一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

老年は発見のとき

2019-11-16 08:29:46 | 雑記


       このところ、小春日和が続いている。

       10月が台風続きで腐っていただけに
       ありがたい。

       毎朝、張り切って洗濯。
       それがさっぱりと乾くので気持ちいい。

       ささやかな幸せ。

       だけど、11月も後半。
       日中は半そででもOKの日があったりして、  
       これも温暖化の影響か、と心配になる。

       (もはや、来年の夏のことを心配しているのだ)

       ここで、ふと気づく。

       もしかしたら、
       この穏やかな小春日和の日は、
       老いの前触れなのではないか、と。
   
       最近、年輩者同士の挨拶に、
       「日が経つの、早いですね」
       が定番になった。

       この後につづく、
       「こうして年をとってしまうんですねえ」
       といって、嘆息。

       そういって、お互いに笑う。
       (というか、笑うしかないのが正直のところ)

       しかし、
       スペインの画家ゴヤは72歳で宮廷画家の地位を辞し、
       自分のために絵を描こうと決心した。
       80歳のとき、絵の片隅に
       「まだ勉強中」
       と書いた。

       また、
       はじめは女優、次に主婦、それから作家となった
       95歳のマクスウェルさんはいっている。

       「老年に近づきつつある人、
        老いを怖がっている人に云いたい。
        老年は発見のときである、と。
        何の発見かは、自分で見届けるのよ。
        でなければ、発見とは云えないでしょう」

       小春日和に安穏としてはいられない。

       老いても、
       フレッシュな感覚を磨かなくては。     
  
 
       ※ 近くの公園で
       
       

       

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