43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ブレーキダクト

2007-01-29 | Ferrari642

行けません!私、方向性を間違えてきました!

本来、この642はなるべく余計な作業をしなくても完成させられるようにと選んだキット。
フェラーリのF1をしばらく作ってなかったので、ちょいとリハビリのつもりで、積ん毒から一箱選んで…
アイテムとしても、ジャン・アレジのフェラーリデビューマシンということを除けば日陰の存在のような車種だし、メカ露出部分や空力パーツも少なく拘って作り込む必要もないと思って作り始めたのに…。
いつの間にかパーツの真鍮化のワナにはまってます…。

ハンダ付けしてるとメタル部分熔かしたりして、ハンダで修正・リューターで整形・また削り過ぎてハンダ付けした所もげたりして、やり直し・またメタル熔かして…
そんな泥沼やってて、はっと気が付くとやらなくてもいい細かいディティールに半日費やしたりして…
いかんいかん、今回やろうとしてるのは、そんなモデリング・スタイルじゃない。
サッとスマートに完成させちゃうんだ…と思い直して、もうこのへんで素組みに戻りますわ…。

えーと、ブレーキダクトは穴掘り下げただけですよ。
でもこれも小さいので大変でした。いっその事、真鍮で枠作って開口部に取り付けたほうが…
あーいかんいかん、その作業がまた泥沼を呼ぶのだ。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)
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アンダートレイ

2007-01-29 | Ferrari642

アンダートレイの後端は、数少ない資料写真見てもどうなってるのか良く分からない。複雑な形なんで、見ようによって色んな形に見えてくるんですよね。
仕方がないので想像半分で真鍮板を継接ぎしてそれらしくしていきます。結構面倒です。

何だかだんだんボディーが真鍮化してきた。こんなことしてるんだったら、始めから真鍮板でアンダートレイ全部自作したほうが早かったような気がしてきた。
まあ、そんなテクはありませんけどね。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)
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ステアリング!ステアリング!ステアリング!

2007-01-25 | Ferrari642

最初作ったステアリングはロードカーっぽくてスパルタンさに欠けるので作り直してみましたが…
なかなか気に入ったものができません。スポーク部分の形が難しいんだよねー。というか、それ以前に輪っかをまん丸に出来ない。
ポンチは…やっぱり何度やっても失敗。虫メガネで見ながら位置決めするとうまく行くことは分かりました。

いくつ作っても進歩しないということは、これが今の私の限界という事ですか。
ほどほどにしとかないと、次に進めませんのでこのくらいにしときます。
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ステアリング!

2007-01-23 | Ferrari642

最近はステアリングホイールも自作するのが流行ってるみたいなんでw
いや、そうゆう訳ではないんですけどキットのパーツはプラ製で、品質の悪い素材なのか溶けてました。タメオの古いキットのプラパーツって、溶けてる事多いですよね…。
まあ、もし溶けてなくてもいい加減な形なんで使えませんから、自作です。

真鍮線を丸くすれば良かったんだけど丁度いい太さがなくて、ステン線にしました。しかし硬くて、まん丸にするのが難しい。実物もまん丸ではないんですけどね。

実物はモモの「コブラ」という市販品のデザインに似てまして、2時10時の位置が太くなってて、下半分も太めになってます。もちろん、そんなディティールは全部無視。雰囲気だけで作ってます。

スポーク部分は、切り出しが面倒なのでエッチングのランナーから使えそうなT字部分を探しました。ホイールとの付け根部分は折り曲げて太くしてます。
取り付けネジをポンチしてみましたが、位置がバラバラだ~埋めます……
どうせフェラーリマーク貼るとスペース足りなそうです。ボタンが二つ付く筈ですが、それも無視しましょうw

リューターで適当に形を出して、こんなもんかな…というところ。
やり直せばもうちょっといい形に出来そうな気もしますが、大体こんなもん作ったって完成したらほとんど目立たないよ。コレ、直径6ミリですもん…


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NACAダクト開口!

2007-01-22 | Ferrari642

止めときゃいいのに、またまた開口…
しかしこのNACAダクトはメチャメチャ小っちゃいじゃないですか!
難しすぎるっすね、普通に掘り下げておくだけのが良さそうです。

後方を真鍮板に変える方式ですが、小さ過ぎて真鍮板の厚さだけで開口部塞いじゃうので、三角部分も掘り下げて穴を確保しました。
でもコレすると三角部分の底が荒れるんだよねー。塗装過程で適当に慣れてくれることを祈ります(違)

ところで、USA.GP仕様の資料ですがどうも怪しかったのでネットを探し回ったら正真正銘USA仕様のアレジ車の写真を発見!
フロントウイングのフラップはキットのままで正しかったのでした。
せっかく切り取ったのになあ…でも無駄ではありませんでした。そのまま作業してたら翼端板ハンダ付けする時に溶かしてましたw
もちろん、切り取ったフラップはそのまま使います。金属板で作り直すこともないでしょ?ちょっと削って薄くして、浮かせて付ければ簡単ディティールupね。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)
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642仮組み中

2007-01-21 | Ferrari642

年末から作り始めてた642ですが、テスタロッサにうつつを抜かしててまだこんな状態。
はんだ付けでパーツを溶かしたりと毎度のトラブルをリカバーしながらボチボチやってます。自分のヘタクソ自覚してれば多少のトラブルなんぞ織り込み済みなんで精神的には全然堪えないですね。

素組み目標ながら、今回もちょこちょこ手を加えてます。
狭すぎるシートは、いくら小柄なジャンにも窮屈過ぎるだろうから広げてやりました。
あと、数少ない資料を眺めていたらFウイングのフラップがUSA・GPでは形が違うみたいなので切り取って自作するつもり。
Rウイングのロアフラップも少し大きく作り直しました。
キットはプロスト車に合わせているのでしょうか、よく分からないけどとにかく手持ちの資料を信じるしかない。642は活躍できなかったマシンのせいか、ぐぐってもあんまり写真見つかりませんね。
(ferrari 642 でぐぐると自分のブログが最初に出てくるなんてどうゆう事よ?)
まあ見つかったところでどのレースか特定する事は難しいんで、ネットの画像はF1マシンの考証には向きません。

基本的にはもう先が見えてきたというか、完成まで特に問題はなさそうなので考証で手を止めるのはなしにして、どんどん進めたいと思ってます。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)
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スピナー

2007-01-15 | Ferrari 250TR 58

もうひとつ、画像貼っときます。
ホイールにはスピナーが付きますが、実車は前が2本爪、後ろ3本爪。ところがキットには2本爪のパーツしか入ってませんでした。
この際だから3本爪のスピナーは自作してみました。こんなの作るだけでもすごく大変ですよ…細かい事苦手です。
しかも、写真で見るとスピナーっぽくないなあ…大きさも大き過ぎるみたいだし。
アルミで作ってみましたがアルミだと削ったあと磨いてもキレイに輝きませんね。シルバーで塗ってごまかしたけど洋白を磨き出したほうが良かったぽい。

ホイールはメタリックグリーンらしいんですけど、普通に銀色のほうがカッコいいかなと思って、メッキシルバーに塗りました。無塗装だと渋過ぎる色なもんで。

ところでこのワイヤーメッシュホイール、キットの物ですがなんと手編みですよ、て・あ・み 。
最近のものはエッチングを何枚か貼り合わせてあるのが多いと思いますが、これはちゃんと編んであります。一本一本は0.3ミリぐらいの細い金属線ですが、ちゃんとセンター出てますし頑丈です。
朴訥としたキットなのに、何このオーバークオリティ。でもこうゆうところがガレージキットの魅力なんですよねえ。
第三者からみるとトンデモなキットですけど、作って売ってるほうは真剣なんですよ。

しょぼい内容なのに高過ぎる(当時7000円ぐらい)と言う意見もあると思いますが、少量生産だからどうしても単価は高くなる。そのかわり手間をかければ出来ることで、素人に出来ないことはしておいてあげようというメーカーの気持ちが伝わってくるじゃありませんか…。
そのあたりを理解して真剣に作ってやればスタタのキットだってそれなりの完成品になる筈なんですよ。

キットメーカーと作り手がすごく近い存在なのが43の面白さでもあります。
まあこっちとしてはあんまり苦労したくはないんですけど、苦労を分かち合うことを楽しめるなら、43を作る事には特別な意義があると言えますね。
なにより、スタタやプロバンスが世に送り出したキットには未だに他では手に入らないレアなアイテムが無数にありますし。

(写真:スターター1/43 フェラーリ250TR LM58)
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とりあえず完成

2007-01-15 | Ferrari 250TR 58

まだ完全じゃないんですけど、一応全体像上げておかないとね。

ウィンドウはどうにかうまく作れたんですけど、イタイのはウィンドウ基部。
もともとボディーにモールドされていて、本来なら削り取って塗装後に金属素材などを貼り付ければ良かったんですけど、なにしろ48時間完成を目指して作り始めましたから…
結局2週間もかけるんだったら、ここにも手をかければ良かったと思っても後の祭り。
それ以外の部分はそれなりに満足してるだけに、ここだけが残念でした。

まあ今からでもシンナー風呂につけてやり直し出来るんですけどね、パーツは自作だしデカールなんてどうにでもなる個体ですから。

でも、2007年のお正月の思い出ですから、とりあえず今はこのままで完成としときます。

(写真:スターター1/43 フェラーリ250TR LM58)
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テールエンド

2007-01-13 | Ferrari 250TR 58

排気管の出口、苦労してラッパ型作ったんですけど、長さを詰めていったらそれほど目立たなくなってしまいました。メタルなんで開口しましたが薄くするのは厳しいので、あとで黒く塗ってごまかしましょう。

ミッドシップ時代になってからフェラーリはダックテールが当然になりましたが、それまでは丸いお尻。セクシーでなかなかいいです。
フェラーリって女性のボディーラインに似てると思いませんか?
だからこそ世界中の男を魅了するんだと思うんですけど。

さて、年越し・作り初めモデリングはこのへんで暫定的完成としました。
まだ細かいパーツとか付けたいので本完成とは言えないんですが、いい加減正月気分から抜け出さないといけないので…。

来年こそは48時間で完成させよう。もちろん、スタタのキットは止めときます。

(写真:スターター1/43 フェラーリ250TR LM58)
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楽しい塗り絵

2007-01-12 | Ferrari 250TR 58

ボディーや細かいパーツが全て一体形成されているスタタやプロバンスの場合、自作できない部分は塗り分けするしかありません。
すでに下塗りから数えると10層ぐらい塗り重ねているので境界線も曖昧になっていてマスキングも難しそうなので、筆塗りでどんどん塗っていきます。
この「立体塗り絵」を始めると一気にスタタらしくなってきます。
そもそもスタタなんて、フランスの模型好きが趣味が高じて自作したキットを発売してみましたって感じの牧歌的製品。工業国・イタリアのタメオやBBRのようなモダンさを農業国フランスに求めるのが間違い。
でも私はこの手作りっぽい雰囲気が嫌いではないです。

キレイに仕上げることは大事だけども、その中に工業製品とは違う、手芸品のような温かみを織り込んで行ければ面白いなあと思いますけど…
大抵は「イタイ」仕上がりになってしまいますね…。

フロント・ウィンドウの基部はシルバーで塗ってみたけど、実際は何色なのか分かりません。トノカバーやシートの色もほとんど想像。シフトレバーの位置は前過ぎたかな…ノブも大き過ぎますね。メーターはデカール無いし、どうしよう…。
ステアリングは、実車は十字型4本スポークなんだけど、キットのは3本スポーク。まあいいかー。

スタタを気楽に作るには、色んなこだわりを潔く捨ててしまうことですね。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ250TR LM58) 
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