津々堂のたわごと日録

わたしの正論は果たして世の中で通用するのか?

『死ぬのによい日だ』

2009-08-22 19:26:13 | 書籍・読書

死ぬのによい日だ―’09年版ベスト・エッセイ集

               
 穏やかならざる表題は、『’09ベストエッセイ集』のものである。どうやら料理研究家の丸元淑生氏のご子息がお父上のことを書かれたエッセイらしい。「増穂の小貝」を発表された近藤健氏は、「ご先祖を辿れば熊本人、東京在住道産子サラリーマンエッセイスト」である。
我がサイトでご紹介している『Coffee Break Essay』の主宰者である。     過去には

     05年ベストエッセイ集・・「警視総監賞」
     06年ベストエッセイ集・・「昆布干しの夏」
     08年ベストエッセイ集・・「介錯人の末裔」    のエッセイが掲載された。

 今年も「増穂の小貝」が掲載されることを、随分以前にご連絡を戴いたのだが、発刊まではコメントを差し控えようと思い今日に至った。昨日「日本エッセイストクラブ」のHPに正式に発表がなされた。5年間で4回の掲載というのは、プロのエッセイストでもなかなか為せることではない。親しくご厚誼戴いている者として我が事のような喜びである。短編映画のスクリーンを見るような情緒に満ちた時空に、登場人物に好きな俳優を配して想像を膨らませている。
                         定価 :1890円(税込)
                         発行:文藝春秋社
                         ぺージ数 :256ページ
                         判型 :四六判上製カバー装
                         初版発行日 :2009年08月30日


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熊本縣史料--近世編第三(部分御舊記) 3-(1)

2009-08-22 19:06:54 | 歴史
 四十五 部分御舊記  軍事舞五
       有馬一件ニ付御奉書・御内書并公辺・自他御書通之事

 四十六 部分御舊記  軍事舞六
       有馬一件ニ付上使之御衆御宿誘御賄帳
       有馬一件ニ付上使衆御働之様子見及候面々より差出候覚書
       有馬一件ニ付陣中心得之事
       有馬一件ニ付公義・御自分御触并諸書付等之事
       有馬一件ニ付公辺并他所出入之儀ニ付御家老中より言上書
       有馬一件ニ付上使御下之事
       有馬一件ニ付他所御音物之事
       有馬一件ニ付嶋原・天草江御加勢之事
       有馬落城之事
       有馬一件ニ付御人数配之事
       有馬一件ニ付御船加子等之事

 四十七 部分御舊記  軍事部七
       御側備之事
       有馬一件ニ付御人数付并武具附
       有馬一件ニ付御褒美之事

 四十八 部分御舊記  軍事部八
       有馬一件ニ付武功御吟味并働之面々覚書

 四十九 部分御舊記  軍事部九
       有馬一件ニ付武功御吟味并働之面々覚書

 五十   部分御舊記  軍事部十
       有馬御陣中并所々御使相勤候面々之覚書
       二月廿七日・廿八日両日有馬ニ而歩御使番方々御使ニ参覚
       有馬城攻之時御側衆之内御先江参ル理書并御用ニ付而出陳不致理書

 五十一 部分御舊記  軍事部十一
       有馬城乗之刻上使之御衆并他国衆と言葉を替申者之事
       有馬城乗之刻働之衆 他国衆浪人術 証拠ニ被立候帳
       有馬一件ニ手負・討死并一揆首数之事
       有馬籠城之一族宗門御吟味之事

 五十二 部分御舊記  軍事部十ニ
       有馬一件ニ付御備立并船陸道押之事
       有馬一件ニ付上使衆江乗馬御貸之叓
       有馬一件ニ付御下向之節之叓
       有馬一件ニ付他所へ御米被差出候事
       有馬一件ニ付嶋原・天草江御人数被差出候事
       有馬一件ニ付立允主御人数之事
       有馬一件ニ付御郡筒預候面々より差出候覚書
       有馬城攻之事
       有馬一件ニ付城中取遣矢文之事
       有馬一件ニ付放火之事

 五十三 部分御舊記  軍事部十三
       有馬城乗御銕炮頭々差出抜書御帳
       寛永拾五年二月廿七日有馬城乗之刻働之衆重而改出申帳
       有馬城乗御弓・御銕炮之吟味頭々差出帳

 五十四 部分御舊記  軍事部十四
       御武器之事

 五十五 部分御舊記  軍事部十五
       御武器之事
       所々江被遣置御武具之事

       
  
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振仮名の歴史

2009-08-22 10:20:51 | 書籍・読書

振仮名の歴史 (集英社新書)
 
著者:今野真二
出版社名:集英社 /集英社新書
販売価格:735円(税込み)


【本の内容】
日本語史の影の主役は振仮名だった!日本書紀の読み下しからサザンオールスターズの歌詞まで、日本語表現をいろどり、支えてきた陰の主役は振仮名! 平安時代から現代まで振仮名が日本語表現に与えた功罪を分析する画期的な一冊。
 
本書は、日本語表現の最強かつ饒舌なサポーター・振仮名にスポットを当てた本邦初の解説書。『日本書紀』の読み下しから夏目漱石の直筆原稿、サザンオールスターズの歌詞、漫画のふきだしまで、縦横無尽に振仮名を分析する。

【目次】
第1章 振仮名とはなにか(サザンオールスターズの歌詞にみられる振仮名
     現代の小説にみられる振仮名
     コミックスにみられる振仮名
     ルビ訳のいろいろ)
第2章 平安時代から室町時代までの振仮名-読みとしての振仮名(振仮名の起源
     仮名(平仮名・片仮名)と振仮名
     室町時代の仮名)
第3章 江戸期の振仮名-表現としての振仮名(読本の振仮名
     江戸期に出版された辞書にみられる振仮名
     江戸期の振仮名百花繚乱)
第4章 明治期の振仮名(新聞の振仮名
     布告・布達の振仮名
     翻訳小説の振仮名)


【著者情報】
今野 真二(コンノ シンジ)
1958年、神奈川県鎌倉市生まれ。高知大学助教授を経て、清泉女子大学文学部教授。日本語学専攻。早稲田大学大学院博士課程後期退学。主な著書に『仮名表記論攷』(清文堂出版・第30回金田一京助博士記念賞受賞)など
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