Life in America ~JAPAN編

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「ブッシュ暗殺」

2007-05-17 04:45:45 | movie
ついこの間、最近見た映画のひとつとしてここで紹介したばかりの『Death of a President』について、asahiに面白い記事が出ていた。


「ブッシュ暗殺」映倫がNG 配給元は再審査求める (2007年05月17日02時04分)

 米国大統領の暗殺をフィクションで描いた英国映画に、日本の配給元が「ブッシュ暗殺」という邦題を付けたため、映倫管理委員会(映倫)が、この映画を審査で退けたことが16日、わかった。審査を通過しない映画は事実上、大半の映画館で上映できない。
 映画は原題が「Death of a President(大統領の死)」で、元々はテレビ用に作られた。「ブッシュ大統領」が遊説先のシカゴで銃撃されて死に、「チェイニー副大統領」が後任に就く。
 日本の配給元「プレシディオ」では今年10月に公開を予定。担当者によると、映倫側は今回の邦題が、映画倫理規程の「あらゆる国の主権を尊重し、元首、国旗、国歌及び民族的慣習の取り扱いに注意する」という条項に触れると見なしたという。映倫幹部は邦題を理由に審査を退けたことは認めたが、「それ以外は担当者不在で答えられない」としている。
 映倫は「映画の倫理性の保持」などを目的に、映画業界が自主的に作った第三者組織。だが、映倫の審査を通過しない作品は、映画館の業界団体が「上映しない」と取り決めているため、無審査の作品は上映機会が極めて限られる。
 海外の元首の名が邦題に付いた映画の例には、80年代の「食人大統領アミン」(英題「AMIN THE RISE AND FALL」)があり、この邦題は映倫も認めた。「プレシディオ」はこうした事例を引き、映倫に再審査を求めている。




「食人大統領アミン」(あのウガンダの独裁者、AMIN大統領のこと)のほうがよっぽど “元首の取り扱い”の配慮に欠けると思うけど。
アメリカ大統領の扱いには慎重で、その他にはゆるいのね、映倫って。
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