
この717Cのキットはセコハンなので、はたしてすべてオリジナルのパーツなのかどうか分かりませんけど、とりあえずタイヤ/ホイールはどうにか使えそうなものが入ってました。
とは言ってもこのクルマ、リアタイヤはカウルでカバーされててほとんど見えないので、どうでもいいんですけどね。
ホイールはBBS …ではなく、RAYSのボルクメッシュです。
(当時はBBSなんて超高級品で、普通の若者には買えなくて、RAYSは国産としては一流品でしたが人気でした。)
懐かしい…。当時、自分がセリカに乗ってた頃はこのホイール使ってたんです。セコハンだったけど新品のピレリP6と組み合わせて12、3万だったっけ?
今考えると高かったけど、当時はそんなの普通だった。みんな、クルマにどんどんお金かけてたなあ…。
ちなみに、この春愛車のタイヤを新調しましたが、4本・組み換え・古タイヤ処分含めて4万以内で済ませました。グッドイヤーの205/50Rですよ。みんなクルマにお金かけなくなったから、デフレスパイラルですなー。経済社会にとって決して良い現象じゃないんですけどね…。
話が逸れました。
ホイールのメッシュ部分はエッチングでいい感じですが、径がホイール内径と同じで、そのままだと奥まで入ってしまうので、金属板を丸めて筒状にしたものをホイール内側に入れてエッチングが乗るようにしてます。
…以上、久しぶりの更新ですが717Cの製作はその程度しか進んでません…。
まあ色々忙しかったり気分が乗らなかったりでしてね…
気分転換にヒコーキ作ったりしてました。
手前の、アリイ(現マイクロエース)のキットを進めてます。
前にも書きましたが、10年ぐらい前初めて作ろうと思った1/144飛行機模型がコレなんです。
あまりのキットの残念ぶりに放置したまま年月が過ぎてしまいましたが、1/144のF-14としては決定版と言えるレベルのキットを作りかけて、「ついでに作ってやろう。」と思ったわけです。
思えば当時、ネットで見つけた43のお仲間さんもこのキットを作ってる記事を書いてて、
「あーやはりミニスケールを好む人は同じものに目を付けるんだな…。」と親近感を持ったものです。
そして、そのかたもいまだにその製作を止めたまま、製作記が1ページから進んでませんw
今でこそ良キットが増えて、素組みでもちゃんとした完成品が出来る1/144キットも増えましたが、10年以上前はかなり難点のあるキットを、1/144モデラーの人たちは苦労して作り上げていた訳で、自分もそうゆうことが出来ないと1/144モデラーの仲間入りが出来ないような気がして、いつかはリベンジしたいと思ってたんですよ。
この、元はオオタキ金型のF-14は、言わば試練のようなキットでしょうか。
だいたい、古い1/144キットはコクピット内部が省略されてることが多いんですが、このオオタキのキットはコクピット内部どころかコクピット部分が開口すらしていない、塞がったコクピット部分にキャノピーを乗せるだけの構造…
今は1/144でもコクピット内部再現は普通ですから、まず問題になるのはやはりここなんですよね。
当時はここがどうしても手が付かなくて、前に進めなかった。
ということで、レベルのキットを参考にそれらしく作ってます。
自分で一から考えて自作しようと思うと大変だけど、参考にするキットがあると何となく出来てしまうものですね。
ほとんどプラ板を切ったり貼ったりして積み木細工しただけなんですけどね、
ちなみに、レベルのはこんな感じ。
正確には真似できないけど、雰囲気だけは出せたしいいかと思う。
レベルのはメーターパネルやサイドコンソールのデカールまであってすごいんだけど、キャノピー付けたらそこまで見えないと思う…。
何しろ、アリイのキットのキャノピーは悲しいぐらい厚くて、しかも曇っているのです…!
ということで、適当に作り比べるだけなのでコクピット以外は素組みでいこうかと思ったけど、思いのほかコクピットの出来が気に入ったので、ほかのおかしい部分も修正とかしてやろうと思って、色々やってました。
でも、やはりほかも問題点多すぎて直し切れないので、テールエンドとノズルの形状を修正したところで終了、塗装を進めてます。
デカールはキットのものを使うつもりなので、その機体を調べて塗ってます。
運用初期の状態らしく、ガルグレーと白のカラースキーム。F-14としては見慣れない感じで新鮮だったりするんですが、こうゆう配色でリアル感を出すのは難しいものです…
特に、白がプラ成型色にしか見えなくて…ちょっと戸惑います。
白にしろグレーにしろ、パネルごとに明暗を変えるとか、塗り方で表情を付けていかないとダメみたいです。飛行機模型のノウハウがないと、やはりつまづきますね。
ボルクのメッシュ、友人の130Zに履かせてました。自分のシビックにはエンケイのエイトスポーク。あの頃はホイールもタイヤも本当に高かったですよね~今の価格が信じられないです。土日のオートバックスやチューンドパーツを扱ってる店舗なんて、駐車場の空きを待ってたくらいなのに今じゃガラガラですもん(-.-;
見えなくなるほうのリアタイヤは普通のプロバンスのタイヤだったりします…もちろんメッシュのパーツも無いしw
かつては娯楽も今ほど多様じゃなかったせいか男子はみんなカーマニアみたいな感じでした。
田舎でもタイヤショップ(カー用品店)は何軒もあって賑わってたけど、今じゃほとんど廃業してしまいました…。
経済がうまく回ってた時のクルマの役割って大きかったですよね。
我々カーモデラーは、いまだにその頃の夢が忘れられない人種かも知れません。
自分の記憶にある空モノのサイズは 72 なのでそれの半分? tak さんがうpする度に「作ってみようかなぁ」と思うんですが、まずは入手しないと。w
144、F-14だと全長13cm、零戦だとその半分ぐらいっすね。だいたい想像付くと思います。ちっちゃいです。
価格は知れてますから、入手するのは問題無いと思いますけど、はまると深いかもですよ~43以上にwww
ただ、思うんですけど43よりはいくらか健全な環境にあるジャンルかもと思います。
カーモデル全般、特にミニカーとかぶる43は難しい立場にありますからね…。
43の今後のあり方について、色々考えさせられる今日この頃です。
さすがですね~コクピット上手く作ってますね。
F-14ってカタチが複雑ですよねぇ・・・それだけに格好いいと言う人が多いですが・・・
実機写真をお持ちでしたら、それを参考に作られるといいですよ。
飛行機プラモの世界でも144って少し特殊な位置にあるようです(私の印象ですけど)
私はちっちゃいものが好きなんですけどね。
コクピット、今までもほかの機体で何度か作ったことありましたが、満足できるものじゃなかったですが、今回は自分なりに満足w
やはり「見本」があると助かります。
実機画像はネットで拾って参考にしてますが、あまり資料に縛られても楽しくないので、こだわり過ぎないようにしてます。飛行機のほうは、あくまで「気分転換」のお楽しみなもんで。
たしかに144って、飛行機の人でもあまり作らないスケールだったりしますね。飛行機である前にミニスケールであることが大きいのでしょうか、特にレシプロ単発などはわざわざこんな小さいもの作らなくても、って大きさですもんねえ。
私の場合ですが、1/144の飛行機はそれなりにストックしてあるんですが、ジャンルとしては門外なので、何かの機会に纏めて複数やっつける機会があればな~と思いながら時間だけが過ぎていくって感じでしょうか。
よく見てる1/43なんかも手掛けられるブロガーさんが、ここんとこずっと1/144のレシプロ機に夢中になっておられたりするのを見て、1/43が好きな方は結構興味あるスケールサイズなんじゃないでしょうか。
にしても、最近の殊にピットロードの1/144は高いですよね。
オオタキ金型の144は、コクピット以外にも問題点だらけですな。
このキットでも、エアインテークも車輪格納部も開口してないし、テールエンドやノズルの形が変だし、なにより前方から見たガルウイング形状が全然再現されてません。
しかし、そもそも高い完成度を求める気が無いので、作ってても全然気になりません。むしろ、とっても楽しいのです。
かつてのオオタキやLSの144は、ジェット機で100円、レシプロ単発で50円なんて価格だったことを考えると、多少の至らない所は笑って許せてしまいますもん。
こうゆう、ジャンクな素材をそれなりに見れるぐらいにいじり倒すのが楽しいんですよね。時代とともに品質の良いキットが出てくるのは歓迎ですけど、価格とのバランスは維持して欲しいです。個人的にはレベル、スイート水準で1000円は適正だけれどピットは高過ぎですな。
とはいえキット価格や完成品の品質向上でバランスを失って存続の危機にある43キットから見たら、まだまだ健全ですけどね。