津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

堀口捨己の著作

2009-08-14 12:52:07 | 書籍・読書
 堀口捨己なる高名な建築家が居た。
        ja.wikipedia.org/wiki/堀口捨己
        www.sainet.or.jp/~junkk/horiguti.htm

ウィキペディアの説明を借りるならば、「従来の様式建築を否定する分離派建築会を結成(1920年代)、伝統文化とモダニズム建築の理念との統合を図った。」建築家である。「紫烟荘」(現存しない)等といった作品は、大変ノスタルジックで私も大好きな作品である。数奇屋建築の第一人者として知られ、
        『草庭』(1948年)
        『利休の茶室』(1949年) 日本建築学会賞(論文賞)
        『利休の茶』(1970年)北村透谷文学賞     等の著作が有名である。

2005年11月12日のブログで「見たい・・・」というタイトルで次のようなことを書いた。
       三斎好み茶室もろもろ
         1、吉田屋敷の茶室図「松屋筆記」
         1、小倉城内本丸大書院囲の図「細川三斎茶書」
         1、福寿院の路地の図「茶湯秘抄」・・・・(愛宕山下ノ坊)
         1、 同上茶室の図 「松屋会記」
         1、細川休無邸路地の図「茶湯秘抄」・・・(聚楽第祉)
         1、 同上  茶室の図  同上
         1、天龍寺真乗院茶室 「茶室おこし絵図集・第10集」
         1、真乗院の三斎好数寄屋図
         1、真乗院の書院の図 「無題の茶室図集」
         1、真乗院の茶室と書院と庭 「都林泉名勝図会」
         1、東大寺四聖坊スキヤ図 「堀口捨己蔵」

 これらのいくつかが氏の著作で確認できるのではないかと考えている。
ならば、「日本の古本屋」のお世話になり手に入れようと思っているが、残念ながら「草庭」については難しいようだ。松岡正剛の千夜千冊--『草庭』堀口捨己--等を読むと是非ともと思うのだが・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする