とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

稲の一生シリーズ(3)

2009年06月11日 | インポート

Img_2024  今日で、田植えして丁度1ヶ月になった。その間寒暖の差あり、強風ありでイネもじっと耐えてきたように思う。イネ姿としては小学校1年生位で、まだまだ保護観察の身である。外気温が少々低くても、田んぼの水温は以外に暖かく水を一定の深さに保つ事が、生育を助ける唯一の手段で、朝晩の田んぼの見回りは欠かせない日課である。でも、ここまでくれば先ずは一安心でありイネはもう分けつを始めている。
 草丈は25cm位で、田植え時の2倍になった。イネは一生で13枚の葉をつける。現在は、5.5葉位と思われる。5~6日で一葉づつ展開し続けて、8月の始めに最後の13枚目の葉が出て止葉となる。その後に穂が出てくる順序になる。田植えは、一坪に70株位の5本位づつが植えられている。環境次第で、どんどん分けつするが、普通は5~6倍まででうっぺい状態になり、それに穂がつくのが一般的である。三つ子の魂100までもといわれるが、イネもまさしく、今しっかり根を張り、太い丈夫な茎に仕上がるかが、後の収穫に深く結びつく大切な時期である。

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