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Sunday Songbook #1666

2024年09月15日 | Sunday Song Book

2024年09月15日プレイリスト「リクエスト特集」
1. 歌を贈ろう / 竹内まりや 08月28日発売 ニュー・シングル
2. ITCHYCOO PARK / SMALL FACES '67
3. YES I WILL / THE HOLLIES '65
4. PLEASE CALL ME, BABY / TOM WAITS "THE HEART OF SATURDAY NIGHT" '74
5. FORBIDDEN FRUIT / THE BAND "NORTHERN LIGHTS-SOUTHERN CROSS" '75
6. WIPE OUT / THE VENTURES "IN JAPAN" '65
7. PLEASE BE MY LOVE TONIGHT / THE CHARADES '63
8. うたのきしゃ / 山下達郎 '18
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は大幅に前倒しして収録しているそうだ。

・リクエスト特集
今週も「リクエスト特集」。

・歌を贈ろう
竹内まりやさんの8月28日に発売されたニュー・シングル「歌を贈ろう」。ニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』からの先行シングル。

・竹内まりや『PRECIOUS DAYS』
10年ぶりのニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』が10月23日に発売が変更になった。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・ITCHYCOO PARK
スモール・フェイセスはロンドン・モッズ・シーンの大立者。1967年、全英3位、全米16位の「ITCHYCOO PARK」。邦題は「サイケデリック・パーク」。

・YES I WILL
ホリーズの「YES I WILL」は1965年、全米9位。ジェリー・ゴフィンとラス・タイトルマンの曲。素晴らしい曲とホリーズの素晴らしい演奏とハーモニー、と達郎さん。

・旅のトラブル
リスナーから「達郎さんは旅のトラブルありますか?」という質問。
数限りなくあるそうだ。荷物が出ないことが何度もあったとか。ニューヨークからロサンジェルス、そしてハワイという行程で、ビジネスとスタジオ、そういうようなものであって、ニューヨークで荷物が出てこない。アラスカに荷物が運ばれてたようで、ロサンジェルスでも出てこない。当時はアメリカのジーンズ・ショップとかでサイズの大きいのしかなくて、しょうがないので着たきりでハワイまで行ったという。

・PLEASE CALL ME, BABY
トム・ウェイツの1974年のセカンド・アルバム『THE HEART OF SATURDAY NIGHT』から「PLEASE CALL ME, BABY」。仲の悪い、喧嘩ばかりしている恋人同士の話。
曲をかけ終えて。
プロデュースはボーンズ・ハウ。「ボーンズ・ハウはもうフィフス・ディメンションからトム・ウェイツまでなんでもできちゃう。アソシエイション。才能のあるエンジニア、プロデューサー」と達郎さん。

・無人島に持っていくレコード
リスナーから「もしも無人島に持っていくとしたら、どのレコードを持っていくでしょうか?」という質問。
「よくそういう質問受けますが。一枚とても無理ですね。ダンボールひと箱ですね。それしょうがないですね、はい」と達郎さん。

・FORBIDDEN FRUITS
ザ・バンドの1975年のアルバム『NORTHERN LIGHTS - SOUTHERN CROSS』の1曲め「FORBIDDEN FRUITS」。邦題は「禁断の木の実」。「ちょっと長い曲なんですけど、ザ・バンドにしかできない演奏、歌」と達郎さん。

先週、新曲を書いてると言っていた達郎さん。めでたく出来上がり先様の返事を待っているという。この次また新曲を書く予定が入ってるとか。

・ビーチボーイズのかからないビーチボーイズ特集
来週もリクエスト特集を予定していたが、リスナーから企画のお便りがきたそうだ。宮治淳一さんの「エルヴィス・プレスリーのかからないエルヴィス特集」を聴いて、達郎さんもビーチボーイズやジェームス・ブラウンでこの特集をしたらどうかというもの。じゃあ、来週できれば「ビーチボーイズのかからないビーチボーイズ特集」。ダメだったら「リクエスト特集」。

・名古屋国際会議場センチュリーホール振替公演
達郎さんが風邪による発熱と喉の炎症のため、開催見送りになった8月7日、8日の名古屋国際会議場センチュリーホール公演。振替公演の開催日程が決まった。12月18日(水)、19日(木)にそれぞれ振替。詳しい情報は山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月19日まで続く。全国21都市43公演。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・WIPE OUT(LIVE)
ザ・ヴェンチャーズの1965年のアルバム『VENTURES IN JAPAN』から「WIPE OUT」。

・PLEASE BE MY LOVE TONIGHT
ウェストコーストのドゥー・ワップ・グループ、ザ・シャレーズの1963年のシングル「PLEASE BE MY LOVE TONIGHT」。
曲をかけ終えて。
ザ・シャレーズは白人の5人組でホワイト・ドゥー・ワップ。プロデューサーはトニー・ヒルダー。サーフ・ミュージックの最初期のプロデューサーでドゥー・ワップもやれる。

・うたのきしゃ
今日の最後は「うたのきしゃ」。映画『未来のミライ』のエンディング・テーマ。府中市の超常連のリスナーからの「お隣のタカハシさんちにご長男が生まれましたので、ご両親と小さな命に祝福をしたいと思い、うたのきしゃをリクエストしたいと思います」というリクエストに乗って。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年09月22日は、「ビーチ・ボーイズのかからないビーチ・ボーイズ特集(予定)」
http://www.tatsuro.co.jp

Sunday Songbook #1665

2024年09月08日 | Sunday Song Book

2024年09月08日プレイリスト「リクエスト特集」
1. 歌を贈ろう / 竹内まりや 08月28日発売 ニュー・シングル
2. SUSPICION / TERRY STAFFORD '64
3. MR. DIEINGLY SAD / THE CRITTERS '66
4. I'M A GREEDY MAN / JAMES BROWN '71
5. SEPTEMBER WHEN I FIRST MET YOU / BARRY WHITE "THE MAN" '78
6. OH, PRETTY WOMAN / JOHN MAYALL'S BLUES BREAKERS "CRUSADE" '67
7. STRANGER ON THE SHORE / ACKER BILK '61
8. 悲しみのJODY / 山下達郎 "メロディーズ" '93
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しして収録。前の前倒しより近接していて、8月29日、30日の大阪フェスティバルホールが終わった段階で録ってるそうだ。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・リクエスト特集
今週、来週(その次も?)は「リクエスト特集」。

・歌を贈ろう
竹内まりやさんのニュー・シングル「歌を贈ろう」が8月28日が発売。ニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』からの先行シングル。

・SUSPICION
8月18日の「宮治淳一セレクト:エルヴィス・プレスリーのかからないエルヴィス特集」のときに「これかかるかなと思ったけどかかりませんでした」と達郎さん。テリー・スタッフォードの1964年全米3位の大ヒット・ナンバー「SUSPICION」。テリー・スタッフォードはエルヴィス・プレスリーのそっくりさんで、声が似ているのでヒットした。でもこれ一曲だけで、いわゆる一発屋の人。

・MR. DIEINGLY SAD
我孫子市の超常連のリスナーからのリクエスト。ニュージャージーのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ、クリッターズ。リーダーのドン・チコーネはその後、フォー・シーズンズのメンバーになった。1966年、全米17位のデビュー・ヒット「MR. DIEINGLY SAD」。

実は達郎さん、現在新曲を書いてるそうだ。レコーティングしながらツアーをして、レコーディングしながら番組をやっているとか。なのでリクエストを見ながら自分の好きな曲を選ぶ感じでやっているそうだ。

・I'M A GREEDY MAN
ジェームス・ブラウンの「I'M A GREEDY MAN」は1971年、全米ソウル・チャート7位。アレンジがデイヴィッド・マシューズなので完璧なワン・コード・ナンバー。

・SEPTEMBER WHEN I FIRST MET YOU
バリー・ホワイトの1978年のアルバム『THE MAN』から「SEPTEMBER WHEN I FIRST MET YOU」。ひたすらバリー・ホワイトをリクエストしてくるリスナーから9月がらみのリクエスト。

・名古屋国際会議場センチュリーホール振替公演
達郎さんが風邪による発熱と喉の炎症のため、開催見送りになった8月7日、8日の名古屋国際会議場センチュリーホール公演。振替公演の開催日程が決まった。12月18日(水)、19日(木)にそれぞれ振替。詳しい情報は山下達郎オフィシャルサイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp

・竹内まりや『PRECIOUS DAYS』
10年ぶりのニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』は制作上の都合で発売日が10月16日から23日に変更になった。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・OH, PRETTY WOMAN
達郎さんが風邪で休んでいる間にジョン・メイオールの訃報が届いた。7月22日、享年90歳。ブリティシュ・ブルースの巨人。若いミュージシャンをどんどん発掘してブリティッシュ・ブルースの基礎を築いた人。「達郎さんがいちばん好きなジョン・メイオールの曲」というリクエストに応えて。達郎さんがいちばん聴いたジョン・メイオールのアルバムは1967年の『CRUSADE』。村松邦男さんのアマチュア・バンドで達郎さんがリード・ヴォーカルをしたこともあるそうだ。アルバート・キングのレパートリーでミック・テイラーがギターを弾いているジョン・メイオールとブルース・ブレイカーズの「OH, PRETTY WOMAN」。

・STRANGER ON THE SHORE
イージー・リスニングのリクエスト。アッカー・ビルクはイギリスのクラリネット奏者。1962年、全米NO.1のミリオン・セラー「STRANGER ON THE SHORE」。リレコが多いのでいろいろ調べて、たぶんリアル・ステレオ・バージョンではこれがファースト・テイクだと思われるとのこと。邦題は「白い渚のブルース」。

・悲しみのJODY
今日の終わりは夏の終わりなので「悲しみのJODY」。

・■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年09月15日は、引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp

Sunday Songbook #1664

2024年09月01日 | Sunday Song Book

2024年09月01日プレイリスト:「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. 歌を贈ろう / 竹内まりや 08月28日発売 ニュー・シングル
2. SEPTEMBER / 竹内まりや '79
3. SUMMER VACATION / 村田和人&竹内まりや "MY CREW" '84
4. 白いアンブレラ / 山下達郎 "ソノリテ" '05
5. 元気を出して (2024 REMASTER VERSION) / 竹内まりや 08月28日発売 ニュー・シングル
6. さよなら夏の日 / 山下達郎 '91
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は台風の前、8月22日、23日の仙台公演の後に前倒しで収録しているとのこと。「風邪はもうすっかり回復しておりまして、順調にスケジュールを消化しております」と達郎さん。

・納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)Part.2
夏の終わりは毎年恒例の竹内まりやさんをゲストに迎えて「納涼夫婦放談」。先週に引き続いて二週目。

・歌を贈ろう
ニュー・シングル「歌を贈ろう」が8月28日に発売。ニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』からの先行シングル。ABCテレビ・テレビ朝日系のドラマ「素晴らしき哉、先生!」の主題歌。主演は生田絵梨花さん。「歌を贈ろう」のミュージック・ビデオでまりやさんと共演しているそうだ。

・竹内まりや『PRECIOUS DAYS』
10年ぶりのニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』が10月16日に発売。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・SEPTEMBER
季節の定番ソング「SEPTEMBER」。まりやさんがライヴでいちばん歌った曲。作曲は林哲司さんでニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』には「Watching Over You(Duet with 杏里)」という林哲司さんの曲も収録されるのでうれしいなと思ってるそうだ。

・SUMMER VACATION
季節の定番ソングで「SUMMER VACATION」。今年は1984年の村田和人さんのアルバム『MY CREW』に収録されたオリジナル・バージョン。もともとは川島なお美さんに提供した曲のリメイクで歌詞を変えている。
曲をかけ終えて。
まりや「これたっつぁんとステージでやったらウケるかな(笑)」
達 郎「これ、高いの。声」
まりや「キーがね」
達 郎「村っちゃん、高いの。声」
まりや「いい曲だ」

・好きなパン
リスナーから「好きなパンやアイスクリームは?」という質問。
達郎さんの好きなパンはバケット。まりやさんはイギリス風のいわゆるトースト。達郎さんの好きなアイスクリームはバニラ。まりやさんはハーゲンダッツのキャラメル・クリスピー(クリスピーサンド ザ・リッチキャラメル)とチョコモナカジャンボ。

・白いアンブレラ
2005年の達郎さんのアルバム『SONORITE』から「白いアンブレラ」。夏の終わりなので季節柄、リクエストが集まった。ホーン・アレンジは服部克久さん。リクエストしたリスナーのひとりから「食事は肉派か魚派か」という質問。達郎さんは魚派でまりやさんはどちらかというと肉派。
曲をかけ終えて。
「私は、ロマンチックな、達郎が書く詩が好きですよ、片想いとか」とまりやさん。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。10月公演の一般発売がはじまっている。受付は今週9月3日(火)の18時まで。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・『PRECIOUS DAYS』販促用のTシャツ
『PRECIOUS DAYS』販促用のTシャツを作ったそうだ。黒のTシャツで、まりやさんデビュー45周年なので胸に「45」のワンポイント、背中に「PRECIOUS DAYS」のロゴ入りだという。10名にプレゼント。メールのみの受付。tfm.co.jp/ssb から応募。サイズは指定できてM、L、XLから選んで申し込み。当選者の発表は賞品の発送を代えさせていただきますとのこと。

・元気を出して (2024 REMASTER VERSION)
ニュー・シングル「歌を贈ろう」のカップリングで「元気を出して」。音圧を上げたりしているそうだ。
曲をかけ終えて。
ニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』のデラックス盤には映像作品のボーナス・ディスク「Precious Live Collection」が付いている。その中には
Space Shower Sweet Love Shower 2012 で達郎さんと共演した「元気を出して」が入っていて、映像としては初公開になる。

・ライヴのルーティーン
リスナーから「ライヴの開演まではどのように過ごされてるのですか。何かルーティーンのようなものはありますか」という質問。
「お篭もりします。集中して。誰も部屋に入れません。歌詞の確認です、コードと。歌詞覚えるの大変なんですよ。プロンプター使いませんからね」と達郎さん。

・忘れ物
リスナーからの、バックやリュックを全開にしてしまう癖があるというのお便りを読んで。
達郎さんはかつて公衆電話に財布を忘れたり、クルマの屋根の上にハンドバッグを置いたままのこともあったとか。恵比寿のATMで現金を引き出して財布をそこに置いたまま忘れたことがあるそうだ。で、戻ったらそのままあって「すいません、それ僕のなんです」って。そしたらATMの前のおばさんが「あら大変ね」と言ったという。

・さよなら夏の日
季節の定番で「さよなら夏の日」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年09月08日は、「リクエスト特集(予定)」
http://www.tatsuro.co.jp

Sunday Songbook #1663

2024年08月25日 | Sunday Song Book

2024年08月25日プレイリスト:「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. 歌を贈ろう / 竹内まりや 08月28日発売 ニュー・シングル
2. NEW KID IN TOWN / 竹内まりや 08月28日発売 ニュー・シングル
3. 10月の恋人たち (LOVERS IN OCTOBER) / 木村拓哉 "SEE YOU THERE" 08月14日発売 ニュー・アルバム
4. 恋のバカンス / 竹野屋セントラル・ヒーティング "未発表" '80
5. THE LAST IN LOVE / 竹内まりや 08月28日発売 ニュー・シングル
6. 夏の陽 (LIVE) / 山下達郎 "99/02/11 大阪フェスティバルホール"
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■内容の一部を抜粋
・近況
「風邪を引いてしまいましてね。二週間、ほど、お休みしてしまいました(笑)。いろいろと、お便りで、ご心配のお便りをたくさんいただきました。ありがとうございます。回復いたしまして。名古屋(笑)、公演が2本延期になってしまいました。その後の山形、青森、無事に、すっかり治りまして。えぇ。だけど二週間お休みしたので滑舌が悪いです。しどろもどろでやっておりますが。そのうち慣れると思います」と達郎さん。
番組は山形公演の後に前倒しで収録しているとのこと。

・納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)
夏の終わりは毎年恒例の竹内まりやさんをゲストに迎えて「納涼夫婦放談」。今週来週二週間。

・歌を贈ろう
ニュー・シングル「歌を贈ろう」が今週8月28日に発売。ニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』からの先行シングル。ABCテレビ・テレビ朝日系のドラマ「素晴らしき哉、先生!」の主題歌。主演は生田絵梨花さん。「歌を贈ろう」にコーラスとして参加しているそうだ。

・竹内まりや『PRECIOUS DAYS』
10年ぶりのニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』が10月16日に発売。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・NEW KID IN TOWN
ニュー・シングル「歌を贈ろう」のカップリング曲。イーグルスの「NEW KID IN TOWN」のカバー・バージョン。もともとはこの番組のためにレコーディングされた音源。2015年12月にセンチメンタル・シティ・ロマンスと佐橋佳幸さんが集まって、「イーグルスとかウェストコーストのロックをやりたい」と手軽にレコーディングしたもの。それが中野督夫さんとの最後のレコーディングになったこともあり、音源として残しておきたいと思い、今回のシングルのカップリング曲になった。今こうして聴くとウェストコースト・ロックの男性によるハーモニーはセンチメンタル・シティ・ロマンスにしか出せないとまりやさんは思ったそうだ。まりやさんのデビュー当時のバック・バンドがセンチメンタル・シティ・ロマンスで、「彼らとやれることがまたひとつ減っちゃったのかな」とも思ったという。

・10月の恋人たち (LOVERS IN OCTOBER)
8月14日にリリースされた木村拓哉さんのニュー・アルバム『SEE YOU THERE』にまりやさんが提供した「10月の恋人たち (LOVERS IN OCTOBER)」。達郎さんがセカンド・アルバムに書いたハードなロックなナンバーより、ハチロクのロッカバラードを木村拓哉さんに歌わせてみたかったとか。アレンジを担当したのは元Superflyの多保孝一さんで、ガンズ・アンド・ローゼズばりの仕立てのロッカバラードになっていたそうだ。「それがすごく拓哉くんに合ってて、私はすごく気に入りました。拓哉くんは詞を見て照れたと仰ってましたけれど、すごく似合ってると思います」とまりやさん。

・島根県立大社高校 高校野球ベスト8入り
まりやさんの母校が32年ぶりに甲子園に出場。収録時点でベスト8入り。ベスト8は93年ぶりだとか。「私は今祈ってます。ベスト4に入ってほしい。もしベスト4に入れればロシア革命の年、107年ぶり。私はこの夏ほど大社高校の卒業生であることを誇りに思ったことはありません」とまりやさん。調べてみたらまりやさんの祖父が大社高校野球部設立メンバーだったことがわかった。ショートを守って主将をやっていたという。大社高校の校歌は唱歌の「たなばたさま」を作った人だとまりやさん。

・恋のバカンス
ダディ竹千代さん、本名、加治木剛(かじきごう)さんがお亡くなりになった。加治木さんと一緒にやった竹野屋セントラル・ヒーティングの「恋のバカンス」にリクエストが集まった。竹野屋セントラル・ヒーティングは1980年と1981年に、ダディ竹千代さんと桑田佳祐さんがギター、世良公則さんがベース、ドラムが達郎さん、キーボードがまりやさんの5人でレコーディングを行った。竹野屋セントラル・ヒーティングは美乃家セントラル・ステイション(大橋純子さんのバンド)の文字り。「恋のバカンス」はザ・ピーナツの曲のカバー・バージョンで、竹野屋セントラル・ヒーティングは1980年にレコーディング。
曲をかけ終えて。まりやさんはラジオ大阪でダディ竹千代さんと「JAM JAM 11」という番組をやっていたという。

・『PRECIOUS DAYS』販促用のTシャツ
『PRECIOUS DAYS』販促用のTシャツを作ったそうだ。黒のTシャツで、まりやさんデビュー45周年なので胸に「45」のワンポイント、背中に「PRECIOUS DAYS」のロゴ入りだという。10名にプレゼント。メールのみの受付。tfm.co.jp/ssb から応募。サイズは指定できてM、L、XLから選んで申し込み。当選者の発表は賞品の発送を代えさせていただきますとのこと。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。10月公演の一般発売は今週8月30日15時から受付スタート。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・THE LAST IN LOVE
ニュー・シングル「歌を贈ろう」のカップリング曲の洋楽カバー。この曲もセンチメンタル・シティ・ロマンスとのレコーディング。J.D.サウザーとグレン・フライの共作で「THE LAST IN LOVE」。

・夏の陽 (LIVE)
1999年2月11日に大阪のフェスティバルホールで行われたライヴ・バージョンで「夏の陽」。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年09月01日は、引き続き「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp

Sunday Songbook #1662

2024年08月18日 | Sunday Song Book

2024年08月18日プレイリスト:宮治淳一さんにピンチヒッターをお願いして
「宮治淳一セレクト:エルヴィス・プレスリーのかからないエルヴィス特集」
1. 歌を贈ろう / 竹内まりや 08月28日発売 ニュー・シングル
2. GIRL OF MY BEST FRIEND / RAL DONNER '61
3. HOT DOG / BUCK OWENS '56
4. ROCKIN' LITTLE ANGEL / RAY SMITH '60
5. LONELY BLUE BOY / CONWAY TWITTY '59
6. MY BOY ELVIS / JANIS MARTIN '56
7. ANGEL / CLIFF RICHARD '65
8. FROM A DISTANCE / P.F.SLOAN '66
9. THE KING IS GONE / RONNIE McDOWELL '77
10. あしおと / 山下達郎 "メロディーズ" '83
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■内容の一部を抜粋
・近況
山下達郎さんが風邪のためサンソンを欠席。先週に引き続き宮治淳一さんがピンチヒッター。番組は前倒しで収録しているそうだ。

・宮治淳一セレクト:エルヴィス・プレスリーのかからないエルヴィス特集
8月16日はエルヴィス・プレスリーの命日。今年で47回めの夏。宮治さんはエルヴィス・プレスリーが大好きなのでエルヴィス・プレスリー特集。今週はプレスリーを聴いてロックンローラーを目指した人たちの曲を集めて「エルヴィス・プレスリーのかからないエルヴィス特集」。

・歌を贈ろう
ニュー・シングル「歌を贈ろう」が8月28日に発売される竹内まりやさん。本日8月18日からスタートする、ABCテレビ・テレビ朝日系のドラマ「素晴らしき哉、先生!」の主題歌。主演は生田絵梨花さん。「歌を贈ろう」にコーラスとして参加しているそうだ。本日この番組で初オンエア。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

エルヴィス・プレスリーは1935年生まれ。19歳のときサン・レコードから最初のレコード「That's All Right」が出た。1954年7月19日だった。なので今年はエルヴィス・プレスリーのデビュー70周年にあたる。1956年にRCAビクターに移籍し、「Heartbreak Hotel」が全世界でヒットしてスターになった。今までにない音楽を広めたということで、エルヴィス・プレスリーみたいになるんだという人がたくさん出てくるようになった。今日はそういう人たちの曲を集めて。

・GIRL OF MY BEST FRIEND
ラル・ドナーの1961年の「GIRL OF MY BEST FRIEND」。エルヴィス・プレスリーのカバー曲。声が似ているということで、ドキュメンタリー映画『This Is Elvis』ではナレーションを務めた。

・HOT DOG
バック・オーウェンズはカントリー出身のシンガー。エルヴィス・プレスリーに刺激されて変名でロックンロールを歌った。1956年の「HOT DOG」はコーキー・ジョーンズ名義のシングル。バック・オーウェンズはエルヴィス・プレスリーよりも6つ年上。1963年にカントリー・チャートでNO.1になった「Act Naturally」という曲はビートルズが1965年のアルバム『Help!』でカバーしていてリング・スターが歌っている(アメリカではシングル「Yesterday」のカップリングとして発売された)。

・ROCKIN' LITTLE ANGEL
レイ・スミスはサン・レコード出身。その後に別のレーベルに移籍して、1960年の「ROCKIN' LITTLE ANGEL」は全米チャート22位のヒットになった。

・LONELY BLUE BOY
コンウェイ・トゥイッティもサン・レコードの関係で知られている。カントリー界の大御所。1933年生まれなのでエルヴィス・プレスリーより2歳年上。エルヴィス・プレスリーを聴いてサン・レコードに押しかけ、レコーディングまでしたが結局出なかった。1959年に全米6位まで上がった「LONELY BLUE BOY」はもともとエルヴィス・プレスリーの映画『キング・クレオール』用に作られた一曲の「Danny」。エルヴィス・プレスリーのバージョンはお蔵入りしてしまい、改題して発表されたのがコンウェイ・トゥイッティの「LONELY BLUE BOY」。

・納涼夫婦放談
来週8月25日、再来週9月1日は山下達郎さんが復帰して、竹内まりやさんをゲストに迎えて毎夏恒例の「納涼夫婦放談」の予定。

・MY BOY ELVIS
もうひとりエルヴィス・プレスリーが欲しいと考えたRCAビクターが、「Heartbreak Hotel」のヒットの3ヶ月後にジャニス・マーティンという女性シンガーをデビューさせる。女性版エルヴィス・プレスリー。1956年9月リリースの「MY BOY ELVIS」。

・ANGEL
イギリス版のエルヴィス・プレスリーといえばクリフ・リチャード。1940年、インド生まれ。18歳でデビュー。1964年8月24日にナッシュビルで録音した「ANGEL」。もともとエルヴィス・プレスリーのスロー・ナンバーだが、クリフ・リチャードはアップテンポでやっている。達郎さんも『ON THE STREET CORNER 3』でカバーしている(達郎さんのバージョンはこちらのクリフ・リチャードのバージョンをアカペラに起こしたものだとか)。エルヴィス・プレスリーのスタッフ・ライター、シド・テッパーとロイ・ベネットの作品。プロデューサーはボブ・モーガンとビリー・シェリル。

・FROM A DISTANCE
P.F.スローンは1945年、ニューヨーク生まれ。ロサンジェルスに出てきて音楽活動をはじめる。キャロル・キングを育てたことで有名なプロデューサー、ルー・アドラーと出会って、ルー・アドラーのダンヒル・レーベルでいろいろと仕事をするようになった。ソロでのセカンド・アルバム『Twelve More Times』の1曲目に入ってたのが「FROM A DISTANCE」。その間にバリー・マクガイアの全米NO.1の「Eve of Destruction」、ジョニー・リバースの「Secret Agent Man」とたくさんいい曲を書いてるが、なぜか彼が自分自身のために書いた曲はヒットしていない。「FROM A DISTANCE」もアメリカではヒットしていない。プロデュース能力と作曲、そして歌がいいということで人気ががある。エルヴィス・プレスリーの影響を受けていて、たまたまロサンジェルスの楽器屋でエルヴィス・プレスリーと会ってギターの手ほどきを受けたという逸話がある。ママス&パパスの「California Dreamin'」のイントロのギターはP.F.スローンが弾いているとか。歌い方はかなりエルヴィス・プレスリーを意識している。

・THE KING IS GONE
1977年8月16日にエルヴィス・プレスリーが亡くなった。彼の死後に出た追悼盤の中からこの曲が至極。イントロの語りが泣ける、ロニー・マクドウェルの熱唱「THE KING IS GONE」。

・あしおと
達郎さんの復帰を祈願して最後は1983年のアルバム『MELODIES』から隠れた名曲「あしおと」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年08月25日・09月01日は、「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp

Sunday Songbook #1661

2024年08月11日 | Sunday Song Book

2024年08月11日プレイリスト:宮治淳一さんにピンチヒッターをお願いして
「宮治淳一セレクト・サマーソング特集」
1. DARLIN' / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
2. SO MUCH IN LOVE / THE TYMES '63
3. LITTLE LONELY SUMMER GIRL / DAVID BOX '64
4. SUMMER BREEZE (PT.1) / THE ISLEY BROTHERS '73
5. VIVA TIRADO (PT.2) / EL CHICANO '70
6. 夏の恋人 / 竹内まりや "ビギニング" '78
7. SUMMER SUNSHINE / SKEETER DAVIS "SINGIN' IN THE SUMMER SUN" '66
8. LITTLE FISH FROM THE SOUTHERN SEA / ISABELLE ANTENA '87
9. MAKE ME HIGHER / MANA '24
10. THIS COULD BE THE NIGHT / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
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■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんが風邪による発熱と喉の炎症のため本日のサンソンは宮治淳一さんがピンチヒッター。2019年7月14日以来5年ぶり二回め。
8月7日、8日の名古屋国際会議場センチュリーホールは開催見送りになった。

・サマー・ソング
宮治淳一さんの選曲でサマー・ソング特集

・DARLIN'
達郎さんの1983年のシングル「高気圧ガール」のカップリング曲「DARLIN'」。

・SO MUCH IN LOVE
ザ・タイムスの「SO MUCH IN LOVE」(邦題は「なぎさの誓い」)は1963年に全米NO.1。ザ・タイムスはフィラデルフィア出身の5人組R&Bグループ。1982年にポコからイーグルスに移ったベーシストのティモシー B・シュミットがカバーして全米59位。このシングル盤に「ぜひ、山下達郎さんに歌ってほしい」と書いてあったとか。それを読んだのか、達郎さんが『ON THE STREET CORNER 2』でカバー。

・LITTLE LONELY SUMMER GIRL
デイヴィット・ボックスの「LITTLE LONELY SUMMER GIRL」。1980年頃に宮治淳一さんのオールディーズの師匠から「これいいよ」と教えてもらった一枚。デイヴィット・ボックスは1943年、テキサス生まれ。バディ・ホリー・フォロワーで1964年7月に「LITTLE LONELY SUMMER GIRL」がリリース。今回かけるので調べてみたら1964年12月23日に飛行機事故で亡くなっていた。21歳。バディ・ホリーと同じテキサス出身で亡くなったのも同じ飛行機事故ということで因縁を感じるそうだ。テキサスならではの乾いたサマー・ソング。

・SUMMER BREEZE, PART.1
アイズリー・ブラザーズの1974年の名盤『3 + 3』からのシングル・カット「SUMMER BREEZE, PT.1」。シールズ&クロフツのカバー。

・VIVA TIRADO PART.2(Short Version)
エル・チカノはL.A.ベースのメキシカン・ラテン系ロック・バンド。彼らのデビュー曲で1970年にインストにも関わらずチャート28位になった「VIVA TIRADO PART.2(Short Version)」。

・来週も宮治淳一さん
来週も念の為、宮治淳一さんがピンチヒッター。8月16日がエルヴィス・プレスリーの命日のため何らかのエルヴィス・プレスリー特集。

・夏の恋人
竹内まりやさんの1978年のファースト・アルバム『BEGINNING』に収録されている「夏の恋人」。山下達郎の書き下ろし。アレンジはアル・キャプス。

・SUMMER SUNSHINE
スキータ・デイヴィス1966年のアルバム『SINGIN' IN THE SUMMER SUN』に収録されている「SUMMER SUNSHINE」。

・LITTLE FISH FROM THE SOUTHERN SEA
ベルギーのクレプスキュール・レーベルの女性アーティスト、イザベル・アンテナの1987年のEPに入っていた「LITTLE FISH FROM THE SOUTHERN SEA」。

・MAKE ME HIGHER
茅ヶ崎出身のManaさんの7月にリリースされた『Tellin' Myself』から「MAKE ME HIGHER」。

・THIS COULD BE THE NIGHT
達郎さんのアルバム『BIG WAVE』から「THIS COULD BE THE NIGHT」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年08月18日は、引き続き「宮治淳一さんにピンチヒッターをお願いして」
2024年08月25日・09月01日は、「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
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Sunday Songbook #1660

2024年08月04日 | Sunday Song Book

2024年08月04日プレイリスト「納涼リクエスト大会」
1. 高気圧ガール / 山下達郎 '83
2. SUMMERTIME BLUES (LIVE) / EDDIE COCHRAN '60
3. THESE BOOTS ARE MADE FOR WALKIN' / NANCY SINATRA '66
4. HIGH HOPES / THE S.O.S BAND '82
5. I'M LOVING YOU SOFTLY / SMOKEY ROBINSON "LOVE BREEZE" '78
6. PONTA DE LANCA AFRICANO (UMBABARAUMA) / JORGE BEN "AFRICA BRASIL" '76
7. LOST IN THE FIFTIES TONIGHT (IN THE STILL OF THE NIGHT) / RONNIE MILSAP '85
8. 夏のコラージュ / 山下達郎 "コージー" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は超前倒し。7月26日、27日のフェスティバルホール公演の前に収録しているそうだ。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・納涼リクエスト大会
前倒しのために手探りの状態で今週も「納涼リクエスト大会」。

・高気圧ガール
夏なので夏の歌。お馴染み「高気圧ガール」。

・SUMMERTIME BLUES (LIVE)
エディ・コクランの「SUMMERTIME BLUES」にリクエスト。1958年のベストテン・ヒット。今日は1960年のテレビ番組「BOY MEETS GIRL TV SHOW」からのライヴ・ソース。

・THESE BOOTS ARE MADE FOR WALKIN'
ナンシー・シナトラの1966年の全米NO.1「THESE BOOTS ARE MADE FOR WALKIN'」。邦題は「にくい貴方」。

・HIGH HOPES
ザ・S.O.S バンドはアトランタ出身の大所帯バンド。1982年のサード・アルバム『III』からシングル・カットされて全米ソウル・チャート25位の「HIGH HOPES」。番組では今までかけたことがないとか。

・I'M LOVING YOU SOFTLY
スモーキー・ロビンソンの1978年のアルバム『LOVE BREEZE』は達郎さんがいちばん聴いたスモーキー・ロビンソンのアルバムだという。このアルバムの最後に入ってる「I'M LOVING YOU SOFTLY」。

・竹内まりや『Precious Days』
ニュー・シングル「歌を贈ろう」が8月28日が発売される竹内まりやさん。いよいよアルバムの発売が正式に決定した。タイトルは『Precious Days』。10月16日に発売。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・納涼夫婦放談
8月25日、9月1日は竹内まりやさんをゲストに迎えて「納涼夫婦放談」。

・PONTA DE LANCA AFRICANO (UMBABARAUMA)
ブラジル音楽にリクエスト。ブラジルのファンク。ジョルジュ・ベンの1976年のアルバム『AFRICA BRASIL』に入ってる「PONTA DE LANCA AFRICANO (UMBABARAUMA)」。サッカーのストライカーの讃歌。

・LOST IN THE FIFTIES TONIGHT (IN THE STILL OF THE NIGHT)
ロニー・ミルサップの1985年年、全米カントリー・チャートNO.1、グラミーのカントリー・メールも獲った「LOST IN THE FIFTIES TONIGHT (IN THE STILL OF THE NIGHT)」。オールディーズの讃歌で、翌年の同名のアルバムのタイトルにもなった。

・小学生でも歌える英語の歌
小学校の教員をしているという女性からのお便り。この春から小学3年生から6年生までの生徒に外国語の授業を担当していてるそうだ。その方から「小学校5,6年生が歌うおすすめの洋楽はありますか?」という質問。
パッと思い浮かぶのはキャロル・キングとジェームス・テイラーの「YOU'VE GOT A FRIEND」。音域がそんなに広くなくて、英語が割とわかりやすい。励ましソングなので、そのくらいの子どもに教えると、10代になって意味がわかると深いものがあるから。ギター一本でも歌える。

・足が攣(つ)る
リスナーからの「足が攣る」にまつわるお便りを読んで。
足が攣る場合は爪先立ちがいいそうだ。「落ち着いて爪先立ちで治しましょう」と達郎さん。

・夏のコラージュ
8月に入ったので山下達郎の夏の歌。1998年のアルバム『COZY』から「夏のコラージュ」。リクエストが集まってるという。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年08月11日は、引き続き「納涼リクエスト大会」
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Sunday Songbook #1659

2024年07月28日 | Sunday Song Book

2024年07月28日プレイリスト「納涼リクエスト大会」
1. SYNC OF SUMMER / 山下達郎 '23
2. WALK LIKE A MAN / THE FOUR SEASONS '63
3. LIFE IS A CARNIVAL / THE BAND "CAHOOTS" '71
4. TONIGHT I'M ALRIGHT / NARADA MICHAEL WALDEN "THE DANCE OF LIFE" '80
5. WHEN THE COOKIE JAR IS EMPTY / MICHAEL FRANKS "BURCHFIELD NINES" '78
6. ON A CLEAR DAY (YOU CAN SEE FOREVER) / BARBRA STREISAND "OST" '70
7. CANDY / THE ASTORS '65
8. 僕らの夏の夢 / 山下達郎 '09
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は相変わらず前倒しして収録。ツアーの初日前までに先週分まで録っていたそうだ。「7月の21日のNHKホールはえへん虫が出ましてですね。どうなることやらと(笑)、思いましたけれど。なんとか乗り切りました(笑)。えぇ」と達郎さん。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。9月公演の一般発売は今週7月31日の15時から受付がはじまる。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・納涼リクエスト大会
番組は毎夏恒例の「納涼リクエスト大会」を今週来週と二週間行う予定。

・SYNC OF SUMMER
先週もオンエアしたが「SYNC OF SUMMER」のリクエストが来てるので調子に乗ってとのこと。

・WALK LIKE A MAN
ザ・フォーシーズンズ、1963年、全米NO.1の「WALK LIKE A MAN」。

・LIFE IS A CARNIVAL
ザ・バンド、1971年のアルバム『CAHOOTS』から「LIFE IS A CARNIVAL」。
曲をかけ終えて。
「アラン・トゥーサンの超変態ブラス・アレンジ。大瀧さんがもうシビれていたやつでございますが。思い出」と達郎さん。

・TONIGHT I'M ALRIGHT
ナラダ・マイケル・ウォルデンはドラマー、シンガー、プロデューサー。1980年のアルバム『THE DANCE OF LIFE』はなぜか邦題が『スウィート・ダンス・ミュージック』だった。この中から「TONIGHT I'M ALRIGHT」。

・WHEN THE COOKIE JAR IS EMPTY
マイケル・フランクスの1978年のアルバム『BURCHFIELD NINES』に入ってる「WHEN THE COOKIE JAR IS EMPTY」。トミー・リプーマのプロデュースでニューヨークの甘いサウンド。
曲をかけ終えて。
「ギターのジョン・トロペイのこれ、素晴らしい。アレンジが Eumir Deodato。スティーヴ・ガット、ジョン・トロペイ、ウィル・リー、Leon Pendarvis のフォー・リズムでこのグルーヴ。エンジニアがアル・シュミット。言うことなしという。でも私、この78年頃、マイケル・フランクスあんまり(笑)、甘くてアレだったんでけど(笑)、この歳になるといいなぁと思います。歳取ると、うるさい音楽嫌いです、先ほどの(ハガキの)方みたいに。でもうるさいのもいいですけれど優しいのもいい。ぶつぶつ言っております」と達郎さん。

・竹内まりや『Precious Days』
ニュー・シングル「歌を贈ろう」が8月28日が発売される竹内まりやさん。いよいよアルバムの発売が正式に決定した。タイトルは『Precious Days』。10月16日に発売。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
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・ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY
1972年、達郎さんが19歳のときに自主制作で『ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY』というタイトルのアルバムを作った。当時アナログ盤で100枚自主制作した。1985年に一度アナログ化。1992年にCD化して、現在はファンクラブのネット通販でのみ発売している。この度、最新リマスター&ヴァイナル・カッティングを施し、39年ぶりにアナログ再発することになった。7月10日に発売されてオリコンのベスト10に入った。限定盤なので予約で全部売り切れてしまい、特集のご要望があるけれど、今は考えてないという。

・ON A CLEAR DAY(YOU CAN SEE FOREVER)
バーバラ・ストライサンドで「達郎さんの好きなやつ」というリクエスト。バーバラ・ストライサンドでいちばん好きなのだったら絶対にこれだとか。もともとはミュージカルだったけれど映画化され、1970年に『晴れた日に永遠が見える』、ON A CLEAR DAY(YOU CAN SEE FOREVER)。オリジナル・サウンドトラックからバーバラ・ストライサンドの「ON A CLEAR DAY(YOU CAN SEE FOREVER)」。

・CANDY
スタックスのヴォーカル・グループ、ジ・アスターズは4人組の黒人ヴォーカル・グループ。1965年のシングルで「CANDY」。
曲をかけ終えて。
スティーヴ・クロッパーとアイザック・ヘイズの共作。「ですので間奏のギターはクロッパーですね。素晴らしい音」と達郎さん。

・僕らの夏の夢
『サマーウォーズ』も早いもので公開から15年。今日の最後は「僕らの夏の夢」。リクエストが集まってるそうだ。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年08月04日は、引き続き「納涼リクエスト大会」
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Sunday Songbook #1658

2024年07月21日 | Sunday Song Book

2024年07月21日プレイリスト「リクエスト特集」
1. SYNC OF SUMMER / 山下達郎 '23
2. HAVE I THE RIGHT / THE HONEYCOMBS '64
3. HERE COMES SUMMER / JELLY KELLER '59
4. HUSHABYE / THE BEACH BOYS "ALL SUMMER LONG" '64
5. MACARTHUR PARK / RICHARD HARRIS '68
6. PHILADELPHIA DREAMING / MATT COVINGTON '8?
7. SUSPICIOUS MINDS / MARK JAMES '68
8. コンポジション / 山下達郎 "ソフトリー" '23('13)
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は大幅に前倒し収録。ツアーがはじまって今日はNHKホール。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・リクエスト特集
今日は全部リクエスト。「納涼リクエスト大会」の季節だが前倒しなので「リクエスト特集」。

・SYNC OF SUMMER
2023年のシングル「SYNC OF SUMMER」にリクエストが集まってるという。

・HAVE I THE RIGHT
ハニカムズはロンドンのグループ。女性ドラマーの草分けのバンドとして知られている。1964年、全米NO.1、全英5位の「HAVE I THE RIGHT」。プロデュースド・バイ・ジョー・ミーク。

・HERE COMES SUMMER
ジェリー・ケラーは白人シンガー。いわゆるワンヒット・ワンダー。1959年、全米14位の「HERE COMES SUMMER」。でもイギリスではNO.1になった。パット・ブーンの教会仲間だそうで、パット・ブーンの紹介で歌手の道が開いた。ソングライターとしても作品がある。
曲をかけ終えて。
ヴォーカル・グループのウィスパーズのカバーをサンソンではよくかけてるとか。

・HUSHABYE
ビーチボーイズの1964年の「HUSHABYE」はEPとして発売され、その後にアルバム『ALL SUMMER LONG』に収録。ホワイト・ドゥー・ワップのザ・ミスティックスの1959年のヒット・ソングの超絶素晴らしいカバー・ソング。

・MACARTHUR PARK
6月2日の放送で、リスナーからの「人生で最も聴いたアルバムは何ですか」という質問に達郎さんが答えた。静岡市の超常連のリスナーからその中の一枚、リチャード・ハリスの『A TRAMP SHINING』が現在輸入盤が在庫切れ、国内盤は中古が5000円台。「再発を期待したいですがサンソンで一曲おかけください」というリクエスト。
リチャード・ハリスの『A TRAMP SHINING』といえば1968年、全米2位の「MACARTHUR PARK」。「後にドナ・サマーがカバーしましたが全然比べ物になりません」と達郎さん。
曲をかけ終えて。リチャード・ハリスはアイルランド生まれのイギリスの大変有名な俳優。歌もとても上手い人。その人の歌を取り上げてジミー・ウェッブの作詞作曲・編曲・プロデュース。

・竹内まりや『Precious Days』
ニュー・シングル「歌を贈ろう」が8月28日が発売される竹内まりやさん。いよいよアルバムの発売が正式に決定した。タイトルは『Precious Days』。10月16日に発売。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
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・PHILADELPHIA DREAMING
マット・コヴィントンはフィラデルフィアのPHILLY DEVOTIONSのリード・ヴォーカル。80年代にソロ・アルバムが出たという話だけれど、達郎さんは現物を見たことがないという。それが最近10曲入りのCDが出ていて、ミックスがデモ・テープのようでドラムがめちゃくちゃデカい。リマスターしてもドラムしか聴こえない。それを補正して「PHILADELPHIA DREAMING」。

・SUSPICIOUS MINDS
ソングライターのマーク・ジェームズが亡くなった。6月8日に逝去。83歳だった。エルヴィス・プレスリーの1969年の全米NO.1ヒットの「SUSPICIOUS MINDS」の作者。テキサス生まれのイタリアン・アメリカン。今日はマーク・ジェームズが自分で歌った「SUSPICIOUS MINDS」。1968年のシングル。

・コンポジション
今日の最後は「これウケたので」と達郎さん。
NHKドラマを観ていた妻がエンディングで流れるたびに「私、CD裏面のこの曲が大好きなのよね」と毎度言ってました。裏へ返すところ残念ながら目撃できませんでした。ガラパゴスっぽい発言が多い妻へ感謝を込めてリクエストします。
2013年のシングル「光と君へのレクイエム」のCD裏面「コンポジション」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
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2024年07月28日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
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Sunday Songbook #1657

2024年07月14日 | Sunday Song Book

2024年07月14日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. LOVELAND, ISLAND / 山下達郎 "フォー・ユー" '82
2. (NIGHT TIME IS) THE RIGHT TIME / RAY CHARLES '59
3. IT ONLY HAPPEN (WHEN I LOOK AT YOU) / ARETHA FRANKLIN "YOU" '75
4. I LIKE TO LIVE THE LOVE / B.B.KING '73
5. I FORGOT TO BE YOUR LOVER / WILLIAM BELL '68
6. AQARELA DO BRAZIL / FRANCISCO ALVES '39
7. BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT / WILLIAM DeVAUGHN '79
8. ONLY THE LONELY (DEMO) / ROY ORBISON "ONLY THE LONELY" '24('60)
9. MIGHTY SMILE / 山下達郎 "アルチザン" '92
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■内容の一部を抜粋
・近況
PERFORMANCE 2024は一昨日、12日に埼玉の三郷市文化会館で初日が開いたそうだ。番組は大幅に前倒しで収録。実際はツアーのリハーサルをしていて、選曲にうんうん言ってるとか。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・棚からひとつかみ+リクエスト
今日は「棚からひとつかみ+リクエスト」。いつもの曜日と違うのでスタジオが抑えられず、いちばん端っこの狭い1スタで収録しているとのこと。「こっちの方がなんかアンビエンスが喋りやすいですね。こっちの方が若干ライヴなので声が通る感じがします。なんかアナウンサーになったみたい」と達郎さん。

・LOVELAND, ISLAND
7月なので『FOR YOU』から「LOVELAND, ISLAND」。

・(NIGHT TIME IS) THE RIGHT TIME
レイ・チャールズが聴きたい気分なのだそうだ。1959年、全米R&Bチャート3位、代表作の一曲「(NIGHT TIME IS) THE RIGHT TIME」。

・IT ONLY HAPPEN (WHEN I LOOK AT YOU)
レイ・チャールズときたらアリサ・フランクリン。アリサ・フランクリンのアルバムで、なぜかタイミングを逃していて、達郎さんが一枚だけ持ってないアルバムをようやく手に入れて、これでコンプリートになったそうだ。アリサ・フランクリン1975年のアルバム『YOU』に入ってる「IT ONLY HAPPEN (WHEN I LOOK AT YOU)」。ケン・ゴールドの作品。

・I LIKE TO LIVE THE LOVE
フィリー・ソウルで棚からひとつかみ」のときにかけられなかった曲。B.B.キングが1970年代の頭にフィラデルフィアでレコーディングした。当時、B.B.キングのブルース・ファンには評判がよくなかったが、達郎さんは大好きな作品だという。MFSBがバックをしているけれど、ちゃんとB.B.キングになっている。1973年のアルバム『TO KNOW YOU IS TO LOVE YOU』からシングル・カットされた「I LIKE TO LIVE THE LOVE」。全米ソウル・チャート6位。

・I FORGOT TO BE YOUR LOVER
次はサザン・ソウル。達郎さんの好きなウィリアム・ベル。代表作の「I FORGOT TO BE YOUR LOVER」は1968年、全米ソウル・チャート10位。全米チャートでも45位まで上がった。ブッカーT.ジョーンズとの共作による名作。

・竹内まりや『Precious Days』
ニュー・シングル「歌を贈ろう」が8月28日が発売される竹内まりやさん。いよいよアルバムの発売が正式に決定した。タイトルは『Precious Days』。10月16日に発売。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
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・AQARELA DO BRAZIL
フランク・シナトラの「ブラジル」の原曲にリクエスト。ボサノバ以前の最大の作曲家、アリバホーゾという人が作曲。1939年に作曲、最初にレコーディングしたのは当時大変有名だったフランシスコ・アウヴィス。「AQARELA DO BRAZIL」はブラジルの水彩画という意味で、この曲を「ブラジル」と呼んでいるそうだ。戦前のSPなのでリマスターしたという。

・BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT
フィリー・ソウルで棚からひとつかみ」のときにかけられなかった曲。ウィリアム・ディヴォーンの1974年、全米ソウル・チャートNO.1、全米4位の「BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT」。いろんな人にヒップホップ・シーンではサンプリングされているそうだ。ウィリアム・ディヴォーン自身はワシントンD.C.出身だが、この曲はフィラデルフィアでレコーディングされた。

・ONLY THE LONELY (DEMO)
最近出たやつ。ロイ・オービソンのデモを集めたCDから「ONLY THE LONELY (DEMO)」。ギター一本の弾き語り。なんとバースが付いてる。本チャンはなくなってるそうだ。「未発のデモもありますが。こんなものまで出されるのというですね。そこら中でそういうのありますけれど。私、なるべくそういうの隠しておこうと思います。恥ずかしいので」と達郎さん。

・MIGHTY SMILE
今日の最後はアルバム『ARTISAN』から「MIGHTY SMILE」。リクエストが集まったという。

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2024年07月21日は、「リクエスト特集」
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Sunday Songbook #1656

2024年07月07日 | Sunday Song Book

2024年07月07日プレイリスト「政治と政治家で棚からひとつかみ」
1. 俺の空 / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" '11
2. A APOLITICAL BLUES / VAN HALEN "OU812" '88
3. THE POLITICIAN / LOU RAWLS "A MAN OF VALUE" '72
4. POLITICIANS / HOYT AXTON "WHERE DID THE MONEY GO?" '80
5. POLITICAL SCIENCE / RANDY NEWMAN "SAIL AWAY" '72
6. 俺は政治家だ / 真島昌利 "RAW LIFE" '92
7. 選挙に行ったけど / ギターパンダ "ロックン・ロール・パンデミック" '20
8. お政治オバチャン / 憂歌団 "セカンド・ハンド" '76
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録。いよいよ今週7月12日(金)、埼玉県三郷市文化会館からツアーがはじまる。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
全国ツアーが決定した。「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。スケジュールは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・政治と政治家で棚からひとつかみ
7月7日は東京都知事選挙。「いろいろなところでですね、最近はやっぱり選挙とか、そういうところがですね、なんかおかしいご時世であります。私は普段その、政治的なことに関してのメンションというものをなるべくしないように心がけているんですけれども、さすがにちょっとすごいなという、世の中がどうなってるんだか、そういうような感じがありますので、今日はひとつですね、都知事選挙というのもあります。投票率またたぶん低いのかなと思います。けれど本当は選挙に行った方がいい。これは論理的にですね、証明されている、たとえ自分が投票した人が入らなくても、選挙に行った方が、あの、例えば独裁制とか、そういうようなものに効力がある、投票率が高ければ高いほど効果がある、そういうことが証明されておる、それを説明すると長くなるので嫌になりますが。いずれにしましても今日はそういう日なので、今日はひとつ、政治と政治家で棚からひとつかみと題しまして、洋邦政治に関する歌というものを集めてきました」と達郎さん。サンソンなので正面切ったプロテスト・ソングではなく、ちょっと洒落のめした、揶揄した、そういうようなものを、いろいろ選曲したとのこと。

・俺の空
今日は曲が長いので最初の山下達郎の曲はなしにしようとしたけれど、山岸さんがこれをかけろと言ってきた。「しょうがないのでかけます」と達郎さん。2011年のアルバム『RAY OF HOPE』から「俺の空」。

・A APOLITICAL BLUES
ヴァン・ヘイレンの1988年のアルバム『OU812』に収録されている「A APOLITICAL BLUES」。オリジナルは1972年のリトル・フィートのアルバム『SAILIN' SHOES』に収録。達郎さんはヴァン・ヘイレンのバージョンが好きなのだという。ロウエル・ジョージの作品で、1972年当時はノンポリを揶揄した歌だという解釈で、1988年だと若者がヴェトナム戦争から非政治的なノンポリになっていったことを揶揄していると解釈されている。いろいろな解釈がされている歌。

・THE POLITICIANS
シンガー・ソングライターのマック・デイヴィスが作曲したプロテスト・ソング。1972年のルー・ロウルズのアルバム『A MAN OF VALUE』に入ってる「THE POLITICIANS」。

・POLITICIANS
政治家を揶揄する歌は南部の作家に多い。次は典型的な南部サウンド。ホイト・アクストンはシンガー、作家、俳優。1980年のアルバム『WHERE DID THE MONEY GO?』に収められている「POLITICIANS」。

・POLITICAL SCIENCE
こういう手の音楽だったら、なんと言ってもランディ・ニューマンがとどめをさす。1972年のアルバム『SAIL AWAY』に入ってる「POLITICAL SCIENCE」。

・今後の予定
来週はリクエスト・ハガキが溜まってるので「リクエスト特集+棚からひとつかみ」。最近手に入れたレコード、CDを混ぜるとのこと。

・竹内まりや「歌を贈ろう」
8月からスタートする、ABCテレビ・テレビ朝日系のドラマ「素晴らしき哉、先生!」の主題歌に竹内まりやさんの新曲「歌を贈ろう」が決定した。主演が生田絵梨花さん。新曲「歌を贈ろう」にコーラスとして参加。8月28日にシングルが発売される。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
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・俺は政治家だ
後半は邦楽。真島昌利さんの1992年のソロ・サード・アルバム『RAW LIFE』に入ってる「俺は政治家だ」。

・選挙に行ったけど
選挙のことを歌った曲。ギターパンダはパンダの着ぐるみでパフォーマンスをする人。本名は山川のりをさん。忌野清志郎&2・3'sのギタリストで、キヨシローの影響が窺える。2020年のアルバム『ギターパンダのロックンロールパンデミック』に収録されている「選挙に行ったけど」。
曲をかけ終えて。
「今日唯一めちゃくちゃリアリティのあるやつ。僕好みのギター・ソロ」と達郎さん。

「冒頭にも申し上げましたみたいに選挙、は、あの、行った方が、いいです。なぜ行った方がいいのかと、すんごい長くなるので、アレですけれど。投票しましょう。私もこれ終わったら行きます!」と達郎さん。

・合成写真?
2000年版の『ON THE STREET CORNER 2』のレコード・ジャケットについての質問。背景に1980年版の『ON THE STREET CORNER』のジャケットが写ってますが合成写真ですか?
カメラマンの伊島薫さんがニューヨークで撮ってきた写真を、壁いっぱいの布に印刷して、その前で撮っている。合成ではないけれど合成みたいなもの。当時リイシューされた『ON THE STREET CORNER』シリーズは全部その方法で撮影している。

・お政治オバチャン
憂歌団の1975年のシングル「おそうじオバチャン」。これが差別だとクレームがついて放送禁止になったところもある。それで翌1976年のアルバム『セカンド・ハンド』に「お政治オバチャン」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
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「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年07月14日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
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Sunday Songbook #1655

2024年06月30日 | Sunday Song Book

2024年06月30日プレイリスト「アルバム『ビッグ・ウェイヴ』40周年記念ミニ特集」
1. THE THEME FROM BIG WAVE / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
2. JODY / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
3. MAGIC WAYS / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
4. I LOVE YOU - PART I / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
5. ONLY WITH YOU (LIVE) / 山下達郎 "2014/10/10 名古屋ボトム・ライン"
6. GIRLS ON THE BEACH / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
7. PLEASE LET ME WONDER / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
8. I LOVE YOU - PART II / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
9. THE THEME FROM BIG WAVE (LIVE) / 山下達郎 "2017/04/15 大阪フェスティバルホール"
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■内容の一部を抜粋
・近況
今年のツアーのリハーサルが佳境に入ってきたので、ここから当分、番組はかなりの前倒しで録っているとのこと。

・アルバム『ビッグ・ウェイヴ』40周年記念ミニ特集
1984年の『BIG WAVE』という同名のサーフィンのドキュメンタリー・フィルムのサウンドトラックが今年で40周年を迎える。1984年6月20日リリース。A面がアラン・オデイとの共作によるオリジナル・ソング。B面はビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの作品を中心にした一人多重録音で構成された全曲英語による作品。2014年には『BIG WAVE 30TH ANNIVERSARY EDITION』が最新デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲付きで再発売。40周年記念盤はもうストックがなく、ボーナス・トラックを出し尽くした。リマスターもこれ以上向上しないというものなので、その上に今年は時間的な余裕もなく40周年記念盤は出せなかった。それではあまりに残念なので、番組で思い出話などをアルバムのさわりとともに聴いてもらうことにしたとか。

・THE THEME FROM BIG WAVE
アルバムからシングル・カットされた「THE THEME FROM BIG WAVE」。折よくリクエストが来ているとか。

・JODY
1984年のアルバム『BIG WAVE』から「JODY」。達郎さん、31歳のときの作品。前年にレコード会社を移籍して、ムーン・レコードから『MELODIES』というレコードを出した。その中に入ってる「悲しみのJODY」に英語の歌詞を付けたのが「JODY」。

『BIG WAVE』はA面がオリジナル・ソングでB面はビーチボーイズの作品を中心にした一人多重録音で構成されたアルバム。この時代はシングルのB面にビーチボーイズのカバーをずいぶん入れていた。ちょうどそんなときに『BIG WAVE』というサーフィンのドキュメンタリー映画の企画があり、ビーチボーイズのカバーをそれに使うことになった。

・MAGIC WAYS
A面の4曲目「MAGIC WAYS」もこのアルバムのために書き下ろした曲。ギターを弾きながら歌えないという構造的欠陥を持っており、いまだにライヴで一度もやったことがない。

達郎さんのオリジナル・ソングの英語を担当しているのはアラン・オデイというアメリカのシンガー・ソングライター。1970年代の終わりからアラン・オデイと交流ができ、達郎さんの以後の英語の歌詞の作品はすべてアラン・オデイに頼んでいる。2013年に亡くなった。

1984年当時はインターネットがなく、アラン・オデイに英語の歌詞を頼む場合は、達郎さんがカセットに録音して、それを郵便で送って、アラン・オデイがそれを聴いて、カセットに自分で歌ったデモ・テープを入れて送り返すという作業をしていた。それだと数週間かかるのでアルバムの制作に間に合わず、アラン・オデイに来日してもらって、約一ヶ月にわたって歌詞を書いてレコーディングした。

1982年にアラン・オデイが初めて達郎さんの作品に英語の歌詞を書いた「YOUR EYES」もアルバム『BIG WAVE』に入っている。

・I LOVE YOU - PART I
1983年にサントリーのギフトのCMに使った「I LOVE YOU」という作品もアルバム『BIG WAVE』に入っている。I LOVE YOUで一曲作れというご無体なスポンサーの依頼に応えたものだった。「I LOVE YOU - PART I」。
曲をかけ終えて。
なぜ PART I なのか。CM用に作った「I LOVE YOU」にアラン・オデイが、この上にメロディをくっつけて違うバージョンを作ろうと提案してきた。それが PART II というかたちで収められてる。それは後ほど。

・ONLY WITH YOU (LIVE)
「ONLY WITH YOU」はこのアルバムのために書き下ろした曲。A面の3曲目。今日は2014年10月10日、名古屋ボトム・ラインでのライヴ・ヴァージョン。
曲をかけ終えて。
2014年には『BIG WAVE 30TH ANNIVERSARY EDITION』がCD化。ヒット曲をやらないマニアック・ツアーと相まって「ONLY WITH YOU」を演奏した。



・今後の予定
来週は7月7日なので「七夕」特集をするつもりだったが、7月7日は都知事選挙。最近の選挙状況が狂気じみて、どうなってるんだという世界。「あんまり政治に関わりたくないという私からしても、おかしいなぁ、私に限らずみなさん思ってるでしょうけれど」と達郎さん。なので来週は都知事選にちなみ(笑)、「政治と政治家で棚からひとつかみ」。その先は7月なので納涼リクエスト大会に突入。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
全国ツアーが決定した。「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。現在、8月公演のチケットの一般発売受付中。7月2日火曜日の18時まで。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・GIRLS ON THE BEACH
B面は全てカバー。ほぼひとり多重録音でやってる。スタジオ・ミュージシャンを使うとビーチボーイズの色彩が出ないのでひとり多重録音をすることにしたという。正確にいうとベースだけ伊藤広規さんにお願いしている。「GIRLS ON THE BEACH」はビーチボーイズのカバー。ビーチボーイズの1964年のアルバム『ALL SUMMER LONG』に入ってる。

・PLEASE LET ME WONDER
21世紀に入ってカバー・バージョンの全盛時代になっているが、実はカバーというのはひじょうに難しい。オリジナルと比べられて、オリジナルに勝てないまでもタメでいる努力がいる。特に完コピしようとするとすごく難しいと達郎さん。B面の2曲目は1965年のビーチボーイズのアルバム『TODAY』に収められている「PLEASE LET ME WONDER」のカバー。
曲をかけ終えて。
このテイクには逸話があって2番の歌詞を一回歌ってミックスしたが、実は歌詞が違ってることが判明し、もう一回歌い直してミックスしようとしたら、エンジニアの吉田さんが「そこの部分だけやり直せばいい」と強硬に言い張り、そこの8小節だけ前のテイクを聴いてミックスし直した。コンピューター・ミックスがない時代だったので、そこだけテープ繋いて作った。なのでその部分だけ若干エコーの感じが変わる。だったら全部ミックスしたらいいのに「嫌だ。めんどくさい」。そのことを思い出したそうだ。

アルバムの制作前に達郎さんはソナー・ライトという新しいドラム・セットを購入。とてもいい音がするのでそれがうれしくて一所懸命叩いている。全面的にそのドラムでレコーディングしている。

・I LOVE YOU - PART II
「I LOVE YOU - PART II」はドゥーワップ・テイストのひとりアカペラ。CM用に作った「I LOVE YOU」にアラン・オデイが、新しいメロディを上に作って英語の歌詞を付けたらどうだと提案してできた曲。A面の最後の曲。

・THE THEME FROM BIG WAVE (LIVE)
今日の最後は「THE THEME FROM BIG WAVE」のライヴ・バージョン。2017年4月15日、大阪フェスティバルホールで行われたライヴから。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年07月07日は、「政治と政治家で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp

Sunday Songbook #1654

2024年06月23日 | Sunday Song Book

2024年06月23日プレイリスト「『父の日』で棚からひとつかみ 洋楽編」
1. ミライのテーマ / 山下達郎 '18
2. DADDY'S HOME / SHEP & THE LIMELITES '61
3. PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG / JAMES BROWN '65
4. LET ME BE THE MAN MAY DADDY WAS / THE CHI-LITES '69
5. TO DADDY / DOLLY PARTON "ESSENTIAL ONE" '95
6. DADDY'S TUNE / JACKSON BROWNE "PRETENDER" '76
7. SONG FOR MY FATHER / HORACE SILVER '65
8. DAD, I LOVE HER / PONDEROSA TWINS PLUS ONE "PONDEROSA TWINS PLUS ONE" '72
9. SO LONG DAD / NILSSON "SINGS NEWMAN" '70
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■内容の一部を抜粋
・近況
今週からツアーのリハーサルにコーラスの人たちが参加するので本格化するとのこと。譜面書き、その他でわさわさするそうだ。なので番組もこの先前倒し収録が増えるという。

・『父の日』で棚からひとつかみ 洋楽編
先週は父の日だったので「『父の日』で棚からひとつかみ 邦楽編」。いろいろネタを集めてみると洋楽もたくさん集まったので、今週は「『父の日』で棚からひとつかみ 洋楽編」。

・ミライのテーマ
達郎さんの楽曲には「お父さん」の歌がないけれど、お父さん関連なら何曲か持ってるという。2018年の細田守監督作品『未来のミライ』に書き下ろした「ミライのテーマ」と「うたのきしゃ」はお父さんの目から見た子どもの歌。お父さんが歌っている。今日はそのオープニング・テーマで「ミライのテーマ」。

・DADDY'S HOME
まずはドゥー・ワップから。シェップ&ザ・ライムライツはジェームズ・シェパードという人がリーダー。ハートビーツというニューヨークを代表するドゥー・ワップ・グループを結成していたが、そのグループを解散した後にシェップ&ザ・ライムライツという名義で、1961年、全米2位の大ヒットを飛ばした。「DADDY'S HOME」はその後、いろんな人にカバーされている。

・PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG
次はベタなところでジェームズ・ブラウン。「こじつけです」と達郎さん。「PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG」は1965年、全米R&BチャートNO.1、全米8位。

・LET ME BE THE MAN MAY DADDY WAS
シカゴを代表するヴォーカル・グループ、シャイライツの1969年のセカンド・アルバムからのシングル・カット。全米R&Bチャート15位の「LET ME BE THE MAN MAY DADDY WAS」。

・TO DADDY
1977年にエミルー・ハリスがドリー・パートンのペンになる作品「TO DADDY」を歌った。ドリー・パートン自身の作品は長い間未発表だったが、90年代になってレコーディング・バージョンが発表された。1976年ごろの録音とされている。

・DADDY'S TUNE
ジャクソン・ブラウンの1976年の4枚目のアルバム『PRETENDER』に入ってる「DADDY'S TUNE」。

・今後の予定
1984年のアルバム『BIG WAVE』が今年40周年。30周年記念盤をリリースしたときにボーナス・トラックを出し切ってしまい、今年はツアーなどでバタバタしていて、新しい曲書きの仕事も入ってきてるので、アナログ盤のリイシューも何にもしてやれない。せめて番組で40周年記念の『BIG WAVE』特集を、ちょっと遅くなったが来週オンエアするとのこと。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
全国ツアーが決定した。「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日が初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。8月公演のチケットの一般発売は今週6月28日金曜日15時からはじまる。7月2日火曜日の18時まで。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・竹内まりや新曲
竹内まりやさんの新曲「Coffee & Chocolate」が朝日生命のCMに使われている。ドゥー・ワップで、現在制作中のニュー・アルバムに収録される。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・SONG FOR MY FATHER
ジャズでお父さんの曲といえばホレス・シルバー。1965年のアルバム『SONG FOR MY FATHER』のタイトル・ソング「SONG FOR MY FATHER」。

・DAD, I LOVE HER
ポンデローサ・ツインズ・プラス・ワンはクリーブランド、オハイオの黒人のキッズ・グループ。十代の少年5人組で、双子が二組にプラスもう一人。1972年のアルバム『PONDEROSA TWINS PLUS ONE』に入ってる「DAD, I LOVE HER」。
曲をかけ終えて。日本でかかるのは初めてかもしれないとのこと。オリジナル・アルバムは目の玉が飛び出るほど高くて、達郎さんもリイシューしか持ってないそうだ。「かわいい。私好きなんです、このグループ」と達郎さん。

・サビ
リスナーからの質問で、来日6年の中国人とギター教室で知り合ったという。「先日、彼が、曲の盛り上がる部分を日本語でサビというのはなぜですか? ネットからの情報ではなくて達郎さんのお言葉で聞かせていただけないでしょうか」。
「なんだそれ。ネットで調べろ。ふふふ」と達郎さん。達郎さんがこの業界に入ったとき、ブラスの人から聞いた話ではワサビで、辛味が効いてると「サビが効いてる」という表現をする。「わびさび」のさびで「サビ」の語源はわからないとトランペットのおじさんが教えてくれたそうだ。「サビが効いてる」から変化してピリッとしてるところを「サビ」というそうだ。ちなみにアメリカで、「Aメロ」はコーラス、導入部はバース、「サビ」はブリッジ。外国では言い方が変わるが日本では昔から「サビ」。最近は筒美京平さんみたいにA,B,C,D,Eときてクライマックスを「大サビ」という。そんな言葉は昔はなかったが、それが一般化している。だんだん大袈裟になっているそうだ。

・履物
リスナーから「達郎さんの好きな履物は?」という質問。
革靴で、スニーカーも皮のスニーカーを履いてる。いわゆるスニーカーが好きじゃないので、とのこと。革靴のウォーキング・シューズを二十数年履いてるそうだ。

・SO LONG DAD
ハリー・ニルソンの1970年のアルバム『NILSSON SINGS NEWMAN』(ランディ・ニューマンを歌う)という名盤から「SO LONG DAD」。父と子の断絶をテーマにしている。

■リクエスト・お便りの宛て先:
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2024年06月30日は、「アルバム『ビッグ・ウェイヴ』40周年記念ミニ特集」
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Sunday Songbook #1653

2024年06月16日 | Sunday Song Book

2024年06月16日プレイリスト「『父の日』で棚からひとつかみ 邦楽編」
1. パパの手の歌 / 忌野清志郎 '92
2. FATHER / THE YELLOW MONKEY "FOUR SEASONS" '95
3. ボサノバ父さん / ユニコーン "おどる亀ヤプシ" '90
4. 父とピストル / コシミハル "父とピストル" '91
5. 僕のお父さん / 桑田佳祐 "孤独の太陽" '94
6. papa song / 玲里 "EMOTIONAL ARMOR" '18
7. FATHER'S BACK / 鳥山雄司 "プラチナ通り" '90
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーのリハーサルがはじまり、連日声を出してるから滑舌がいいそうだ。

・『父の日』で棚からひとつかみ
聴取率週間なので上の方から「なんかやれ」と言われたという。そうしょっ中やってられず、今日は父の日なので「『父の日』で棚からひとつかみ」。今まで2回やったことがあるとか。今回は邦楽が集まったのでオール邦楽という珍しいパターン。

・パパの手の歌
忌野清志郎さんの「パパの手の歌」。建設会社のテーマ・ソング。へそ曲がりなのでリクエストが来ていた「パパの歌」(1991年のシングル。前回の特集でオンエアしたので)かけずに、その次の1992年のシングル。「そこはかとなく反抗心が滲み出てると思いますが(笑)」と達郎さん。

・FATHER
THE YELLOW MONKY(ザ・イエロー・モンキー)1995年のアルバム『FOUR SEASONS』に収められている「FATHER」。
曲をかけ終えて。吉井和哉さんは早くにお父様を亡くされており、そのことについて歌っている。イエモンのレパートリーの中では異色作。

・ボサノバ父さん
ユニコーンの1990年のミニ・アルバム『おどる亀ヤプシ』の中から「ボサノバ父さん」。さすがに達郎さんは『おどる亀ヤプシ』を持っておらず、配信で逃げようとデータをダウンロードしてリマスターしようとしたが、音の抜けがよくなくて、CDを買ったという。「全然音が違って、やっぱりCDじゃないとダメだ。圧縮はダメだ。そういう今日この頃」と達郎さん。

・父とピストル
コシミハルさんはお父さんがクラシックのファゴット奏者で、お母さんは声楽の方という、とっても才能のある方。RCAレコードでは当時3M作戦(コシミハル、桑名正博、竹内まりや)を展開していた。1991年のアルバム『父とピストル』のタイトル・ソングで「父とピストル」。ドイツ語で歌われている。

・僕のお父さん
桑田佳祐さんの1994年のソロ・アルバム『孤独の太陽』に収められている「僕のお父さん」。

・今後の予定
来週も「『父の日』で棚からひとつかみ」。洋楽編とのこと。リハーサルがはじまってるので番組は今後前倒し収録になる。引き続きリクエストを募集。

・papa song
難波弘之さんのお嬢さん、シンガー・ソングイターの玲里さん。2018年のアルバム『EMOTINAL ARMOR』に収められている「papa song」は父の日にお父さんにプレゼントした曲。杉真理さんが参加している。

・FATHER'S BACK
鳥山雄司さんは今年のツアーにもギタリストで参加。1990年のアルバム『プラチナ通り』に入ってる「FATHER'S BACK」。曲が長いので勝手にエディットしたとか。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
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2024年06月23日は「『父の日』で棚からひとつかみ 洋楽編」
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Sunday Songbook #1652

2024年06月09日 | Sunday Song Book

2024年06月09日プレイリスト「リクエスト特集」
1. 雨は手のひらにいっぱい / SUGAR BABE "SONGS" '75
2. MY GENERATION / THE WHO '65
3. BABY COME BACK / PLAYER '77
4. WHAT'S YOUR NAME / LEON WARE '79
5. RAINY DAY / THE RASCALS "ONCE UPON A DREAM" '68
6. GOLDEN DAYS / SALLY FIELD '67
7. QANTAS 107 / COL JOYE & THE JOY BOYS '65
8. 十字路 / 山下達郎 "ポケット・ミュージック" '86
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーのリハーサルがはじまったという。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。スケジュールとチケットの一般発売日は山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・雨は手のひらにいっぱい
雨の歌にリクエストが集まっているとか。今日はシュガーベイブの「雨は手のひらにいっぱい」。

・MY GENERATION
ザ・フーの1965年、全英2位の「MY GENERATION」。「年取る前に死にたい」という歌詞。達郎さんは影響を受けたそうだ。

・BABY COME BACK
プレイヤーはL.A.の4人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。1977年、全米NO.1のミリオンセラー「BABY COME BACK」。

・WHAT'S YOUR NAME
リオン・ウェアはデトロイト出身のソングライター。1979年のアルバム『INSIDE IS LOVE』からシングル・カット、全米ソウル・チャート42位の「WHAT'S YOUR NAME」。

・RAINY DAY
ザ・ラスカルズの1968年のアルバム『ONCE UPON A DREAM』に入ってる「RAINY DAY」。ラスカルズのCD BOXが出たので、番組で特集する予定だとか。

・父の日特集
来週はまた恐怖の聴取率週間。6月の第3日曜日「父の日」なので「父の日で棚からひとつかみ」。

・山野楽器銀座本店
山野楽器銀座本店がCDの販売を7月で終了するというニュースが告知された。何枚かお便りが届いてるそうだ。
「こういうことが起こる度に音楽が衰退していくとか、いろんな説がありますけれど、2010年頃にCDがなくなって、やはり配信ばかりになって、レコード会社はどうなるんだ、そういうようなことで、私の所属していたワーナーミュージックのイベントで社員、スタッフ、ミュージシャン、そういうような不安にみなさん喧しく語られていましたけれど、そのとき私、最年長だったので(笑)、申し上げたんですけれども。こういうメディアがいろいろ変わっても音楽がなくなることはありませんので。そういう音楽を人に広めようとか、そのようなことに対する努力とか、情熱というのは絶対なくなりませんので。こうしたメディアが変わっていけば、またそれに合わせて音楽を広める努力というものが続いていきますので、私はそれほど悲観しておりません。若い頃はいろいろ考えましたけれど、この歳になると(笑)、まぁどうにかなるか。そういう感じであります。ので大体ラジオもどうなるかと思いましたけれど、32年これ続いております。来年も変わらず続ける見込みであります。ライヴも身体が(笑)、続く限りできるような感じでございます。引き続きよろしくお願いしたいと思います」と達郎さん。


2014.09.07

・GOLDEN DAYS
サリー・フィールドはテレビ女優から映画女優になり、アカデミー賞を二回など、たくさん賞を取っている大女優。日本でもテレビで放映された『いたずら天使』はスクリーン・ジェムズのプロデュースなので、ゴフィン / キング、ヘレン・ミラーなどスクリーン・ジェムズのスタッフ・ライターが手掛けている。そんな中からキャロル・キング、ジェリー・ゴフィン、ハワード・グリーンフィールドの3人共作、アレンジがジーン・ペイジの1967年の「GOLDEN DAYS」。まだサリー・フィールドが十代だったので、いわゆるガール・シンガーもののジャンルに入る。

・QANTAS 107
「QANTAS 107」はオーストラリアのグループでコル・ジョイ・ウィズ・ジョイ・ボーイズの作品。コリ・ジョイはシンガー、ジョイ・ボーイズはバック、そしてインストゥルメンタル・グループ。カンタス航空が日本に就航した記念で出されたシングル。来日した際に日本でレコーディングされた。昨年の新春放談でオンエア。

・アート
リスナーから「アートに造詣が深くなった理由を是非とも聞いてみたいです」という質問。
小学校の時に母親が全部で二十八巻くらいの美術全集を買ってくれて、それをひたすら見て、いちばん最後の絵が(ヴィクトル・)ヴァザルリだったとか。そこから興味を持っていろんな個展とかに行ったという。

・十字路
今日の最後も雨の歌。1986年のアルバム『POCKET MUSIC』から「十字路」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
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2024年06月16日は「『父の日』で棚からひとつかみ」
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