Pt. 1 で書いたように圧倒的な高音質を誇るマトリクス音源だが、純粋なAUD録音盤に比べるとライヴの熱気や臨場感といったものがやや希薄に感じられるのは否めない。だから “これさえあれば T&J も SNE もピカデリーも要らない” などと言うのは極端に過ぎるだろう。マトリクス音源は、例えるなら完璧な整形美人を見ているような感じなので、贅沢な物言いかもしれないが、生身のすっぴん / 薄化粧美女たちも傍に侍らせておきたいのだ(^.^) このマトリクス盤の比較対象となるライバルは、ディスク3&4をも含めた他のオーディエンス録音盤というよりはむしろ、来月スカパーで放送されるサウンドボード録音(←どうかカット無しの完全版で放送されますように... スカパーさん、お願い!!!)だろう。
ということで、マトリクス音源のディスク1&2を聴き終え、次に私が聴いたのは純粋な AUD 録音盤のディスク3&4だ。メーカー・インフォによると、“録音者が思わず目をこすって2度見、3度見をするほどの「神席」からの録音” とのこと。しかも当初はこちらを IEM ソースと組み合わせてマトリクス音源を作成する予定だったのが、そのあまりの音の良さにこちらを単独の AUD 録音ソースとしてリリースすることに決めたのだという。一体どんな凄い音が飛び出してくるのか待ちきれずに、プレ・ショウ・ミュージックをすっ飛ばしていきなりトラック・ナンバー3の「キャント・バイ・ミー・ラヴ」から聴き始めた。
いやぁ、参りました。EV に限らずブートのメーカー・インフォは話半分に読むようにしているのだが、こちらも素晴らしいとしか言いようのない、AUD 録音としてはもうこれで十分なんじゃないかと思えるハイ・クオリティー・サウンドだ。細かいことを言えば、T&J盤のような重低音が出ていないとか(←録音に対する考え方がこの両者では根本的に異なるんやろね...)、かぶりつきのオンな音とはちょっと違うとか(←臨場感を重視したのでそっちの方はマトリクス音源で、ということか...)、「死ぬのは奴らだ」でのパイロの爆発音の迫力がイマイチだとか(←コレにはちょっと拍子抜けした... LH のギフトにも負けとるで...)、色々指摘することは可能かもしれないが、トータル・サウンドとして考えた場合、この盤は並み居る AUD 録音盤のベストの内の1枚(←あくまでも one of the best であって the one and only ではない...)と言い切ってしまっていいと思う。サウンドボードに近いデッドな響きのマトリクス音源とは対照的に、こちらの AUD 録音の方は適度な臨場感が感じられるライヴなサウンドなので、このボックスがあればその日の気分によってマトリクスか AUD 録音かをチョイスできるというのも嬉しい。
オーディエンス・ノイズに関しては、先に書いた「アナザー・デイ」前の “アイラブユー、ポール!” という絶叫がマトリクス音源以上に大きく入ってしまっているのが唯一の汚点で(←ココはカットして CD-R に焼き直した...)、それ以外はそれほど気になる奇声は入っていない。因みに手持ちの他の武道館ライヴ盤を全てチェックしてみたが、この部分にアイラブユー絶叫が入っているのはこのボックスの2枚だけだったのが不思議と言えば不思議...(←“神席” って一体どのあたりの席やったんやろ???) もちろんアウアウ君は影も形もありません(^.^) マトリクス音源との比較用に同じ曲をアップしましたので興味のある方は聴き比べてみて下さいな。 (つづく)
One After 909 [EVSD Aud]
Another Day [EVSD Aud]
Yesterday [EVSD Aud]
Birthday [EVSD Aud]
ということで、マトリクス音源のディスク1&2を聴き終え、次に私が聴いたのは純粋な AUD 録音盤のディスク3&4だ。メーカー・インフォによると、“録音者が思わず目をこすって2度見、3度見をするほどの「神席」からの録音” とのこと。しかも当初はこちらを IEM ソースと組み合わせてマトリクス音源を作成する予定だったのが、そのあまりの音の良さにこちらを単独の AUD 録音ソースとしてリリースすることに決めたのだという。一体どんな凄い音が飛び出してくるのか待ちきれずに、プレ・ショウ・ミュージックをすっ飛ばしていきなりトラック・ナンバー3の「キャント・バイ・ミー・ラヴ」から聴き始めた。
いやぁ、参りました。EV に限らずブートのメーカー・インフォは話半分に読むようにしているのだが、こちらも素晴らしいとしか言いようのない、AUD 録音としてはもうこれで十分なんじゃないかと思えるハイ・クオリティー・サウンドだ。細かいことを言えば、T&J盤のような重低音が出ていないとか(←録音に対する考え方がこの両者では根本的に異なるんやろね...)、かぶりつきのオンな音とはちょっと違うとか(←臨場感を重視したのでそっちの方はマトリクス音源で、ということか...)、「死ぬのは奴らだ」でのパイロの爆発音の迫力がイマイチだとか(←コレにはちょっと拍子抜けした... LH のギフトにも負けとるで...)、色々指摘することは可能かもしれないが、トータル・サウンドとして考えた場合、この盤は並み居る AUD 録音盤のベストの内の1枚(←あくまでも one of the best であって the one and only ではない...)と言い切ってしまっていいと思う。サウンドボードに近いデッドな響きのマトリクス音源とは対照的に、こちらの AUD 録音の方は適度な臨場感が感じられるライヴなサウンドなので、このボックスがあればその日の気分によってマトリクスか AUD 録音かをチョイスできるというのも嬉しい。
オーディエンス・ノイズに関しては、先に書いた「アナザー・デイ」前の “アイラブユー、ポール!” という絶叫がマトリクス音源以上に大きく入ってしまっているのが唯一の汚点で(←ココはカットして CD-R に焼き直した...)、それ以外はそれほど気になる奇声は入っていない。因みに手持ちの他の武道館ライヴ盤を全てチェックしてみたが、この部分にアイラブユー絶叫が入っているのはこのボックスの2枚だけだったのが不思議と言えば不思議...(←“神席” って一体どのあたりの席やったんやろ???) もちろんアウアウ君は影も形もありません(^.^) マトリクス音源との比較用に同じ曲をアップしましたので興味のある方は聴き比べてみて下さいな。 (つづく)
One After 909 [EVSD Aud]
Another Day [EVSD Aud]
Yesterday [EVSD Aud]
Birthday [EVSD Aud]
前回のマトリクスも凄かったですが、今回のも素晴らしい。
オーディエンス録音でここまでいいとはタマランですね。
もうどちらがいいか分からない感じですが僅差で臨場感が上回るオーディエンスかな。
実はこの先2~3か月私事でバタバタしそうで、残念ながらスカパーは見られないかも知れません。
スカパー放送後、スカバー音源のブートなどがあったら教えて下さいね。
私も同意見で、日常聴きは臨場感溢れるAud録音の方ですね。
で、たまにマトリクスを聴いて衝撃を受け、平伏す...(笑)
このボックス、キャラの違う2種類の録音、それもとびきり高音質のが楽しめて凄く良いです。
これでSCさえ良かったら... とは思いますが、それについてはまたパート3で書きます。
スカパー・ブート、前回は「ルビジウムCD+ブルーレイ」が最強でしたが
今回はどうなるでしょうか?
7~8月中に決着がつくと思われますので、その時はまたレポートしたいと思います。
これはえらいこっちゃな音源ですね
武道館もいろいろ集めてお腹いっぱいになってますが、最後の最後?にすべてを一蹴するアイテム登場ですか
今回は吟味して一番いいものを一つ買うつもりでしたが、結局つぎ込んでしまいました
ドームのボックスも出る噂がありますが、どうなのでしょうね 出るとしたらすごそうですね マトリスク音源とか???
私もじっくり待って最後の最後にベストなものを買うつもりだったんですが
誘惑には勝てず、結局はこの有り様ですわ(笑)
でも毎週リリースされる色んな武道館ライヴへのワクワク感はまさに priceless!
この1ヶ月、ホンマに楽しかったです。
ドーム・ボックスは多分マトリクスでしょうね。
その後にスカパー武道館のSBDとブルーレイが出るのか...
明日届く予定のLHポールUK公演4連発も楽しみです。
あぁ、果てしなく続くポール後夜祭の予感。
LHのソウル買いましたがよかったですよ
高音質で迫力満点 やはり屋外はいいですね 盛り上がりも最高ですし(若干ノイズのあるところありますが)ポールもノリノリで死ぬのは奴らだには鳥肌立ちました 日本公演より良いのでは....というぐらいです 聞いてて興奮しました
スカパーのブートも楽しみですね 映像は最高なんだからSBD音源とブートの強みで副音声にこの音源かT&Jの音源シンクロさせて両方聞けるようにしてくれると興奮度も増すと思います それこそブートの醍醐味かと.... メーカーさんこれ読んでたら検討してください!!
ソウル良かったんですか...
私はやっと武道館に一段落して
これからドームに行こうかなという段階です。
でも今週LHからUK公演盤が4枚も出てちょっと焦ってます...
主音声と副音声でSBDとAUDを切り替えるって
そのアイデア、めっちゃ良いですね!!!
ほとんどのメーカーはファンのことよりも儲け優先だと思うので中々難しいかもしれませんが
もしそんなアイテムが出たら凄いでしょうね。
運転中にボリューム上げて堪能しております
New Tatto って、名前しか聞いたことない未聴のレーベルです。
迫力ある音っていうのがいいですねー
東京ドームはまだほとんど手付かずなので
これから色々当たってみます。