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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ロックナット等 156/85B

2020-08-25 | Ferrari 156/85B

なかなか進まない156/85Bですが

リア・セクション一応形になりました。

ゼットモデル製のトランス・パーツをなるべく利用して、ショック・アブソーバはタメオのアフターパーツ
スタビライザーはパイプやら金属線をハンダで組み上げてデッチ上げ
あと、オイルクーラーが付きますがまだ付けてません

実車とは全然違いますが、あるべき主要パーツはなるべくあるようにしてます
ただ、カウルで隠れるので、前半部分・上面部分は見えないだろうと言うことで手抜きです。

ブレーキはこの頃カーボンディスクとスチールディスクを併用していたようです。
イタリアGPでどっち使ったか分からないけど、この画像だとカーボンぽいです。カーボンもアリかなってことでとりあえず黒く塗っておきます。

この画像でもうひとつ良く分かるのが、センターロックナット

キットに付いてたエッチング製のナットに穴を開けてみて

ゼットモデル製のホイールに合わせてみたけど

なんかちょっと物足りない。

70年代中盤から80年代中盤の頃、フェラーリはでっかいセンターロックナットを使っていて、模型的にはそれがチャームポイントでもあるんだよね

ジャンクの中から、別のエッチング製ナットを探してきた。

ちょっと大きめで、これのが良さげ。
残念ながら三つしか無かったので、一個は同じぐらいの厚さの金属板から切り出した。
キレイな六角形にするのは超難しい

ポンチで抜いて穴を開けたワッシャー、1.5mmのステンレスパイプを短く切った中空のセンターボルト

組み合わせると、こんな感じ

ホイールに組み合わせてみる

まあまあ、良い感じかな。
センターボルトが1.5mm径では細い気もするし、長さが足りないな。
ボルトが少し飛び出してる感じなんだよね。
ひと回り大きい金属パイプを調達したい。

あーあ、ホイールナットだけで何でこんな苦労しなきゃならんのだと思い、ゼットモデルの専用パーツがあればなぁ・・とか思い、

それを使って完成させたC4を久々に引っ張り出してきた


うーん、太ましいセンターボルトにでかいナット、良い感じです。さすがゼツモ製

ただ、ナットが分厚すぎるしそのせいでボルトが飛び出してないね。
手作りパーツでゼツモ製パーツを超えられるか?

それにしても。

ずいぶん昔に作ったこのC4、当時は全然満足出来る出来じゃ無かったのだけど、今改めて見てみると良く出来てるなー

今作ってる156/85Bと同様、古いタメオキットにゼツモ製パーツ組み合わせてるんだけど、今これを超えられる気がしない。
自分で言うのも変だけど、昔の自分・・・・ちゃんと作ってたんだな、と思う。

歳を取ったぶん作るの上手くなって行くかと思ったけど、若い時のほうが上手いってこともあるのですかね。

情熱とか根気とか、そういう気持ちの部分が大きいのかも知れないですけどね・・・・

( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )

 

 

映画「のぼる小寺さん」

本来ならオリンピックでボルダリング競技が注目されてるタイミングで公開の予定だったのかも知れないですね、映画館から人が遠ざかっている中でひっそりと公開です。

マンガ原作の映画ですが、ありがちなマンガ的、アニメ的な演出で無く、セリフも少なく淡々とした展開です。

無気力な高校生の主人公の男の子( 伊藤健太郎 )いちおう卓球部ですが、ボルダリングに打ち込む小寺さんに何となく惹かれます。

小寺さんはのほほんとした性格で熱中するボルダリング以外のことはまるで見えていないタイプですが、迷いのある同級生たちに少しづつ影響を与えていきます。


カメラ好きの子とか、


小寺さんに憧れて同じ部に入った虚弱っぽいヤツとか


あまり登校して来ない遊び人ぽい子とか

小寺さんと関わることで、やがてそれぞれが自分なりの道を見出していきます。

一応、青春スポーツ物ですけど派手な演出も驚きの展開も無い、日常系の落ち着いた映画。

ラストシーンはほっこりと、そしてとても美しい映像でした。

原作マンガのほうは小寺さんがもっと目立つ子に描かれてるようだけど、存在感の薄いぼんやりした子に変えたのは映画的に良かったと思いました。

小寺さんを演じた工藤遥、元モー娘。メンバーで卒業後は戦隊物などに出演してこの映画が初主演作。持ち前の身体能力を生かしてアスリート役を好演しています。
足はキレイですがエロスは全く感じない描き方・・・・このへんも、原作マンガからの改変かな。
私としてはもうちょっとエロく・・・・とか、不健全ですかスミマセン

24時間テレビで土屋太鳳の走る姿を見てて、胸にしか目が行かないオッサンです、スミマセン

 

 

 


終戦記念日を終えて

2020-08-17 | 1/72AFV

今年の終戦記念日も過ぎて行きました。

日頃、戦争映画を観たり戦争の道具のプラモなんか作ってるので戦争大好きな人間かと思われそうですが、
普通に反戦思想です。

特に反戦活動をしているとかじゃなくて、どうなのと聞かれれば反戦ですと答えます。
日本みたいな平和な国に暮らしていると皆そんなもんじゃないかと思います。

今の若い人たちは、平和とか戦争について考えているんでしょうかね?
私と同じで声高に叫ばないだけで、ちゃんと考えているんなら良いですけどね、
自分には全く関係無いとか思ってそうな人多くて心配です。

私の生きているうちは日本の平和も続いてくれそうですけど、もうちょっと先の世界はきっとかなり悪い方向に変わってますよ。

せめて、ちょっとだけでも考えましょう。過去の戦争について、現在の世界の大国の侵略や圧政について、読んだり聞いたり知ったりして何かを感じるだけでも、世界はほんの少しずつ変わっていくと思います。

 

さて、我が国を守る陸上自衛隊の重装輪回収車ですが

車台、運転室、装備台、クレーンなど
各部組み立て終わってます。塗りながら組んでいくので同じ色ばっかなのに何回も塗らなきゃいけなくて面倒です。
やっぱりAFVの模型は全部組んでから塗るのが基本なんですかね。

ここから先は接着剤無しでも嵌め込んで行くだけで強度が確保できます。
さすが現代のプラモは精度が高いですね。


エンジンはこんな風に高い位置に、やや後傾して搭載されます。

実は、現代のキットとは言え、バンダイやタミヤと違ってアオシマなので・・・・
割と彼方此方にポカがあります。
ピンと穴の位置が全然合わなかったり、可動部分の筈が全く可動不可能だったり。

インストのポカも多く、パーツの番号間違いや取り付け指定を忘れられているパーツがあったり。


回収車なので、つまりはクレーン車なのでクレーンは可動するようになってます。
油圧シリンダーのピストンロッドだけステンレスパイプに交換しました。

クレーンのフックは伸ばした状態と縮めた状態が付け替えられるようになってます。


残念ながら、付け外し部分がきつくてそのままでは指で付け替えは無理ですけどね。

基本、クレーンを下げて収納状態にしておきたいのですが

うーん、届かない・・・・
( 留め具のほうも挟んでおくだけの心許ない取り付けでしたので、真ちゅう線でヒンジにしてます。)

アーム部分の当たるところ全て削り込んで下げようとしましたが、無理。


長いほうのフックのケーブルを切って、付け替えました。

普段は43ガレキみたいなの作ってると多少の不具合のリカバリー能力は身に付きますね・・・・
出来ればこういうエラーは無いほうが良いですけどね、
思えば私がプラモ作り始めた小中学生の頃、アオシマさんは同じ静岡のタミヤ・ハセガワ・フジミに比べて技術で大きく後れを取っていて、四社合同企画の1/700ウォーター・ライン・シリーズでアオシマが担当した艦船は悉くゴミ扱いされちゃってた悲しい記憶が・・・・

今じゃ最も魅力的なアイテムを模型化し続ける気鋭のメーカーさんですけど、金型技術も含めて当時の面影は失われてなかったですね、嬉しかったり悲しかったり。

アウトリガーを左右に広げて脚を下げて車体を持ち上げた状態にも出来るようになってるんですが、どう考えてもマトモに可動しそうに無いので、アウトリガーは収納した状態で接着してしまいました。

無事、フックもロック出来ましたので、細々したパーツも取り付けまして後はデカール貼ってタッチアップ、墨入れすれば完成、の筈です。

( アオシマ 1/72 陸上自衛隊 重装輪回収車 )

 

さて、今年に入ってからずっと楽しみにしてた映画

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」

コロナのせいでずいぶん待たされました。テレビシリーズに続く映画の第二弾です。

今回は長澤まさみ演じる天才詐欺師ダー子が某国のプリンセスの座を騙し取る・・のかと思ったら、ダー子はシンガポールの某財閥の隠し子の母親という設定

その隠し子に成りすまし、跡継ぎの座を狙うのに抜擢されたのが「コックリ」と呼ばれる少女

演じるのは広瀬すず・・・・
かと思ったら違った、関水渚という若手女優さんでした。一瞬見間違えたわ
今作の実質的な主役、おいしいとこみんな持って行きます。

跡継ぎの座を争う三兄弟のひとり、ブリジットを演じるのはビビアン・スー


久々に見た気がするけど、年をとっても長澤に負けないくらい美人ですね。お胸も立派ですw
( 後ろの爺さんは柴田恭兵、こちらも久々に見ましたが味のある爺さんになってました )

リアルでは醜聞にまみれて残念なことになっている東出くん演じるボクちゃんも映画では純情なまま健在です。

これが復帰作になるのかな、まあ私生活での失態はお仕事で挽回してください。

三浦春馬くんも、スクリーンの中ではノリノリで輝いていました。


この映画では敵役ながらも愛すべきキャラなのにな、もう観れなくなるなんて残念。
何はともあれご冥福をお祈りいたします。

そのほか、テレビシリーズからお馴染みの面々が今回も顔を揃えたオールスター・キャスト。

無駄に知った顔ばかり出ている訳じゃなくて、知名度がそれほど高くない人も要所に起用するなど的確なキャスティング、まあ無駄な有名人もチラホラ出て来るけどね。

お約束のコンゲームで今回も最後にどんでん返しが・・・・と思いきや
まあ結末は伏せときましょう、良い意味で色々裏切られます。

ストーリー展開や結末も良いですけど、シンガポールを舞台にゴージャスな世界観に浸れて抑揚の効いたコメディーが楽しめる、極上のエンターテイメントであります。

映画第三弾も製作決定らしいですね。大好きなシリーズです!

 


重装輪回収車

2020-08-11 | 1/72AFV

今年の夏は、今までと違う夏。

の筈ですが、確かに帰省ラッシュや夏のイベントや観光は減っているようですが、それでもかなりの人が動いてますね。
春の自粛期間と比べると、混雑する場所も少なくないようです。
二週間後が心配です。

さて、フェラーリ156/85Bのほうはのんびり進めるつもりですので、ほかの模型も並行して作ってます。

ちょっと前からちょこちょこ作っている、1/72 アオシマ製の陸上自衛隊・重装輪回収車です。

1/72AFVモデルの場合、タイヤもプラパーツの場合が多いです。
そこで問題になるのがトレッドパターンの表現なんですよね。
昔は1/72でも1/35でもショルダー部分のギザギザさえあればトレッドはツルツルでも許されたかも知れませんけど、再現度の要求が高くなってきたうえに現代車両だと目立つブロックパターンを持つ装輪車が普通になっているので、ツルツルは辛いものがあります。

1/35だと、今ではゴムタイヤが普通なんですかね?
AFV模型には疎いので、全体の趨勢がどうなってるのか分かりません。
1/72スケールでは、プラで何とか再現出来ないか模索しているメーカーが多いようです。

これは一昨年あたりに作ったTモデルのハンヴィーのタイヤパーツですが

トレッド面を六分割することでトレッドのパターン再現を試みてる例。
悪い方法じゃありませんが、キレイに組むのは結構大変です。

フジミ模型は自衛隊車両の1/72の良キットを多数発売してるんですが、タイヤには全く拘ってないようで

ほとんどのキットがこのふざけたトレッド表現で、作る気が失せます。

で、アオシマの挑戦。

以前に作ったパトリオット発射機のトラクターはショルダーのギザギザだけのツルツルタイヤでしたが、

このキットは輪切り分割になってます。

サイドウォール表・裏のパーツの間にこんなパーツを二枚挟んで、計四枚で一本のタイヤになります。

完璧な再現には程遠いけど、ミニスケールとしてはじゅうぶんな表現だと思います。

以前発売された機動戦闘車は似た方法で三枚合わせだったけど、四枚にすることでだいぶ良くなってます。

何だか嬉しくなってひたすら組み立てます。

組み終わってから、この分割方法だと組む前にホイールとタイヤの塗り分けが容易なんだと気付く。
時すでにお寿司。

後からマスキング塗装する羽目になりました。すげー面倒くさかった・・・・・・・

サスペンションも組んで、タイヤを付けてみる。

8輪駆動、前4輪操舵と言う贅沢なトランスアクスルです。前4輪独立懸架ストラット式コイルスプリング、後4輪はリジット式リーフスプリング・・・・って感じですかね。

巨大なエンジン。スペックは調べても分かりませんでした。完成したら完全に見えなくなるので色塗っただけ。

基本的には一切ディティールアップなど考えず、キットのまま完成を目指します。

(1/72 アオシマ 陸上自衛隊 重装輪回収車 )

 

 

映画「アドリフト 41日間の漂流」

豪華ヨットをタヒチの港からサンディエゴまで回送するよう頼まれ、婚約をしたカップルが二人で航海に出るが、ハリケーンに襲われ船は難破、彼氏は重傷で動けずヒロインが一人で奮闘して生還を目指す・・・・

サブタイトルで思いっ切りネタバレしてるのはどうかと思うけど、サバイバル物は好きなので面白かったです。意外な結末もちゃんとあります。

実話を元にしているだけに、すごいドラマチックな展開とかは無理なんですけど航海に出る前の恋愛部分と難破中のサバイバル場面をうまく織り交ぜて単調にならない脚本はうまいですね。

先月観たんですがコロナの影響で新作公開が少ない中で貴重な新作映画、良かったです。

 


リア・サスペンション・・・156/85B

2020-08-06 | Ferrari 156/85B

ちょっとブログ放置してるうちに梅雨は明けるわ、コロナ第二波でまたまた自粛ムード拡がるわ

人類滅亡へのカウントダウンのなか、言いたいことはいっぱいあるけどもうなるようにしかならないので模型作りますw

とは言っても、古いタメオのメタルパーツ見てるとあーでもないこーでもないと考えるばかりで一向に手が動かない・・・・

リア・アクスル部分、ミッション、サスアーム、アップライト、オイルクーラー
まとめて二つのパーツだけで再現されてますし

ミッション・エンドのモールドなんか溶けてるし

どっから手を付けたらいいのか

取りあえず、使うつもりのないサスアームは切り取る。

さあ、後には引けないぞ。

で、こうなりました

嘘です、MFHの1/20か1/12の完成見本です。

こんな風にしたい、という訳でもないけど、参考にさせてもらいます。

ゼットモデルのディティールアップ・パーツを使うというコンセプトなんですが、
初期の頃の製品だからか、サスアームなのにエッチングがすごく薄い。
プロバンスとかのF1マシン・モデルのエッチング・サス並みに薄い。

156/85Bのリアサス・アームって、アッパーは角型断面のように見えるし、ロアは楕円断面ぐらいに見える。板状では無いんだよね。


アッパー・アームは裏側に帯金をハンダ付けして厚くしましたが、これが意外と難しかった。
削って一体感を出そうとしましたが、こんな形なんで削りにくくて思った感じにならないな。

これだったらメタルのままでも良かったかもーなんて。

ロア・アームはハンダ盛り付けだけで丸みをつけました。片面だけです。
どうせ下のほうは良く見えないしね。


左右繋がってますが、こんな薄いエッチングでは剛性も期待出来ないので、切り離して使います。

ところで、タイヤ・ホイールですが、


キットのパーツはこんな感じ。
タイヤはそんな悪くないけどホイールのリムの表現は不足気味
スポークとリムを繋ぐフランジの表現も無いし、センターロック・ナットはエッチング。

手元にあったゼットモデルの80年代F1用ホイール・セット


リムは立体感があって美しいし、フランジのエッチングもあり。
ロックナットは本物っぽいけど、センター穴(小)のタイプなので、フェラーリには使えません。
そのほか、ブレーキディスク、キャリパーのパーツも付いてます。

156/85B用のパーツもデラックスVer.を買えば、ホイールセットのフェラーリ用も付いてたのかな。たしか、C4はそうだった。

まあ、ロックナットだけどうにかすればあとは同じだと思います。

とりあえず、組み立ててみた。

アップライトのボックス状の部分もゼットモデルのエッチング箱組みです。
ペラペラのエッチングには文句しか無いけど、それでも一切接着無しでもここまでカッチリ組み上がるゼツモ製パーツの精度の高さはすごいです。

何より、寸法がしっかり出ている筈なので、ホイールベースの調整や左右対称に気を使わなくても良いので楽ですよね。
ドライブシャフトを左右一本の軸にして、これが実質、車重、剛性を一切引き受けるようにします。ペラペラエッチングでも何の問題も無いです。

ただ、シャフトでホイールハブまで繋げようと思うと、このパーツ


ホイールハブとブレーキ・ディスクが一体になったパーツ、差し込めなくなるので


シャフトを外径1.5mmのステンレス・パイプに替えてみる


パイプなので、ハブをしっかり差し込めます。剛性・傾きも問題無し。


エッチング部分をハンダ付けして、ボディーに仮組みしてみる。


1.5mmのパイプは、ドライブ・シャフトにはちょっと太すぎるかな。
そんな見えなくなるので良いような気もしますが、軸受け部分だけパイプにして目立つロッド部分はシャフトで繋ぐ手もあるな・・・。

先は長い。

ものすごく長くなりそうです。


( タメオ1/43 フェラーリ156/85B 1985イタリアGP ) 

 

では、

映画の備忘録のコーナーです。

韓国映画 「悪人伝」

韓国映画って今イチ肌に合わなくて、ほとんど観ないんですけどね
話題作「パラサイト」は観に行ったけど、観なくても良かったなーぐらいの感想だったし

でもこれは面白いっていう評判を目にしたので、見飽きたジブリ映画観るよりは良いかなと思って観てみました。

予告編ではシリアスな犯罪映画だと思ってたんですが、ちょっと違いました。
シリアルキラーを捕まえるためにヤクザと警察が共闘するという、かなりぶっ飛んだ設定の、Vシネマとかにありそうなヤツでした。

シリアルキラーの部分は良いし、警察もヤクザもそれなりに面白く描けてると思うんですけど、堂々と警察とヤクザがチームを組んで捜査するってのがねえ・・・
雑な暴力描写も含めて、ちょっと付いて行けませんでした。

やっぱり韓国映画、合わないわー

とか言いながら

また韓国映画を観てしまう

「はちどり」

こちらは、中学生の女の子の日常を描いた静かな映画です。

80年代かな、今とは違う空気感、もちろん日本とは違うけどそれほど違うとも思えない若者を取り巻く世情など

少女に起きる小さな事件の積み重ねですが、それを乗り越えて少しだけ成長する姿を淡々と描いています。

ひとつひとつのエピソードを説明し過ぎることなく、でも丁寧に描いているので、色々考えられて面白かったです。

でも、韓国語で大声で怒鳴りだすのが苦手だなー 韓国語なのは仕方ないけど

やっぱり韓国映画は肌に合わないかな。

でも、この映画は良かったですよ。