Sunday Songbook Playlist

2007年04月01日 | Sunday Song Book

<04月01日プレイリスト>
「棚からひとつかみ]
ヘロン/山下達郎 "コージー" '98
SHOWDOWN/THE ISLEY BROTHERS "SHOWDOWN" '78
(IF LOVING YOU IS WRONG)I DON'T WANT TO BE RIGHT/LUTHER INGRAM '72
GIRL ON A SWING/THE HAPPENINGS "THE HAPPENINGS" '66
OLD & WISE/THE ZOMBIES "LIVE AT BLOOMSBURY THEATRE" '05
NIAGARA/BARBRA STREISAND "WET" '79
(THEME FROM)VALLEY OF THE DOLLS/DIONNE WARWICK '68
色・ホワイトブレンド/竹内まりや "リクエスト" '87
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■内容の一部を抜粋
・今週で14年半の長寿番組
もともと土曜日の午後「Saturday Songbook」でスタートしてから14年半が経った。この日曜日の時間に移って「Sunday Songbook」となってから13年。今年の10月で満15周年を迎えることになる。

・竹内まりやのニュー・アルバム『Denim』
ニュー・アルバム『Denim』(デニム)は5月16日(水)リリースとインフォメーションして来たが、一週間発売日が延びたそうだ。ブックレットの仕様を変えて、32ページ、オールカラー仕様の豪華版ブックレットにしたので手間取ったのと、初回盤ボーナス・ディスク「Vintage Denim」(シングルのB面コレクション、6曲入り)に急遽、竹内まりや本人の楽曲解説を付けることになり、工程が間に合わないので、発売日が延びることになった。当初5月16日発売予定だったのが5月23日発売に最終決定となった。四月の中旬になったら新曲を少しずつ紹介できれば、という予定。

・ヘロン
久し振りに山下達郎の楽曲で。新年度、最初のスタートは「ヘロン」。

・SHOWDOWN
イギリスのソニーからアイズリー・ブラザーズのアルバム『SHOWDOWN』(1978)と『GRAND SLAM』(1982)が2in1でリイシューされた。どちらもデジタル・リマスタリングが施されている。

・(IF LOVING YOU IS WRONG)I DON'T WANT TO BE RIGHT
ルーサー・イングラムの訃報が入ってきた。ルーサー・イングラムは1970年代の頭にデビュー。サザン・ソウルだが歌い方はかなりノーザン・ソウルに近い人。「ココ」というスタックスのサブ・レーベルから何曲かヒットを出している。ハスキーなとてもいい声をしていて、顔つきもちょっと変わった人。
代表作は「(IF LOVING YOU IS WRONG)I DON'T WANT TO BE RIGHT」という不倫ソングで、ロッド・スチュワートやミリー・ジャクソンなどたくさんカヴァーがある。1972年全米ソウル・チャートNo.1、全米チャート3位。

・GIRL ON A SWING
ハプニングスは1960年代に活躍したニュージャージー出身の4人組のヴォーカル・グループ。もともとはドゥーワップ・グループだったが、'60年代に入りドゥーワップが廃れたので、トーケンズのプロデュースで'60年代的なヴォーカル・グループの展開、古い曲を'60年代的な8ビートに焼き直すというアプローチで成功を収めた。東のハプニングス、西のボーグス、この二つのグループが古いスタンダード・ナンバーや一つ前の曲を新しいアレンジで復活させた二大グループ。
「GIRL ON A SWING」はファースト・アルバム『THE HAPPENINGS』に収められている。リード・ヴォーカルのボブ・ミランダの作曲で、イギリスでジェリーとペイスメイカーズがシングル・カットしてヒットさせたことがある。邦題は「ぶらんこの少女」。
タツローさんは高校生の頃、自分で譜面を書いてブラス・バンドで演奏したことがあるという。

・OLD & WISE
2005年に発売されたコリン・ブランストンとロッド・アージェントというゾンビーズのメンバーが、ゾンビーズ名義で発表した『LIVE AT BLOOMSBURY THEATRE』は2004年のライヴを収録した2枚組のライヴCD。ゾンビーズのレパートリーはもちろん、アージェントの曲もやっている。
「OLD & WISE」はもともとはアラン・パーソンズ・プロジェクトの1982年のアルバム『Eye In The Sky』の中で、コリン・ブランストンがリード・ヴォーカルで歌っていた曲だが、このライヴではゾンビーズ名義で披露している。アラン・パーソンズ・プロジェクトのオリジナルよりもいいそうだ。ロッド・アージェントのキーボードがいいとタツローさん。

・プレゼント
ニュー・シングル「明日のない恋」の販促グッズ。「プリント・フリース・ブランケット」を20名にプレゼント。携帯用のケース付きブランケットで素材はフリース。プリントは縞模様。実物の写真をオフィシャル・サイトにアップ。締め切りは4月の中頃。

・NHK新番組「SONGS」
4月11日(水)午後11時からNHK総合で音楽番組「SONGS」がはじまる。この番組の一回目が竹内まりやの特集。26年振りにテレビのクレジットに出てるが、本人の出演ではなくて本人のナレーションになる。番組のために特別に作成されたビデオ・クリップとライヴ映像、スタジオやPV撮影時のオフショットが中心に構成される映像プログラムだそうだ。スタジオで歌うとか、スタジオでインタビューするとかではない。番組の中では山下達郎のコメント(曲の説明などのナレーション)もある予定。

・NIAGARA
マーヴィン・ハムリッシュの作品「NIAGARA」のタツローさんお薦めの名唱を、というリスナーからのリクエスト。
オリジナルはバーブラ・ストライザント。アレンジはニック・デ・カロ。
バーブラ・ストライザントのアルバム『WET』は日本盤が出てないけれど丁寧に作られている。作家はマーヴィン・ハムリッシュとキャロル・ベイヤーセイガーとブルース・ロバーツの三者だから悪かろうはずがない。『WET』というタイトルなので雨の歌とか「NIAGARA」とか濡れてるものの曲をズラっと並べてて、よく出来ている。'70年代以降、バーブラ・ストライザントのアルバムはほとんどプラチナ・アルバムだから、金がかけられるとは言うものの、それにしてもよくできている、とタツローさん。

・(THEME FROM)VALLEY OF THE DOLLS
ディオンヌ・ワーウィックの「(THEME FROM)VALLEY OF THE DOLLS」は1967年の映画『哀愁の花びら』の主題歌。1968年全米2位。曲を作ったのはアンドレ・プレビィン。クラシックのロンドン・フィルの音楽監督で指揮者。奥さんのドリー・プレビィンとの共作。

・色・ホワイトブレンド
この季節になるとリクエストが多くなる。もともとは中山美穂に書いた曲のセルフ・カヴァー。1987年のアルバム『リクエスト』に収められている。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
04月08日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」(予定)

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