Sunday Song Book #1345

2018年07月22日 | Sunday Song Book

2018年07月22日プレイリスト
「納涼リクエスト大会」
1. うたのきしゃ / 山下達郎 07月11日発売 ニュー・シングル
2. STRAWBERRY SHORTCAKE / JAY & THE TECHNIQUES '68
3. HEY THERE LONELY GIRL / EDDIE HOLMAN '69
4. MARIE TAKE A CHANCE / THE FLYING MACHINE '70
5. MY BABE / LITTLE WATER '55
6. MY LOVE IS FREE / DOUBLE EXPOSURE '77
7. BE MINE / THE TREMELOES '67
8. WITHOUT A SONG / NEIL SEDAKA '64
9. ミライのテーマ / 山下達郎 07月11日発売 ニュー・シングル
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組はまた前倒し収録。6月23日(土)にスタートした今年のコンサート・ツアー「PERFORMANCE 2018」。今週は27日(金)、28日(土)が神戸国際会館こくさいホール。13本目と14本目。そこから近畿をまわり、月末は大阪のフェスティバルホール。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・納涼リクエスト大会
リクエスト・カードを一束、どこかに忘れてきたそうだが、その分はまた来週。今週も「納涼リクエスト大会」。

・うたのきしゃ
7月11日発売のニュー・シングル「ミライのテーマ / うたのきしゃ」から今週はエンディング・テーマの「うたのきしゃ」でスタート。細田守監督最新作『未来のミライ』は先週末から上映がはじまっている。

・STRAWBERRY SHORTCAKE
ジェイ&ザ・テクニクスはペンシルヴェニア・アレンタウン出身の黒人白人混声のいわゆるクラブバンド。レコーディングはスタジオ・ミュージシャンだそうだ。ジェリー・ロスのプロデュースで名曲がたくさんある。1968年のサード・シングル「STRAWBERRY SHORTCAKE」は全米39位。

・HEY THERE LONELY GIRL
裏声歌手として一時代を築いたエディ・ホールマン。彼の最大ヒット、1970年の全米2位「HEY THERE LONELY GIRL」。達郎さんもカヴァーしている。ルビー&ザ・ロマンティックスの「HEY THERE LONELY BOY」のカヴァー。

・披露宴の余興
リスナーからの「達郎さんは結婚式の披露宴に呼ばれるとスピーチを頼まれるより歌をうたうことが多のでしょうか?」という質問。
昔、レコード会社の役員をしていたとき、主賓で挨拶させられて、その後に芸をやらされるという、すごいことを社員に何回もやらされたとか。「主賓のスピーチと芸をやるのは僕ぐらいしかいないと言われました。別にやりたくてやってるんじゃないですからね」と達郎さん。

・MARIE TAKE A CHANCE
イギリスの4人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ、フライング・マシーン。トニー・マコーレのプロデュースとソングライティングで有名になった。1970年のアルバム『THE FLYING MACHINE』から「MARIE TAKE A CHANCE」。

・レコードの整理
リスナーから「レコードはA to Zで整理されてるそうですが、Aの棚はさらにA to Zで整理されてるのですか? 」という質問。
「なんだこれ(笑)。そうですよ。AAA AAB AAC ABA、そうやってやっております。Aの前は数字です。例えば14カラット・ソウルとかですね、コンピは特に100 BEST HITとかそういうやつがアレですね、数字からはじまります。自分のレコード棚の心配しなさい(笑)、あなた。んとに。といって喜んで読んでるやつ」と達郎さん。

・歯
リスナーから「達郎さんは歯は丈夫ですか?」という質問。
「ライヴの前に歯医者さんには行ってきました。今から25年前にそこの歯医者さんに行って、そのときはもう歯のケアなんて全然してないときですから、このままいったら60になったら全部なくなりますよ、と脅かされましてですね。歯間ブラシのやり方とかいろいろ、歯垢の取り方とか教わって、おかげさまでそれ以来ひじょうに丈夫になりまして、で定期検診で行きましたら、虫歯のなりかけがあるからそれを埋めてもらってきました。それで元気にツアーをスタートするという、そういう感じでございます。歯医者さんは大事にしたほうがいいです。なんか歯医者さんの宣伝みたいにしておりますが」と達郎さん。

・MY BABE
リトル・ウォルターはブルース・ハープの奏者でシカゴ・ブルースの巨人。1955年、R&Bチャート5週NO.1の「MY BABE」。

・MY LOVE IS FREE
ダブル・エクスポージャーはいわゆるサルソウルの4人組のヴォーカル・グループ。1976年のアルバム『TEN PERCENT』からシングル・カットされて、1977年ソウル・チャート44位の「MY LOVE IS FREE」。

・小さな願い
2018年10月26日に公開される映画『あいあい傘』。脚本・監督は宅間孝行さん。出演は倉科カナさん、市原隼人さん、立川談春さん、原田知世さん。
http://aiai-gasa.com

この映画の主題歌に竹内まりやさんの新曲が決定した。タイトルは「小さな願い」で4年ぶりのシングル。10月17日発売予定。詳しくは竹内まりやのスペシャル・サイトにて。
https://wmg.jp/mariya/

・BE MINE
ザ・トレメローズは'60年代のイギリスで活躍した4人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。この時代のグループはクラブで鍛えているのでものすごい演奏力がある。1967年、全英39位と振るわなかったが達郎さんもコピーしていた「BE MINE」。もともとはイタリアのスクーターズの曲をトレメローズが英語でカヴァーした、裏声が絶品の一曲。

・WITHOUT A SONG
最近、リクエストが多いのはフォー・シーズンズ。何かあるのかもしれないが毎週かけても仕方がないので、と達郎さん。ニール・セダカへのリクエストも多いそうだ。「WITHOUT A SONG」はフランク・シナトラとかが取り上げているスタンダード・ナンバー。ニール・セダカは1964年のシングルのB面で取り上げているが、達郎さんはリクエストをもらうまで聴いたことがなかったという。今回聴いてみてニール・セダカの出色で素晴らしいのでオンエアすることにしたそうだ。黒人のコットン・カントリーで働く労働者が歌がないと苦しいと歌う、労働の苦しさと歌の讃歌をテーマにした曲。

・ミライのテーマ
最後は7月11日発売の「ミライのテーマ / うたのきしゃ」からオープニング・テーマの「ミライのテーマ」。アニメ映画『未来のミライ』のオープニング・テーマとラストのエンディング・テーマ(主題歌)を達郎さんが書下ろした。オープニング・テーマは「ミライのテーマ」という曲。エンディング・テーマは「うたのきしゃ」。両A面シングルとして発売されている。詳しくはワーナーミュージック・ジャパンの山下達郎スペシャル・サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

・細田守監督最新作『未来のミライ』
『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』、そして『バケモノの子』に続く細田守監督最新作『未来のミライ』が7月20日より公開されている。
http://mirai-no-mirai.jp

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年07月29日は、引き続き「納涼リクエスト大会」
http://www.tatsuro.co.jp
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