映画「われ 弱ければ」を観てきました。
江戸時代末期に生まれ、明治・大正時代を、女性の地位向上のために人生をささげ矢島楫子の物語です。
あの時代に、夫に離縁状をたたきつけ、40歳近くになってから教師になるために学び始めた。
「妾」が公の制度だった時に、愛し合った妻帯者の子を産んで「妾」を拒否して彼とは別れて子を産む。
その後の仕事、運動に情熱を傾けた生き方は圧巻でした。
お恥ずかしい話ですが、三浦綾子の作品は、「氷点」「母」など4つしか読んでおらず、「われ 弱ければ」は未読です。
会場で原本を売っていれば買ってこようと思ったのですが、扱っておらず、明日、本屋で購入することにしました。
代わりに、監督の山田火砂子さんの、「トマトが咲いた」を買ってきて読み終えたところです
働きながら障がい児の我が子を育てた記録です。
矢島楫子もすごいが、山田火砂子監督もすごいですね。
そして、三浦綾子も病と闘いながらの作品の多さと内容の深さ、その頑張りに敬意を表しています。
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