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梅雨前線の停滞で
記憶にないほどの豪雨にみまわれ、
各地に大きな被害をもたらした。
被害に遭われた方々、
一日もはやい安寧の日が訪れることを
祈りつつーー
もともと この時期は、
半夏雨(はんげあめ)といって、
大雨になることが多いのだそうです。
関東地方も降ってはやみ、
降ってはやみのなか、
様子をみて 森の中を散策。
いつもと違うコースを歩いていたら、
なんと 湿地に半夏生が群生していました。
半夏生(はんげしょう)
名前のとおり、葉の半分が白くなって、
化粧しているように見える。
その名前もユニークですが、
とても清楚で風情がある植物です。
多湿で不順な時季、
昔は 半夏生が咲くまでに田植えを終わら
せなければならなかったそうです。
また半夏生の頃には、
天から毒気が降るとか、
地面から毒をふくんだ毒草が生える、
といった 言い伝えがあるとのこと。
そのせいか、
この時季に筍やワラビを食べることや、
種を撒くことを忌む風習があったそうです。
そんないわれを聞くと、
半夏生を見る目もちょっと違ってきそうです。
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