「楯野川酒造」は、私の近くを走る国道345線の沿線沿いにある普通の酒造会社である。いつも見慣れた場所であり特別の感傷はなかった。だいぶ前の話だが東京に住む長男が帰省の折「楯野川」は東京で人気がある酒だ。気になるらしく酒造会社を訪問した事があり少しは気に留めていた。
先般、私の叙勲祝賀会の反省会があった。そこでプレゼントされたのが「楯野川百光」だった。せっかくだから家の晩酌にと思い試飲をした。そしたら、今まで味わった事のない洗練された優雅な味に度肝を抜かされた。早速パソコンで調べてみた。720mlで3万円もする酒で、酒米は「山形県産雪女神100%」を使用し、精米歩合が18%、アルコール度数15%に仕上げたものと分かった。
楯野川酒造を調べると、天保3年(1832)に上杉藩の家臣が庄内を訪れた際、水質の良さに驚き酒造りを始めたと書いてある。現在まで6代も続く蔵元である。2010年からは、製造する全ての日本酒を純米大吟醸のみとし「全量純米大吟醸の蔵元」になったと記してある。
日本文化を代表する「日本酒の進化」は世界に広がりを見せている。
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