細川護久公並びに同夫人宏子の写真がヤフオクに出品されている。
両方ともフローリングの上に置かれており、出品者は同じところである。
同じところと言えば、この二枚の写真は同じ場所で撮影されている。バックの腰壁の模様や、絨毯などからもそれが確認される。値段を見ると女性上位で護久公が19,999円、御夫人が49,999円と断然高い。
ところで随分以前、細川韶邦公の写真だとしてヤフオクに出品された。
「違うでしょう」とちゃちゃを入れたが、明らかに護久公だと思われる。
そのブログからは写真が消えているが、内田九一の撮影だとされ、上の写真と全く同じものであった。
和服と洋装の違いはあるが、顔つきはどう見ても護久公だ。そして撮影場所も同じで、身体がぶれないようにもたれかかっている柱状の物も全く同じである。
こういう写真も残っているが、どうやら同じ日同じ場所で撮影されたもののようですね。子供さんは宏子夫人の実娘と考えると明治7年9月22日生まれの輝様(22歳没)でしょう。
だとすると、これ等の写真は明治9年ころの写真でしょうか。