと、世間的には全く盛り上がりませんが

トヨタ、ルマン制覇おめでとう!

こちらもワークスチームほぼ不在のなか、ライバルのいない戦いで「勝たなきゃダメじゃん。」なレースではありましたが・・・

これもレース。いやめでたい。

個人的にはアロンソが優勝ドライバーに名を連ねてくれたのが嬉しかったりして。
世界三大レース制覇も夢じゃないですね。

あと、ハリウッド俳優のパトリック・デンプシーのチームがクラス優勝したんですね。俳優として成功しながら俳優業を犠牲にしてまでレースに入れ込む彼の姿は以前ディスカバリー・チャンネルなどで見てましたから、全くうまく行ってなかった当時を考えるとよくぞここまでと感慨深いものがあります。

 

話は逸れましたがちょうど次に作りたいと思ってたのがルマンに挑戦した日本車でして。

トヨタがルマンに真剣勝負に出たのは今回が三度目ぐらいになるのかな?
最初に勝負に出たのがTS010

この時は92年に33号車が2位になりましたが、プジョーとは力の差がありましたね。


スターターのキットですが、バキュームパーツが変色してて作る気になれん・・・

いやいや、ルマンに挑戦した日本車と言えばまずコレでしょう
これもスターターのマツダ787B
やはりバキュームがヤバい。スタタのバキュームはダメなんすかね?変色してないのもあるんですけどね・・・
デカールは別に保存しておいたはずだけど、どこ行ったかなw

まあデカールもどうせヤバそうだし、ほかから調達したほうが良いかも。


てか、MFHのキット買っちゃったしw

カウルオープンとプロポーションと、ふたつ同時に作っちゃおっかな ♪

とか言っちゃって・・・作る気力が湧く気がしない。

 

作らない

分かってるのに

買うMFH   (字余り)

 

いや作りましょうよ・・・・・・・

 

作ろうと思ってるのは、こっちです。

くしくもトヨタ

トヨタがルマンに参戦し始めた頃の、初々しいマシンです。
こちらはプロバンスのキット
だからかどうか、ウインドーは透明です。
この頃のプロバンスはデカールもカルトだし、安心感あります。
タイヤ/ホイールも使えそうだし、色塗ってデカール貼って窓貼ってタイヤ付ければ完成じゃないですか

今は問題を抱えていないキットをお気楽に作りたい気分なのです。
このクルマの時代は私もトヨタ車オーナーでしたし、ボルクレーシングのホイールを履いてたりしてたんです、割と思い入れもあって前から作りたかったクルマなんです。

人生は短く作りたいキットは余りにも多い。作りたいヤツから作りましょうw

 

 


今年も終わり・・・

2015-12-31 | 模型

なんとなく過ごしているうちに、大晦日になってしまった。

今年は模型に関してはカーモデルの完成が2台のみ、その他飛行機が数機と完全に惨敗でしたが、そもそも模型だけでなく生活そのものが怠惰に流れて惨敗でございました・・・。

まあ、ネットで愚痴ってもしかたないので、来年は酒に溺れ過ぎないように飲み方を考えて(酒やめるとか飲む量減らすという考えは毛頭無いw)、少しはマシな一年になるようにせいぜい頑張りますわ。

 

さて、ポルシェ完成移行は何してたかと言いますと、作りかけで放置してあるアレコレが気になると言うか邪魔になってきたので、それらを片付けようとちょこちょこ作業してました。

これなんかもう5年も放置してあった・・・。そろそろ完成しそうです。

 

年末年始は特に予定も無いので、自分に気合入れるためにも久しぶりに「年越しモデリング」にエントリーしてみました。

三日で43完成を目指します。たぶん、無理です。ネタはコレです。

実は飛行機で参戦の予定でしたが、ネタ漁りしてましたらこの箱が出てきまして・・・。
だいぶ前に、オクでジャンク品を手に入れたものだと思いますが・・・(記憶に無い)
あまりにもボロボロの箱で中身もバラバラのパーツが入っているゴミ状態でしたが、ちょっと検品してみたらパーツは揃ってそうだし、その気になれば完成させられそうだったので、急に思い立ってコレに決めました。

カーモデルの場合、塗装の乾燥に時間が掛かるという難点があるのですが、薄塗りでどこまでやれるか・・・やってみます。

紅白見ながらのスタートになるかと思います。何回か外飲みに出掛ける予定もあるので、今年も酒との戦いになりますが・・・

年越し&お年賀モデリングには今年もたくさんの方々が参加されるようです。

実況はコチラのBBSにて。

DONNAMONDAI !! 年越し&お年賀モデリング

 

それでは、皆様良いお年を~!

 

 


みんなで作るのも良いかも

2015-12-04 | 模型

なかなか制作意欲が湧かないというか、意欲はあるんだけど手が動かないので、「みんなで作ろう」に参加してみるのも良いかも。

レーシング43の時には参加表明したものの、半年以上遅れて完成だったので恥ずかしくてゴール報告も出来ず逃亡中の身ですが・・・

今年のテーマだったロータスは都合の良いキットの持ち合わせがなく見送りましたが、来年はAMRのキットですか。
高価なキットだし古いものなので、お気軽に作れるということはないんですが、ロードカーならデカールの手間やリスクは少ないので、基本工作さえちゃんとすれば完成させることは難しくないような気もする。

自分ではAMRのキットはまだ作ったことがないのですが、ほかのかたの記事などを読んでみるとそんな大きな罠も無さそうですし・・・。

 

手持ちのキットはふたつしかない。

ディーノと、

288GTO

こちらはフェニックスのキットですが、AMRの刻印は入っているので、OKですよね?

ただ、288GTOはルーバーがモールドで・・・誰かさんは、抜いてましたけど・・・

うーん・・・・・・・・・・ディーノのほうが良いかな・・・。

 


更新します

2014-09-30 | 模型

先月からずっと更新怠ってました。ちょっとヘラってました。

夏のあいだはアルコールに溺れてました。9月は所属している写真サークルの展示会をやっていたので、その関係でいろいろ気ぜわしくて模型触れてませんでした。ということで、前回のログ以降43関係はいっさい進捗してませんので更新しようにもできませんでした。

気が付いたら、9月一度も更新していないというていたらく・・・。内容はありませんが、いちおう9月付けで更新しておきましょう。

 

43は作ってないんですけど、144飛行機模型はちょこちょこっと手を出してました。

オークションで放出品をまとめて買ったりしますと、掲載している商品以外にも「いらないキットがほかにもあるのでどうですか?」みたいな感じでオマケをもらえたりします。
ゴミで捨てるよりは・・・と思って分けてくれるんでしょうけど、そんなキットはなんだか不憫で、ちゃんと作ってあげようと思ってしまいます。
バカですよねw

トムキャット。エルエスの名作キットです。現在でもマイクロエースの製品として売られています。144がブームになる以前は、エルエスの144キットがこのスケールを支えていました。
マイクロエースのオオタキ金型のF-14は作ったけど、エルエス金型はいくつか積んでおきながら作ったことがないので、このオリジナル箱を作ってみようと思います。

当時、100円のキットです。

垂直尾翼のパーツが一枚紛失していましたので、自作。最初、左右対称の形状に作ったのですがあとで確かめたら左右とも同じ形状が正解だったみたいで、作り直してます。その後ノズルのパーツも無くなっていることが分かり、自作しなきゃと思いつつストップ。
デカールも使えるのがなくてどうしようか思案中。

こちらはクラウンの古いキット。当時、50円。

終戦記念日の時期にディスカバリー・チャンネルとか見てたら、バトル・オブ・ブリテンの特集でコイツが大活躍だったので(戦績的に活躍してたわけでなく、テレビの画面にいっぱい映っていたという意味です。)
もらったキットあったなーと思い出して作り始めてしまいました。

コクピットぐらいは作ってやろうかなと思って手を入れ始めましたが、パネルラインがほとんど再現されてないのが気になってモールド掘り出したり、排気管が再現されてないので自作したり、こんなキットに頑張って手を入れても大した完成品には出来ないのは分かっているのに無駄な作業を・・・。

塗装やデカールをどうするかで手が止まってしまったので、流れでスイートのメッサーに手を付け始める。

スイートのメッサー作るのは2機目だけど、前回は迷彩塗装をする自信が無かったので白ベースの冬季迷彩にしました。
今回は上面の「折れ線迷彩」と、側面の「インクスポット迷彩」に挑戦。
折れ線迷彩はマスキングするだけの簡単な作業だけど、インクスポット迷彩はエアブラシのフリーハンドなので、この大きさにランダムな迷彩を吹き付けるのは至難の技ですな・・・。
細かい斑点とか、大きめの斑点だったらマスキングを浮かして吹き付けるなんて手もあるんですが、この機体の場合本当にランダムなムラムラ塗装なので、マスキングするのも難しい。
エアブラシの先端を近付けて吹くと塗料が気化しないのでキレイなボカシにならないし、離して吹くと広がってしまうし・・・。
結局、紙に小さな穴を開けて、それを機体にあてがってやや離れた距離から吹くという作戦で塗りましたが、狙いが付けにくくてなかなかうまく行きません。まだまだ修行が必要です。

ミラージュF1。中国のよく分からないメーカーの製品。たぶん、古いキットの劣化コピー品と思われます。信じられないくらいパーツの合いが悪い。なぜか手を付けてしまったので、こだわらずに完成させようと思いますが、なんか罠にはまりそう・・・。

 

えーと、少し落ち着いてきたのでまた43も作ろうと思ってます。うーん、どうなることやらw