Motoharu Radio Show #050

2010年07月21日 | Motoharu Radio Show

2010/07/20 OnAir - 3rd. Week
01.Vampire Weekend:Giving Up the Gun
02.Ed Harcourt:Do As I Say Not As I Do
03.Beach House:Zebra
04.Blind Faith:Can't Find My Way Home
05.The Northern Crowns:Hideaway
06.ceo:Come With Me
07.The Doobie Brothers:What a Fool Believes
08.Grateful Dead:Sugar Magnolia
09.America:Ventura Highway
10.佐野元春:地図のない旅
11.Neil Young:Harvest Moon
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■内容の一部を抜粋
・最新オルタナティブ・トラックス
番組前半は先週に引き続いてMotoharu Radio Showが選ぶ最新オルタナティブ・トラックス。
ヴァンパイア・ウィークエンドはニューヨークのインディ・ロック・バンド。今年の夏は日本での野外ロック・フェスティバルの出演も決まってる。最新アルバムは今年の初めに出ている。アルバム・タイトルは『Contra』。アメリカ、イギリスでトップ10ヒットしている。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月7月の「3PICKS!」はトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ『Mojo』、ジャック・ジョンソン『To The Sea』、そしてスティーヴ・ウィンウッド『Revolutions: The Very Best of Steve Winwood 』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はスティーヴ・ウィンウッド『Revolutions: The Very Best of Steve Winwood 』。

・スティーヴ・ウィンウッド
イギリスのミュージシャン。'60年代から現在までバンドマンとして、またソロ・アーティストとして活動している。スティーヴ・ウィンウッドを説明するとき人々が言うのは「天才」だということ。ギター・プレイヤー、そしてキーボード・プレイヤーとして、またシンガーとして若い頃からその才能を高く評価されていた。弱冠15歳のときに参加していたのがスペンサー・デイヴィス・グループ。「Keep On Running」という曲で英国のチャート1位になっている。その後、トラフィックというバンドを結成してジャズとブルース、ロック音楽をミクスチュアした今で言うところのジャム・バンド的な斬新なロック・サウンドを作った。またそのトラフィックとの活動と平行してエリック・クラプトンと一緒にバンド、ブラインド・フェイスを結成。このブラインド・フェイスというグループは言ってみればスーパー・グループといっていい。ウィンウッドは当時21歳の天才キーボード・プレイヤー。ギターのエリック・クラプトンとドラムのジンジャー・ベイカーはクリームというバンドから来た。そこにベースのリック・グレッチを加えた4人のバンド。この凄い4人が生み出すサウンドはどんなものなのか誰しもが注目した。ただこのバンドは長続きせず1枚のアルバムを作って解散している。その後、エリック・クラプトンはアメリカに渡ってデレク&ドミノスを結成。ソロになってからも現在に至るまで常に第一線で活躍している。そしてスティーヴ・ウィンウッドはトラフィックを再結成して、その後、'80年代に入ってからはソロとして成功している。「Higher Love」という曲が全米NO.1ヒットとなってグラミー賞を授賞した。今回3PICKS!で取り上げたのはスティーヴ・ウィンウッドのベスト・トラックを集めたコンピレーション盤。タイトルは『Revolutions: The Very Best of Steve Winwood 』。4枚組のセットと、その凝縮版にあたる1枚ものと二種類ある。スペンサー・デイヴィス・グループの時代からトラフィック、ブラインド・フェイス、そしてソロ・ワークスと長いキャリアをまとめて聴くことができる。そのアルバム『Revolutions: The Very Best of Steve Winwood 』から今夜はエリック・クラプトンとともに結成したブラインド・フェイスの「Can't Find My Way Home」。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Come With Me
Motoharu Radio Showが選ぶ最新オルタナティブ・トラックスに戻って「Hideaway」と「Come With Me」の2曲。ceoはスウェーデンのインディ・バンド。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週は富山県のNPO法人「ヒミング」。富山県氷見市を中心にアーティストと市民が一緒に町を再構築しようという活動をしている。展覧会やワークショップを通して自然豊かな土地から新しい価値を見つけ出し、その価値を活かして生活を面白くしていこうとしている。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・特集「旅に持って聴きたい曲」
番組後半は特集「旅に持って聴きたい曲」。リスナーからのリクエストを集めている。

・Sugar Magnolia
「ジェリー・ガルシアはミュージシャンとしてだけではなく、カウンター・カルチャーの代表的な人物としても認められていた」と元春。

・旅先では音楽を聴かない
リスナーから「旅先では音楽を聴かないことが多いです。その町の音や言葉を聞くのが楽しいからかもしれません」というコメント。
「こんな特集をやっていて、どうかと思うんですけれど、実は僕も旅に出るときはあんまり音楽を聴きません。自分が音楽を作ってるせいか、どうしても曲を聴くとき、どんな楽器を使ってるのかとか、編曲がどんなふうになってるのかとか、ちょっと専門的な聴き方になってしまうんですね。するとせっかく旅をしているのに音楽を聴くと逆に疲れちゃうという本末転倒なことになってしまいます。これもどうかと思いますが」と元春。

・地図のない旅
「地図のない旅」にリスナーからリクエスト。2004年のアルバム『THE SUN』収録曲。
「最近ではネット上の地図を使えばその土地の詳しい地図が見えたりして、ちょっとした旅行の気分が味わえる時代になりました。とはいってもリアルな旅に勝るものはありません。この夏、リスナーのみなさんも是非思い出に残るような素敵に旅をしてみてください」と元春。

・番組ウェブサイト
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
コメント
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