とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

大般若

2007年07月08日 | インポート

_001_7   昨日、大隆山満願寺(酒田市安田)の大般若法要があった。満願寺は、わが家の菩提寺である。14名の僧侶が600巻の教書を.転読する様は圧巻である。先祖供養をして、地区の安全、五穀豊穣、また地区住民の厄災消除、家内安全を祈願する昔からの儀式は、今も新鮮である。この法要は、満願寺住職が説草を唱える合間に、大般若経600巻を大勢の僧侶で転読するもの。転読とは、経本を1巻1巻正面で広げ流し読みすることで、それによって清らかな「般若の風」が起きるとされている。
また、それぞれの僧侶が、1巻1巻「大般若波羅蜜多経 巻第○○(巻数) 唐三蔵法師玄奘奉詔訳ーオーッ」と、大音声で経巻数を唱え、最後に「調伏一切大魔最勝成就オーッ」と唱え、締めくくる賑やかなものである。昔、手で田の草取りするころ、「今日は大般若取りだ」等と作業能率を上げたい時に言ったものだ。
日本の仏教は、13派60宗の宗派があり曹洞宗はそのなかで、日本一の檀徒数と言われ、全国に15000ヶ寺あり、800万人が檀家と言われている。わが家もその一員と実感する一日だった。

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