熊本・新町の長光寺で行われる 新町地蔵盆・幽霊妖怪画展のご案内です。
長光寺の寺紋は「立ち葵紋」ですが、その故は初代了圓が三河本多一族の者だということです。
徳川家康三大危機の一つ三河一向一揆で家康の家臣を離れ、
さて幽霊画幅について御住職のお話によると、その内の一幅は林 苔渓という画家の作だといいます。この掛け軸には天領天草の東向寺(焼失)第15代天中和尚の漢詩が書かれてあります。天草は島原の乱以降、
幽霊画福は九州でも四・五件しか残されていないとされますが、天中和尚の画讃がある、この長光寺所蔵の幽霊画幅は大変貴重なものであり、この機会に是非ともご覧ください。