先々週の金曜のこと、朝出社していつものようにパソコンの電源ボタンを押したのだが全く反応が無い。何度押してもウンともスンともいわないのだ。自分のパソコンでブルー・スクリーンが出てビビったことは何度かあるが、何の前触れもなく起動すらしなくなってしまうなんて初めての経験だ。慌てて仲良しの同僚に泣きつくと “わりとよくあるんですよ、急に壊れるの。ウチの会社から支給されてるパソコンって安物ですからね。運が悪かったとしか言いようがないです...” と言って慰められた。しゃーないので早速担当部署に連絡したところ、“すぐに代替品を手配しますがデータの復旧は諦めて下さい” とのこと。ガーン...(゜o゜) これまで長~い時間をかけて作成した資料やデータがすべて消えてしまった。まさか会社のパソコンが壊れるなんて夢にも思わなかったのでバックアップを取っていなかったのだ。
さすがの私もショックが大きすぎてせっかくの週末も凹みまくっていたのだが、いくら悩んでみても消えたデータは復活しない。済んでしまったことはしゃあない... こういう時は何かデカい買い物でもして気分をアゲるのが一番だ... と考えた私は円安で最近ご無沙汰していたeBayを久々に覗いてみたのだが(←£が151円から166円に爆下げしてて呆れた... なんやこれ...)、欲しい1Gスタンパー盤がそうそう都合よく出品されているはずもない。
あ~、なんかムシャクシャしてきた.. こーなったらもう後には引けない。レコードがアカンのやったらそれ以外で... と考えて真っ先に思いついたのがライトセイバーである(笑) ちょうどその前日にたまたま同僚のKちゃんと “スター・ウォーズ・ファンやったら一家に一本ライトセイバー欲しいよな...” と盛り上がったばかりだったので多分そのせいだろう。良識ある一般ピープルからしたら “大の大人がアホちゃうか...” と思われそうだが、スター・ウォーズ・マニアにとって、ライトセイバー(←もちろん安物のおもちゃではなく精巧なレプリカのヤツ)は垂涎の逸品なのだ。商品化されているセイバーにはピンからキリまで色々あるが、どうせ買うなら映画そっくりに光るもの、それもパッと全体が光るのではなく根元から先端へ光がシューッと伸びていくように光る「FXライトセイバー」が欲しい。
カスタム・メイド・モデルを除くと、現在入手可能なライトセイバーのレプリカ・モデルは、2007年までルーカス・フィルムと製造契約をしていたマスター・レプリカ社の製品と、それ以降に製造契約したハズブロ社の製品が存在するが、YouTubeにいくつも出ている比較動画を見れば、発光の仕方といい、効果音のリアリティといい、マスター・レプリカ社の製品の方が圧倒的に完成度が高いし、何よりもまず大嫌いなディズニーが関わっているという時点でハズブロ製はお断りだ。早速ネット検索してみたところ、メルカリで10,000円ポッキリのMR製ダース・ベイダー・モデル(赤)を発見。写真で見る限りLEDの発光ムラもなく非常にキレイだったので、私は即買いを決めた。
土曜に購入したセイバーが月曜に届く手はずになっていたこともあって、週明けはめちゃくちゃハイテンションで出勤。周りから “パソコン壊れてあんだけ落ち込んでたのに一体何があったん...?” と訝しがられたのだが、一番仲の良い同僚2人に “実はライトセイバー買ってん!” と言うと腹を抱えて大笑いされた。2人とも “それだけで立ち直ってしまうところが凄いわ...” と感心し(or呆れ?)ていたが、自分としては今回の衝動買いで脳に元気を与えて短時間でショックを乗り越えれたと超ポジティヴに捉えている。正直言って消えたデータのことなどもう1ミリも気にしていない。いや、それどころか、パソコンが壊れてくれたおかげで念願のライトセイバーを買うきっかけになったとむしろ感謝したいくらいだ。
ライトセイバー を比較 ダース・ベイダー マスターレプリカ と ハズブロー
帰宅後、時間指定通りにブツが届いた。ウキウキワクワクしながら自室に持って入り梱包を解く。おぉ、ブレード部分も金属部分もピッカピカではないか! 色々調べたところによると、このモデルは持ち手のグリップ部分が経年劣化してベタついていることが多いらしいが、私が手に入れたのは商品説明通りの美品である。早速単3電池を3つ入れてドキドキしながら発光スイッチを入れると、映画とまったく同じ “ピシュウ!” という効果音と共に赤い光が先端まで伸びていき、逆にオフにすると “シュッ!” という音を立てて光の刃がヒルト(柄)に収まるのが超カッコイイ(≧▽≦) しかもセイバーを振ると内蔵された振動センサーが反応して “ブゥ~ン” という音まで鳴るのだ。YouTube動画で見るのと実際に自分が体験するのとはエライ違いで、おぉ、これは凄い凄い!と大コーフン(^o^)丿 気分はすっかりシスの暗黒卿だ。結局その日は真夜中の2時すぎまで部屋の電気を消してセイバーを振り回して遊んでしまった。110cmとデカすぎて置き場所に困るのが唯一の難点だが、まぁこればっかりはどうしようもないので今はレコード棚に立てかけて置いている。
そんなこんなで仕事のデータ消失のショックは雲散霧消してお釣りがくるほどのルンルン気分なのだが、実はひとつ悩んでいることがある... そう、あんまり嬉しすぎて別モデルのセイバーも欲しくなってしまったのだ。何の実用性も無いブツに大枚を叩くなんて、いやはやまったくホンマに恥ずかしい限りだが、欲しいもんはしゃあない。ベイダーの赤いセイバーの次はオビワンの青にしようか、ルークの緑にしようか、ただ今思案中だ。
All Lightsaber Duels in Star Wars (Live Action)
【おまけ】ライトセイバー1本でいかにテンションが上がるかがわかるのがこの動画。バンクーバー交響楽団の指揮者さん、演奏の途中(1:40あたり)で何かゴソゴソしだしたと思ったらいきなり赤のライトセイバーを取り出してノリノリで指揮。すっかり暗黒面に墜ちたのか、後半は指揮そっちのけでセイバーを振り回し、最後は相手を突き刺すようなポーズでキメるという、シスの暗黒卿もビックリのパフォーマンスで大喝采を浴びているのだ。やっぱりスター・ウォーズの世界は楽しいなぁ...(^.^)
'The Imperial March' by Vancouver Symphony Orchestra
さすがの私もショックが大きすぎてせっかくの週末も凹みまくっていたのだが、いくら悩んでみても消えたデータは復活しない。済んでしまったことはしゃあない... こういう時は何かデカい買い物でもして気分をアゲるのが一番だ... と考えた私は円安で最近ご無沙汰していたeBayを久々に覗いてみたのだが(←£が151円から166円に爆下げしてて呆れた... なんやこれ...)、欲しい1Gスタンパー盤がそうそう都合よく出品されているはずもない。
あ~、なんかムシャクシャしてきた.. こーなったらもう後には引けない。レコードがアカンのやったらそれ以外で... と考えて真っ先に思いついたのがライトセイバーである(笑) ちょうどその前日にたまたま同僚のKちゃんと “スター・ウォーズ・ファンやったら一家に一本ライトセイバー欲しいよな...” と盛り上がったばかりだったので多分そのせいだろう。良識ある一般ピープルからしたら “大の大人がアホちゃうか...” と思われそうだが、スター・ウォーズ・マニアにとって、ライトセイバー(←もちろん安物のおもちゃではなく精巧なレプリカのヤツ)は垂涎の逸品なのだ。商品化されているセイバーにはピンからキリまで色々あるが、どうせ買うなら映画そっくりに光るもの、それもパッと全体が光るのではなく根元から先端へ光がシューッと伸びていくように光る「FXライトセイバー」が欲しい。
カスタム・メイド・モデルを除くと、現在入手可能なライトセイバーのレプリカ・モデルは、2007年までルーカス・フィルムと製造契約をしていたマスター・レプリカ社の製品と、それ以降に製造契約したハズブロ社の製品が存在するが、YouTubeにいくつも出ている比較動画を見れば、発光の仕方といい、効果音のリアリティといい、マスター・レプリカ社の製品の方が圧倒的に完成度が高いし、何よりもまず大嫌いなディズニーが関わっているという時点でハズブロ製はお断りだ。早速ネット検索してみたところ、メルカリで10,000円ポッキリのMR製ダース・ベイダー・モデル(赤)を発見。写真で見る限りLEDの発光ムラもなく非常にキレイだったので、私は即買いを決めた。
土曜に購入したセイバーが月曜に届く手はずになっていたこともあって、週明けはめちゃくちゃハイテンションで出勤。周りから “パソコン壊れてあんだけ落ち込んでたのに一体何があったん...?” と訝しがられたのだが、一番仲の良い同僚2人に “実はライトセイバー買ってん!” と言うと腹を抱えて大笑いされた。2人とも “それだけで立ち直ってしまうところが凄いわ...” と感心し(or呆れ?)ていたが、自分としては今回の衝動買いで脳に元気を与えて短時間でショックを乗り越えれたと超ポジティヴに捉えている。正直言って消えたデータのことなどもう1ミリも気にしていない。いや、それどころか、パソコンが壊れてくれたおかげで念願のライトセイバーを買うきっかけになったとむしろ感謝したいくらいだ。
ライトセイバー を比較 ダース・ベイダー マスターレプリカ と ハズブロー
帰宅後、時間指定通りにブツが届いた。ウキウキワクワクしながら自室に持って入り梱包を解く。おぉ、ブレード部分も金属部分もピッカピカではないか! 色々調べたところによると、このモデルは持ち手のグリップ部分が経年劣化してベタついていることが多いらしいが、私が手に入れたのは商品説明通りの美品である。早速単3電池を3つ入れてドキドキしながら発光スイッチを入れると、映画とまったく同じ “ピシュウ!” という効果音と共に赤い光が先端まで伸びていき、逆にオフにすると “シュッ!” という音を立てて光の刃がヒルト(柄)に収まるのが超カッコイイ(≧▽≦) しかもセイバーを振ると内蔵された振動センサーが反応して “ブゥ~ン” という音まで鳴るのだ。YouTube動画で見るのと実際に自分が体験するのとはエライ違いで、おぉ、これは凄い凄い!と大コーフン(^o^)丿 気分はすっかりシスの暗黒卿だ。結局その日は真夜中の2時すぎまで部屋の電気を消してセイバーを振り回して遊んでしまった。110cmとデカすぎて置き場所に困るのが唯一の難点だが、まぁこればっかりはどうしようもないので今はレコード棚に立てかけて置いている。
そんなこんなで仕事のデータ消失のショックは雲散霧消してお釣りがくるほどのルンルン気分なのだが、実はひとつ悩んでいることがある... そう、あんまり嬉しすぎて別モデルのセイバーも欲しくなってしまったのだ。何の実用性も無いブツに大枚を叩くなんて、いやはやまったくホンマに恥ずかしい限りだが、欲しいもんはしゃあない。ベイダーの赤いセイバーの次はオビワンの青にしようか、ルークの緑にしようか、ただ今思案中だ。
All Lightsaber Duels in Star Wars (Live Action)
【おまけ】ライトセイバー1本でいかにテンションが上がるかがわかるのがこの動画。バンクーバー交響楽団の指揮者さん、演奏の途中(1:40あたり)で何かゴソゴソしだしたと思ったらいきなり赤のライトセイバーを取り出してノリノリで指揮。すっかり暗黒面に墜ちたのか、後半は指揮そっちのけでセイバーを振り回し、最後は相手を突き刺すようなポーズでキメるという、シスの暗黒卿もビックリのパフォーマンスで大喝采を浴びているのだ。やっぱりスター・ウォーズの世界は楽しいなぁ...(^.^)
'The Imperial March' by Vancouver Symphony Orchestra