若者の頑張りに励まされます。
東大の学費値上げ反対で活躍する金澤伶さん、東大4年生が語る新聞記事を読んだ。
大学との対話を求め続け、国会議員や文科省の担当者を招いての集会などの取り組み、署名運動などで運動が大きく発展し、東大ではそれを受けて、年10万円の値上げを予定していたが、正式発表を遅らせた。
この運動は全国に波及しています。
この記事で知ったが、ヒィピン国籍の定住者で貧困家庭の宇都宮大学の学生が、学費免除と奨学金で大学に通っていたが、「学費を免除しすぎた」と言90万円を短期に支払えと通告を受けたそうだ。
金澤さんは新聞記事にしてもらい公開し、国会で質問してもらい、さらにSNSで呼び欠け、短期間で多額の寄付を集めたという。
大学側の、また国のなんという貧しい考えだろう。たまたま救われたこの学生に限ったことではない。国籍だけが問題ではない。
必死に努力してもお金がなければ学べない、若者全員への厳しい仕打ちだ。
どこの国も今は学費無料が流れです。
私はドイツに行って驚いたことがある。
フライブルグ大学を見学したときに、「もちろん授業料は無料です。講義の予定は新聞に掲載されます。誰でも学べます。中野さんも学べるんですよ。ドイツ語ができれば」との説明を受け、開かれた大学のあり方に感心した。
入学は比較的簡単だが、卒業できる人は2割もいない・・との厳しさも話してしてくれたが。しかし進路については、日本と違い、選択肢が多様にあり、また、大学を出たからといって特に待遇がいいとは限らないとの仕組みも聞いてきた。
豊かさとはなにか。
貧困と格差が広がるばかり、そして自己責任論。
政治の役目が果たされていない。特権階級とばかり、悪いことのし放題の弱いものいじめの議員による政治では、若者の未来は閉ざされてしまいます。
若者が理不尽さに怒って声を上げ行動している。
大いに学んで、私もがんばろうと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます