津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■細川幽斎 中秋日付自筆消息 読有 大名歌人 丹後田辺城主 掛軸

2016-01-04 10:56:20 | オークション

                         細川幽斎 中秋日付自筆消息 読有 大名歌人 丹後田辺城主 掛軸 

                       細川幽斎 中秋日付自筆消息 読有 大名歌人 丹後田辺城主 掛軸 

                         細川幽齋手翰 中秋日 (愛知文教大学用箋の釈文あり)

                              貴札令拝読候 先日被寄
                              高賀之刻 他出候故 不能                           賀=駕
                              面談候 御残多候 近日梅津
                              御逗留之由 御遊覧存候 先々
                              紅柿一折被懸御意 好物候間
                              則賞玩仕候 萬事以面
                              可申入候間■筆候 恐惶敬白              ■に    =なげうつ

                                 中秋日       玄旨(花押)

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■仕事始め

2016-01-04 07:22:19 | 史料

 年末・年始のお休みも明けて、今日からいよいよ仕事始め方が多いことでしょう。今年一年ご苦労様です。
熊本城内奉行丸に在った奉行所(政府)も、正月四日が仕事始めでした。 

 ○ 四日政府出初

一、麻上下着四時(10時)出仕之事
     但上張有無勝手次第
一、御熨斗坊主持出候間座順之通
  頂戴仕候事
            御奉行
            御目附
            御郡御目附
            御感状頭
  右之通一切ニて詰間江罷出候事
     右之外御勘定所御目附御郡代
     根役等有之候節ハ本行一同ニ罷出
     候事
一、正福寺定例御祈祷之神酒供物等
  出候間坐順之通頂戴欠席之人江者
  供物等少完包分出席之坊主より
  差出候事
     但追々御祈祷之品々出候節右之通ニ
     候事
  付紙
     文化十三年正月四日神酒供物出不申
     候付寺社方江承候処戌年より御省
     略中ハ御礼計出候由
一、五日頃まてハ御用番茂見計早引
  不苦加番も十五日まてハ早引勝手
  次第之事

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正福寺八幡山
真言宗の寺院、通称仁王さんと云われ、お寺の前の通りを「仁王さん通り」と今も称す。これは仁王門の一対の大きな仁王像があることによる。
細川忠利公が肥後入国した寛永年間に宥山法印が建立して歓喜天を安置、故に聖天寺とも称した。
細川家の祈願所でもあり、細川家からの代参があり、真言秘密の雷の祈祷が行われた。
ここには大変貴重な熊本城の天主にのみ使われた適水瓦が保存されている。 

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