中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

あこがれて、子どもたち!発達診断と育児相談の日

2007年12月12日 21時07分06秒 | 活動日誌
  (一区後援会総会でいただいた花束の中のバラ  バラはあこがれ、美しい)

 7時自宅出発、霧の高速道路を飛ばして上田市のA保育園へ向いました。

 本日の日程は、午前中に赤ちゃん組みと3歳児の発達検査と育児相談、相談の合間をぬってクラスに子どもの様子を見にゆき、また診断と相談。

 昼もそこそこに(といっても給食をおなかいっぱい食べて)2時間ほど職員との学習会。そのあとまた、赤ちゃんと4歳児の発達診断と相談がありました。

 結構忙しい日程でしたが、子どもたちのいろいろな側面が見えて楽しかったですね。

 Aちゃんは検査のとき、難問にぶつかると「汗がでるからいやだ」「ねむくなった」と逃げて課題に取り組もうとしなかったのに、ある課題で「やり方がわからない」と言ったのです。
 「汗がでる」「ねむくなる」というときの課題は、ちょっと難しすぎたのです。最初からあきらめています。

 「やり方がわからない」といった課題が「最近接領域」つまり、「頑張ってみようかな」と思わせる、現段階のちょと先の課題だったのです。
 
 それを頑張ってこなすと、「やった!」との達成感で、さっきの難しい課題にも「挑戦してみようかな」との意欲を燃やすことは、たびたびあります。

 目標は低すぎても、高すぎても、子どもの意欲を引き出すことはできません。発達段階を見極めて対処することは、本当に大事なんですね。そうした意欲はまた、仲間にささえられてこそ、湧き出てくるのです。
 「やってみよう!」との興味や関心も、仲間の中で育つのですね。

 発達診断の合間に、年長組のリズムを見ましたが、3歳児、4歳児の子も寄ってきて、ダイナミックに体を躍動させるおにいさん、おねえさんの姿を、憧れのまなざしで見ていました。

 「すごいなあ、あんなふうになりたいなあ」と憧れを膨らませている惚れ惚れする姿でした。憧れに向って頑張る子どもたちを、応援したいではないですか。


(グッドタイミングで撮れた写真、縄跳びしている女の子の跳躍を見てください!すばらしい!)


(リズムのあとは合唱 体を思い切り動かしたあとの歌声は晴れ晴れして天まで届く声。小さい子が「私はお買い物」?と通ってゆきました。)

 大人の意欲をひきだすのも同じこと、Aちゃんに負けないで頑張らないとねって思いましたね。
 
 大人が憧れを失わず、自らの発達をたゆまなく求め続けないと、子どもの素敵な姿がみえなくなってしまうなあと思ったことです。

 私の憧れ? 人間のやさしさを引き出してくれる社会を作りたいことです。政治の負う責任が大変大きいです。

 A保育園には、3歳児のろうの障がいを持ったお子さんがいますが、そのクラスの一こまを見て、子どもってすごいなあと感じ入りました。
 友達がそばに座って彼の顔を見て、身振り手振りの「手話」で話しているのです。どうしたらこの子と対話できるか、手段を大人からも学び、編み出しているのです。
 
 保育園が集団として、この子を大事にしている姿をも見た光景でした。大人が排除しなければ、子どもはお友達を排除したりはしません。

 保育園に行くと心が洗われる。私が生き生きしてしまう。

 給食は、かぼちゃの味が効いたほうとう、ほうれんそうと豆腐のねぎ炒め、サツマイモの素上げ。ほうとうはどんぶり2杯食べちゃった!おいしかった。
 

 
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