一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

歌は世につれ

2011-01-12 18:25:37 | 雑記
    歌は世につれ世は歌につれ、
    とはいうものの、昔懐かしい童謡も現代では
    通じないようだ。
    
    七里ガ浜にいって驚いたのはトンビ。
    サーファーに負けないくらい、たくさん上空
    を舞っている。
    これまでトンビなんて意識もしなかったし、
    じっくり見ることもなかったから、最初は
    その鳴き声すら珍しくてたまらなかった。
 
    童謡の
      ♪ ピーヒョロロ~ ピーヒョロロ~
        楽しげに 輪をかいて ♪
    なんて歌詞が思わず出てしまうほど。
    そういえば、
      トンビがくるりと輪をかいてえ~
      (橋幸夫)
    なんてのもあったわねえ、と。

    ところがところが、このトンビ、なかなか
    油断できないらしい。
    油揚げどころではなく、ハンバーグやお弁当
    の唐揚げなども急降下して、すいと奪って
    いくというのだ。

    トンビはタカの一種だから、よく見ると眼は
    するどく口ばしにいたっては鉤のように曲が
    っていて、獰猛そのもの。
    背後からすっとやられたら、震えあがってし
    まうだろう。
    もともと警戒心がつよく、人里には近づかない
    動物らしいが、このように浜辺に群舞している
    のも、餌になるものを持ち込む人間のせいなの
    だ。
 
    そういえば屋久島にいったとき、猿が走って
    いる車のフロントグラスに乗ってなかなか降
    りないことを思い出した。
    面白がってお菓子やお弁当の残りなどをやる
    人がいるためだが、自戒しなければならない。
    牧歌的なんてのは昔の話、
    だが、これでトンビを見る目が変わってくる
    のも残念である。

    (写真は葉山方面をバックに)
    

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