Sunday Song Book #946

2010年11月22日 | Sunday Song Book

<11月21日プレイリスト>
[「棚からひとつかみ+リクエスト」]
ウィスキーがお好きでしょ/竹内まりや 11月03日発売ニューシングル
I CAN HEAR MUSIC/THE BEACH BOYS '69
CRYING IN MY SLEEP/ART GARFUNKEL "WATERMARK" '78
WE'RE GETTING STRONGER/LOLEATTA HOLLOWAY "LOLEATTA" '76
FOLLOW ME/JOHN BARRY "ORIGINAL SOUNDTRACK" '72
MINSTREL SHOW/BARRY GOLDBERG "BARRY GOLDBERG" '74
希望という名の光/山下達郎 '10
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は大幅に前倒しで収録しているそうだ。現在はまりやさんのライヴのリハーサルが佳境に入ってるはずとのこと。収録はまとめ録りまとめ録りの繰り返しで、全国ツアーの楽日前に行ってるとか。11月の中旬は新曲の曲書きとまりやさんのリハーサルで地獄のようなスケジュールだという。

・ウイスキーが、お好きでしょ
11月3日発売のまりやさんのシングル『ウイスキーが、お好きでしょ』。今週はオーケストラ・ヴァージョン。

・I CAN HEAR MUSIC
最近は個人情報保護法により番組で使用したハガキは処分するそうだ。その中にリクエストカードが一束紛れ込んでいたらしく、先週今週とドタバタしているとか。ビーチボーイズの「I CAN HEAR MUSIC」のリクエストも見当たらないらしい。「I CAN HEAR MUSIC」はロネッツのカヴァー・ヴァージョン。ジェフ・バリー/エリー・グリニッチの名曲。ビーチボーイズの「I CAN HEAR MUSIC」はカール・ウィルソンのプロデュース作品。カール・ウィルソンの素晴らしいヴォーカルが堪能できるとタツローさん。1969年、全米24位。

・CRYING IN MY SLEEP
アート・ガーファンクルの1978年のアルバム『WATERMARK』はジミー・ウェブのカヴァー集に、サム・クックの「WONDERFUL WORLD」のカヴァー・ヒットをくっつけて発表したアルバム。マッスルショールズでのレコーディング。「CRYING IN MY SLEEP」はもともとジミー・ウェブの1974年のソロ・アルバム『LAND'S END』に入ってた曲。

・ライヴに関する質問1
リスナーから「今回の仙台公演のMCで宮城の会場をひとしきり褒め称えたその後、山形、秋田、弘前、八戸と会話に出たのに、遂に盛岡は出ませんでした。岩手は嫌いなのですか? 今回も来ていただけませんでしたし...」という質問。
「全然そんなことありません(笑)。たまたま、その、口からでまかせを言ってるので、岩手がたまたま出なかっただけです(笑)。岩手は今年はできませんでしたけれど、また機会があれば。スケジュールを組むときにですね、岩手が塞がってたりすると、山形に飛んだり、秋田になったりしてしまいます。すいません。よろしくお願いします(笑)。一言一句に気を使わなければならないという...」とタツローさん。

・WE'RE GETTING STRONGER
ロリータ・ハロウェイはシカゴ出身の黒人女性ヴォーカリスト。'60年代からサザンソウル系で活躍し、'70年代になってディスコ・シーンでかなり人気が出た人。歌がうまい人なのでディスコのビートでも全然負けることなく朗々と歌う。ディスコ・ビートでも飽きない。「WE'RE GETTING STRONGER」は1976年のアルバム『LOLEATTA』に収録。MFSBをバックにフィラデルフィアでレコーディング。

・ライヴに関する質問2
リスナーから「コンサート会場で流れてるドゥーワップはタツローさん選曲のCDですか?」という質問。
自分の家でCDに焼いて、いわゆる客入りのBGMで使ってる。もう30年間ドゥーワップしかかけてないとか。

・ライヴに関する質問3
リスナーから「今回のツアーの装飾セットがとても魅力的で感動しました。あの雰囲気のある家と風力発電用のプロペラや背景に広がる海がとても素敵でした。あの装飾セットのアイディアはどなたが考えたのですか?」という質問。
「いつも今回は何にしようという基本的なアイディアは僕が出して、それをセットのデザイナーがやってくれます。もう25年くらい一緒にやってるスタッフであります」とタツローさん。

同じリスナーから「またちょっと気になったのですが、家のセットの二階の部屋のテレビに何か映像が流れていたようです。私には波のように見えたのですが、実際に何を映していたのでしょうか?」同様の質問が他にもあった。
「みなさん、よくご覧になってますね。テレビが置いてありまして『BIG WAVE』を延々と流しておりました。シャレですシャレ」とタツローさん。

・FOLLOW ME
1972年の映画『フォロー・ミー』(ミア・ファロー主演、キャロル・リードのイギリス映画)がDVD化されてリリースされる。音楽を担当しているのがジョン・バリー。主題歌の「FOLLOW ME」はジョン・バリーとロズという女性シンガーのデュエット。

・クリスマス・イブ
「クリスマス・イブ」はこれまで着うた、着うたフルだけで楽曲配信を行ってきたが、今年からPC配信がはじまるそうだ。mora、MUSICO、OnGen、ListenJapanにてクリスマス限定PC初配信。11月24日から配信予定だとか。
http://wmg.jp/artist/tatsuro/index.html

・すてきなホリデイ
まりやさんの定番としてお馴染みの「すてきなホリデイ」が今年もケンタッキーフライドチキンのクリスマス・キャンペーン・ソングとして19日から流れている。11年連続のタイアップ。この曲もクリスマス限定でPC配信。詳しい情報はワーナーミュージック・ジャパンのサイトで。
http://wmg.jp/artist/mariya/index.html

・MINSTREL SHOW
ライノから昨年出たCDでかけようと思いながらチャンスがなかった作品。バリー・ゴールドバーグはアラバマ、マッスルショールズのスタジオのキーボード・プレーヤー。作家としてもたくさん有名な作品が残っている。1974年のソロ・アルバムはなぜかボブ・ディランとジェリー・ウェクスラーのプロデュース。この作品がライノから昨年リリースされたが、リミックス音源で、曲順の変更や曲の長さも編集なしの長さになってたりした。中の文章によると、ジェリー・ウェクスラーにより歌の差し替えが行われたが、気に入らなかったので今回本来の自分のやりたかった音作りでミックスし直したとか。

・ライヴに関する質問4
リスナーから「ステージではたくさん汗をかかれておりましたが、顔に汗をかかないのは何か秘策があるのですか?」という質問。
タツローさんは汗かきなので髪がぐっしょりしたり、汗が目に入って痛いなど悩みがあったとか。それで考えてキャップを被ることにしたそうだ。ニットに見えるが実はコットンでnorikoike(ノリコイケ)さんというニットのデザイナーに特別に作ってもらったという。独特の編み方でニットのように見えるが抜群に汗を吸ってくれるのだとか。下に汗が落ちないので楽なのだそうだ。前回のツアーから使用しているとタツローさん。

・ライヴに関する質問5
リスナーから「セットの月は左側に暗い海があるはずなのに逆になってました」というお便り。
誰も気づかなかったそうだ。調べてみたらガラスから投影しているNASAのやつが裏焼きになってたとか。しかしツアー終了間際だったので修正ができずそのまま終了してしまったとのこと。

・希望という名の光
「10月の末にワーナーミュージックジャパン40周年のイベントがありまして、そこに私出まして、生まれて初めて武道館で、自分の曲を歌いましたが、そのときに歌ったのが[希望という名の光]で、そのときにワーナーの社長がお亡くなりになりコメントを述べましたら、いろいろな新聞その他で書かれまして、なので[希望という名の光]のリクエストをたくさんいただきました」とタツローさん。

・12月の予定
12月は「年忘れリクエスト大会」、そして年末恒例の「年忘れ夫婦放談」。引き続きリクエスト、お便りをお待ちしておりますとタツローさん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
11月28日は、引き続き「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.smile-co.co.jp/tats/

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