Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

検査のための検査

2009-02-21 07:52:54 | アメリカ生活雑感
今週の月曜日、ようやく甲状腺の検査に行った。
ここにたどり着くまでの話は前にも書いたとおり
なんかおかしいな、と初めて医者に行ってから4ヶ月も経っていた。

何をやったかというと、biopsyという組織検査。超音波映像を見ながら、問題のnoudle(子結節)に針を刺して組織を取り出すというもの。
のどに針!聞いただけでも恐ろしくてかなりびびっていたが、先日会った友人が「私もやったんですよ。そんなに痛くなかった」と言っていたのでああそんなにメジャーな検査なのね、それに痛くないのね(←こっちのほうが重要)と結構気が楽になった。

ひとりでも大丈夫だというのに、Pちゃんは絶対一緒に行くといってついて来てくれた。もしもそのあと気持ち悪くなって運転できなくなったら危ない、それにいろいろ聞きたいこともあるという。

病院は隣町の巨大な総合病院で、まるでリゾートホテルのよう。
私は昔から病院という“空気”そのものが大嫌い。一歩入っただけで病気になりそうな気がするし。

検査は30分ほどで無事終了。
ただいつものことだが、こっちの医療関係者はよくしゃべる。まず部屋に入ったら看護婦さん(イラン人)が支度をしながら「あなた日本から?ねぇ日本に行くにはどの季節が一番いいかしら?」と聞いてきた。
2番目に入ってきた少し年配の看護婦も今度はふたりでバレンタインデーがどうしたのこうしたの、とまるで女子高のような会話。
で3人目にインターン研修中の医者が入ってきてさわやかに挨拶されたが、こっちはベッドの上で身動きとれないので手を上げたのみ。
そしてその後やっと、担当医(インド系)が入ってきた。狭い部屋に5人で、すでに息苦しい。

あとからPちゃんに「アメリカの病院は無駄口が多いなぁ」と文句を言うと、患者さんを和ませるためにわざとやっているのかもよと言われ、妙に納得した。
PちゃんもPちゃんで、担当の看護婦に検査後の注意事項をしつこく質問して、最後に彼女が「聞きたいことがあったらいつでも電話してくれていいわよ」と電話番号をくれたので「じゃぁ、今日の真夜中過ぎにかけますね」としょ~~~~もないジョークを言っていた。
こっちが恥ずかしいからやめてくれよ。


3日後には結果を主治医に送っておくということだったので、これまでの経緯と一向によくならない鼻からのどにかけての不快感をどうしたもんかと金曜日に再び主治医のDr.Mにアポをとる。
Pちゃんもここぞとばかりに鼻息荒くついてきた。

結果は「良好」。
noduleは腫瘍や、炎症を引き起こすような悪玉くんではなかったというのでひとまず安心。
しかし、問題は甲状腺にあらず。まだ喉のいがいがが続いていることだ。
姉が同僚の内科の先生に症状を尋ねてくれたところによると、「後鼻腔から咽頭・喉頭にいたる炎症」ということだったので、それもセカンド・オピニオンとしてDr.Mに伝える。
で、結局またへんてこな鼻スプレーを渡された。
これを試しつつ、お次は鼻のCTスキャンをとり、そんでもって最終的に耳鼻咽喉科(?)を紹介してくれるという。

またかよ~!!
このだらだらするシステムと処理の遅さ、どうにかならんのか、ドイツじゃありえない!とPちゃんも相当強い口調でDr.Mに迫ったが、柳のようにひょろりとかわされてしまった。

ということで、まだまだこの戦いは続く・・
面倒くさいなぁ。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする