吹雪の中を歩き、ぬかるみをとびこえていったら、手を取り合う仲間に会った

　（ツクバネ　　県労連の旗開きのお料理のかざりでした。ビャクダン科の植物の実。塩漬けにしてありましたが、から揚げにもします。失敬していただいてきました）

　今日の長野は、雪が舞い一時は吹雪で厳しい寒さでした。午前中はみぞれでしたので、道によってはぬかるみができていました。
　
　２０日の一区の演説会に向けて最後の土・日をむかえ、成功のためのお誘いの一日でした。荒木栄の歌を地でいって「吹雪の中を歩き、ぬかるみをとびこえ」訪問した一日でした。

　長水地区全体では、１２組２３人が訪問活動に参加しました。山口のりひささんも今日は長野入り、宣伝・訪問に大活躍でした。

　私は支部の皆さんと３クールの取り組みをし、約５０軒を訪問して演説会のお誘いをしました。

　話がはずんで長話になったところも多かったです。

　先日のテロ特措法強行採決では、皆さん怒っているのなんのって、それは大変でした。

　「小沢は一体なんだ。退席するなんて、あれでも党首か。はっきりしているのは共産党だけだ」

　「戦争は絶対だめです。なんですか、昨日の国会は。でたらめばかり、いい加減いしてほしい。どこ向いて政治してるのか。今度は共産党頑張ってもらわないと、命がなくなってしまう」

　「民主党は、自民党よりとそうでないのと分かれればいいんだ」との意見もありました。

　ただ、民主党の果たした政府への「助け船」の役割が、見えていない方もいました。民主党の出した対案がいかにひどいものか、また最終盤になって、テロ特措法を廃案ではなく継続審議にしようとしたことなどお話しすると、びっくりしておられました。

　私は「これは赤旗を読んでいただかなくては」と演説会のお誘いといっしょに購読のお願いもし、入党のお誘いも一生懸命して歩きました。

　「赤旗は、共産党の主張がしっかり書いてあります。ああ、そういうことなんだって、皆さんの胸にぴったり、すっきりくると思います。
　私たちは、これで選挙をたたかい、なんとしても勝って、皆さんといっしょに政治を変えたい。共産党が伸びれば、必ず変わります。のびるほど早く変わります。
　今度の選挙はほんとに大事なんです。参議院選挙でたくさんのご支持をいただいたのに、私は勝てなかった。ご期待に添えなくてすみませんでした。でも、今度は山口さん、どうしても国会に送りたい、必死なんです」

　一生懸命訴えましたら、７人の方に読者になっていただけました。とってもうれしかった。
　「経済的にとても大変だから」と先ごろやめた方が「では、読みましょう」と言ってくださったとき、私は「必ず勝ちますから」とお約束してきました。責任重大です。

　コートのポッケのホッカイロで手を温めながら、「吹雪とぬかるみ」の中を歩いて、政治を変えたいという仲間にたくさんであったなあ、と、心はホットでした。

　そして「薬害肝炎の原告団の皆さんの行動、結果、涙が出ました」とおっしゃった方がいましたが、それを聞いて、私は「人間ってすてきだなあ。人間として大切なことを共感し合えるこの力、人を信じる力、これがある限り私たちは絶対に負けない！！」と、感動を受けました。

　手を取り合っていけば、いいことある。必ずね。

　お昼は後援会員のAさんの炊き出し、ちょっと工夫のあるカレーとサラダが暖かくおいしく、元気が出ました。あしたの炊き出しは、おはぎとトン汁だって！