Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

それぞれのバレンタインデー in Chicago。

2009-02-16 05:10:25 | アメリカ生活雑感
ひっさしぶりにシカゴにおのぼりした。
今年2回目。Pちゃんはなんと今年初だ。
近頃ちょっと寒さも和らいできたので(といっても相変わらず零下には変わりないが)なんとなくぶらぶらしたくなったのと、ちょうどシカゴに里帰り中のオバマ夫妻が今日シカゴのどこでバレンタインディナーをするのかもかなり気になっていて、ひょっとするとばったり遭遇するかもと淡い期待を寄せていた私であった。

いつもながら夜型の私たちは、日の沈む頃車でシカゴ市内に向かう。
ミシガン通りは激しく渋滞中。
でもそのおかげで、ちょうとシカゴ川に打ちあがるバレンタインデー花火を見ることができた。

きっとこのあたりでオバマ夫妻は夕食中なんだろうな。
ふたりは必ず、バレンタインデーには市内のレストランでデートをするらしい。
去年、まだヒラリーさんと激しく候補指名争いをしていたときもこの日だけはオフをとってふたりでゆっくり食事を楽しんだという。
新聞各紙は「多分このレストランだろう」という予想も出していたようだが、さて結果は・・?。

私たちはオールド・タウンで通りすがりのイタリアンレストラン「トッポ・ジージョ」でパスタを食べることに。
おいしくてボリュームたっぷり。めずらしく質量ともに満足する食事だった。

レストランをあとにした私たちは、Jazzでも聴きに行くべと老舗の「Jazz Showcase」へ向かう。
この店は2年ほど前にダウンタウンに移転していたのをずっと知らずにいたので、今日は移転後初めて訪れることになる。
ブルースの殿堂「バディ・ガイ・レジェンド」にもほど近い、ハイウェイに近い交通至便な場所にある。


 
外は真っ暗でひっそりとして、人っ子ひとり歩いていないちょっと不気味な状態。
でも一歩中に入ると人がいっぱい。
古い倉庫を改造したようなつくりで広々として開放感がある。
音の広がりも実に気持ちよかった。



壁際にただひとつあったソファー席をゲット。
おかげで食べ過ぎでまったりしていた体を休めることができた。


今日の主演は、Eric Alexander Quartet。
とてもお行儀のいいJazz、という感じ。



午前0時過ぎ、すべてのステージを聴き終えて撤収。

◆◆
さて。
結局この日、オバマ夫妻が訪れたのは「Table Fifty-Two」というレストランだったそう。
なんと、私たちの食べていたところから数百メートルというニアミスだった。

「そういえば、ミシガン通りでフロント部分に星条旗を2本立てた黒塗りの車を見たけど、あれだったのかも」とPちゃん。
だからあんなに渋滞してたのか!?

 (photo by:http://obamafoodorama.blogspot.com)