The Groovers『No.18』

2007年09月17日 | 佐野元春

昨日買った「レコード・コレクターズ」10月号・特集チェス・レコーズ(第二特集は大滝詠一/多羅尾伴内楽団)を見ていたら、リイシュー・アルバム・ガイドのところに、ザ・グルーヴァーズのアルファ・レコード時代のアルバム3枚が、7月25日にソニー・ミュージック・ダイレクトから再発されてると出ていた。

この中の1枚、1991年発売の『No.18』は気になるアルバムだ。アルバム収録曲「トラヴェリン・マン」を佐野元春がプロデュースしているからだ。僕がこの情報を知ったのは佐野元春オフィシャル・サイト「MWS」であったのだと思う。僕がインターネットをはじめたのが10年前の1997年なので、かなり後になって知ったことになる。

今回の再発に際して佐野元春はコメントを寄せていて、CDの帯とライナーノートにそれが掲載されていた。

THE GROOVERS。アルファ・レコード在籍時の3タイトルが復刻すると聞いてうれしくなった。アルバム『No.18』は僕にとっても思い出深いレコードだ。このアルバムで僕は「トラヴェリン・マン」のプロデュースを行った。彼らとの出会いのアルバムなのだ。 - 佐野元春

このコメントを読んで僕はすぐにCDをレジに持っていった(苦笑)。この出会いの後、佐野元春とグルーヴァーズの交流がはじまった。マガジン「THIS」のライヴ・イベントの出演、ライヴ・ステージで佐橋佳幸が出られないときの代役を藤井一彦が務めたりと。今年も「佐野元春Music United. Vol.1」や、アルバム『COYOTE』のテレビ・プロモーションでスタジオ・ライヴを行ったとき、藤井一彦がギタリストとして出演していた。来るべきコヨーテ・ライヴ・ツアーでも、おそらくギタリストとして参加する可能性は高い。これを機会に佐野元春とグルーヴァーズの出会いとなったセッションを楽しむのは悪くないことだろう。
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