一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

帰路

2014-09-21 14:41:33 | 



      9月某日、
      帰路につきました。

      夕方の航空券を予約していたのですが、
      なぜか、離陸が30分も遅れました。
      お天気もよく、なんら事故もなかった
      はずですが、搭乗したまま待たされた
      のです。


      普通、遅れる理由が流されるはず。
      どこか調子が悪くて点検中とか、
      向かうはずの空港の天気がよくない
      とか。
      

      あれ、おかしい?
      もうとうに離陸していると思ったら、
      まだ福岡空港にいたのだ。
      
      

      どうやら、私の方が乗ってすぐ爆睡
      したらしい。
      その間にアナウンス(?)があったの
      だろう。

      ま、それでも無事に離陸して、
      乗ってから2時間以上かけて羽田に
      到着しました。


      ところが、そこでハプニング!
      「お客さまのなかで急病人が出たので
      その方を優先しますので、一般のお客
      さまは、いましばらくお待ちください」

      機内は満席で、200人も乗っていたで
      あろうか。比較的、後部席にいた私から
      は何もみえない。
      いそいで荷物を上の棚から下ろそうとす
      る乗客を制して、アナウンス。

      「車椅子が通りますので、通路をあける
      よう、ご協力をお願いします」

      「いましばらくお待ちください。
      救急隊員が参りますので、みなさまは
      お席でお待ちください」

      かれこれ20分くらいかかったであろうか。
      その間、乗客はじっと待った。
      誰も不服をいうものはいなかった。

      
      私はふと、ハイジャックに遭ったときの
      (遭ったことはないが)
      ことを思い出した。

      ようやく
      「みなさま、お急ぎのところ大変ご迷惑
      をおかけしました。
      急病人は無事、救急隊員の方に引き渡す
      ことができました。
      みなさまにはこれからお降りいただきます」
      とのアナウンスで、
      みな一斉に乗降扉へ。

      
      帰宅したのは深夜。
      予定より2時間ちかく遅れました。

      帰ってからメールのチェック等々で、
      まだ落ち着かない。

      お会いした方、お話を聞かせて下さった方、
      資料を提供して下さった方……
      たくさんのお世話になった方々を思い浮か
      べて、まだ荷物の整理もできていないの
      です。


      ※ 写真は門司港あたり?
         
     

      

      
      

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