Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

Jam Sessionの週末。

2007-04-17 11:22:18 | music/festival
近頃はすっかり暖かく、というより汗ばむほどの陽気が続き日も長くなった。
それつられるように、週末はもっぱら外に出かけていくことが多くなった。
先週、今週と日曜日はマサコのところでJam Session。
先週は、ベースのセイヤさんを初めてお迎えしての3人で初の日本人チームセッションをした。いつもは大人数なうえにコミュニケーションは英語なので、なかなかかかゆいところまで手が届かない練習も、3人だと余計な気を遣わず何度も同じところを繰り返しながら練習することができる。
ベースとピアノという最小限の音に集中できるせいか、今年初めてのJamにしては意外とリラックスして自由にできたような気がする。こういう少人数のごまかせない練習、これからもちょくちょくやっていかなきゃ。

うって変わって今週のJamは大所帯。
ピアノ、ベース、ドラムに加えてトランペット、Saxという6人体制。これだけメロディー楽器が多いとやっぱり音が深くなって楽しい。即興ソロを聴くだけでその人となりもよくわかる。特にこの日初めてお会いしたSaxのアルは、私の大好きな“直感型演奏”タイプ。あまり冒険をせずきっちりと演奏するドゥエインのトランペットとは好対照で、だからこそふたりの掛け合いは聴いていてとても面白かった。
「以前、友達のセッションで“枯葉”を演ったんだよ。そのときの演奏は自分でも今までで一番イケてたんだ。で、終わってから譜面をみたらみんなとは違うキーで演ってたことに気づいたんだ。でもそんなこと、知るもんか!だってsounds goodだったも~ん。ワッハッハ」とアル。
こういう人、待ってたのよね!


ドゥエイン(Tp)とアル(Sax)

「“コルトレーンみたい”な演奏をしたところで、それは自分じゃないだろ?だから怖がらずに自分を出すこと、そして自信をつけることさ。」

アルに勇気をもらった日だった。

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