先週マイケル・ジャクソンが亡くなってから早くも1週間が過ぎた。彼への想いはこのブログに書き綴ったが、同じ日に亡くなったファラ・フォーセットの死も又私には大きなショックで、彼女のことをボーッと考えていたらチャーリーズ・エンジェル(映画の元になった70年代のテレビ・シリーズの方です)に行きつき、懐かしさが込み上げてきた。
私は昔から外国のテレビドラマが大好きだった。日本のドラマって脚本に深みがないというか、予定調和というか、どれも似たり寄ったりでイマイチ面白みに欠けるのだが、海外、特にアメリカのドラマはストーリー展開ひとつとっても次元が違うほど面白く、俳優さんたちのキャラも立っていた。私が一番好きなのはスタートレック・シリーズで、中でも「宇宙大作戦」、「ザ・ネクスト・ジェネレーション」、「ディープ・スペース・ナイン」、「ヴォイジャー」の4シリーズ計605話はすべてストーリーを覚えてしまうくらい何度も繰り返し見た。
そうそう、「ダラス」にもハマッたなぁ...(≧▽≦) 70年代から80年代初めにかけて全米で13年間に亘って放送され、最高視聴率が50%を超えた全米ドラマ史上に残る屈指の名作で、テキサスの石油王ユーイング一族の愛憎劇や権力抗争を通して人間の微妙な心の綾が見事に描かれていたし、シーズンの最後に劇的な幕切れを用意して次のシーズンへの期待を持たせるいわゆる“クリフハンガー方式”を定着させたのもこのドラマである。特に主人公のJRがオフィスで何者かに撃たれたところで終わった第2シーズンの衝撃的な幕切れには度肝を抜かれたものだ。
この2作品を別格とすれば、あとは刑事モノ、探偵モノが圧倒的に多かった。私の中学・高校時代、日曜夜の10:30から読売テレビ系でこの種の海外ドラマが入れ替わり立ち替わり放送されていて、私はそれらのシリーズを欠かさずに見ていた。「ロックフォードの事件メモ」を始めとして「華麗な探偵ピート&マック」、「ベガス・私立探偵ダン・タナー」、「地上最強の美女・バイオニック・ジェミー」、そして「地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル」など、挙げていけばきりがない。特に「チャーリーズ・エンジェル」には我が愛しのファラ・フォーセットがジル役で出ており(第1シーズンのみ)、その美しさにすっかり魅了された私は毎週日曜の晩にジルに会えるのが楽しみだった。
これらの海外ドラマの魅力の一つに音楽面での完成度の高さがあった。特にオープニングのテーマ曲は耳にこびりついて離れないキャッチーなものばかりで、1分ちょっとで多くの人々の心をつかむ絶妙なアレンジがなされていた。適当なBメロやCメロ、それに歌詞を用意できれば大ヒットしそうな曲も何曲かあったので “勿体ないなぁ~” と思いながら自分でオムニバス・テープを作って楽しんでいたのだが、ある時ミナミのタワーレコードで「テレビジョンズ・グレイテスト・ヒッツ 70's & 80's」という盤を見つけた。
そこには上記の番組の主題歌の多くが収録されていただけでなく、他にも「スピード・レイサー」(懐かしさ全開の日本アニメ「マッハGO GO GO」のUSヴァージョン)、「ラバーン&シャーリー」、「探偵ハート&ハート」、「特攻野郎Aチーム」、「刑事スタスキー&ハッチ」、そして知る人ぞ知る名作「ヒル・ストリート・ブルース」なんかも入っていて海外ドラマ・ファンの私には涙ちょちょぎれる内容だった。ヤン・ハマーで全米№1になった「マイアミ・ヴァイスのテーマ」まで入っている。これであと「ナイトライダー」、「エアーウルフ」、「ハイテク武装車バイパー」(←これカッコイイです!)が入ってたら完璧だったのにね...(>_<)
もう一つ嬉しかったことは、日本未放送ドラマ音源で良い曲を何曲か見つけたこと。中でも「バーナビー・ジョーンズ」という番組主題歌が絶品で、英文ライナーによると私立探偵モノらしいのだが、これが実に印象的なメロディーを持った曲で、演奏もダイナミックで中々カッコイイのだ。エエ曲やなぁ...と感心しながらよくよく見ると作曲したのは「ナポレオン・ソロのテーマ」(ベンチャーズもアルバム「バットマン」で演ってましたネ)を書いたジェリー・ゴールドスミス。う~ん、さすがですな(^.^)
話がファラ・フォーセットから大きく逸れてしまった(>_<) 彼女はマイケルのように一つの時代を作った大女優ではないかもしれない。しかしYouTubeに無数にアップされている彼女へのトリビュート映像とその死を悼むコメントの数々が、彼女が如何に大衆から愛された存在であったかをハッキリと物語っている。Rest In Peace, Angel...
Charlie's Angels: Ultimate Opening Credits
Viper intro 4
Barnaby Jones TV show theme song
私は昔から外国のテレビドラマが大好きだった。日本のドラマって脚本に深みがないというか、予定調和というか、どれも似たり寄ったりでイマイチ面白みに欠けるのだが、海外、特にアメリカのドラマはストーリー展開ひとつとっても次元が違うほど面白く、俳優さんたちのキャラも立っていた。私が一番好きなのはスタートレック・シリーズで、中でも「宇宙大作戦」、「ザ・ネクスト・ジェネレーション」、「ディープ・スペース・ナイン」、「ヴォイジャー」の4シリーズ計605話はすべてストーリーを覚えてしまうくらい何度も繰り返し見た。
そうそう、「ダラス」にもハマッたなぁ...(≧▽≦) 70年代から80年代初めにかけて全米で13年間に亘って放送され、最高視聴率が50%を超えた全米ドラマ史上に残る屈指の名作で、テキサスの石油王ユーイング一族の愛憎劇や権力抗争を通して人間の微妙な心の綾が見事に描かれていたし、シーズンの最後に劇的な幕切れを用意して次のシーズンへの期待を持たせるいわゆる“クリフハンガー方式”を定着させたのもこのドラマである。特に主人公のJRがオフィスで何者かに撃たれたところで終わった第2シーズンの衝撃的な幕切れには度肝を抜かれたものだ。
この2作品を別格とすれば、あとは刑事モノ、探偵モノが圧倒的に多かった。私の中学・高校時代、日曜夜の10:30から読売テレビ系でこの種の海外ドラマが入れ替わり立ち替わり放送されていて、私はそれらのシリーズを欠かさずに見ていた。「ロックフォードの事件メモ」を始めとして「華麗な探偵ピート&マック」、「ベガス・私立探偵ダン・タナー」、「地上最強の美女・バイオニック・ジェミー」、そして「地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル」など、挙げていけばきりがない。特に「チャーリーズ・エンジェル」には我が愛しのファラ・フォーセットがジル役で出ており(第1シーズンのみ)、その美しさにすっかり魅了された私は毎週日曜の晩にジルに会えるのが楽しみだった。
これらの海外ドラマの魅力の一つに音楽面での完成度の高さがあった。特にオープニングのテーマ曲は耳にこびりついて離れないキャッチーなものばかりで、1分ちょっとで多くの人々の心をつかむ絶妙なアレンジがなされていた。適当なBメロやCメロ、それに歌詞を用意できれば大ヒットしそうな曲も何曲かあったので “勿体ないなぁ~” と思いながら自分でオムニバス・テープを作って楽しんでいたのだが、ある時ミナミのタワーレコードで「テレビジョンズ・グレイテスト・ヒッツ 70's & 80's」という盤を見つけた。
そこには上記の番組の主題歌の多くが収録されていただけでなく、他にも「スピード・レイサー」(懐かしさ全開の日本アニメ「マッハGO GO GO」のUSヴァージョン)、「ラバーン&シャーリー」、「探偵ハート&ハート」、「特攻野郎Aチーム」、「刑事スタスキー&ハッチ」、そして知る人ぞ知る名作「ヒル・ストリート・ブルース」なんかも入っていて海外ドラマ・ファンの私には涙ちょちょぎれる内容だった。ヤン・ハマーで全米№1になった「マイアミ・ヴァイスのテーマ」まで入っている。これであと「ナイトライダー」、「エアーウルフ」、「ハイテク武装車バイパー」(←これカッコイイです!)が入ってたら完璧だったのにね...(>_<)
もう一つ嬉しかったことは、日本未放送ドラマ音源で良い曲を何曲か見つけたこと。中でも「バーナビー・ジョーンズ」という番組主題歌が絶品で、英文ライナーによると私立探偵モノらしいのだが、これが実に印象的なメロディーを持った曲で、演奏もダイナミックで中々カッコイイのだ。エエ曲やなぁ...と感心しながらよくよく見ると作曲したのは「ナポレオン・ソロのテーマ」(ベンチャーズもアルバム「バットマン」で演ってましたネ)を書いたジェリー・ゴールドスミス。う~ん、さすがですな(^.^)
話がファラ・フォーセットから大きく逸れてしまった(>_<) 彼女はマイケルのように一つの時代を作った大女優ではないかもしれない。しかしYouTubeに無数にアップされている彼女へのトリビュート映像とその死を悼むコメントの数々が、彼女が如何に大衆から愛された存在であったかをハッキリと物語っている。Rest In Peace, Angel...
Charlie's Angels: Ultimate Opening Credits
Viper intro 4
Barnaby Jones TV show theme song