今日は保育園の発達相談日でした。
ママたちが書いた問診票も、先生の記録と一緒に資料として出てきます。
その問診票の中に「子どもをしかるときにはどうしていますか。具体的に」という項目があります。
以前から、「目的は何だろう」と思っていたので、先生に聞いてみました。
そしたら園で作ったのではなく、市販の物なのでわからないと。
なるほど。
今日見た子は、ゼロ才児と1才児です。
これ、いらないと思います。
ママたちの記述は、みな模範解答でした。
「なぜいけないかの訳をわかる様に話してあげる」というような内容ですね。
今日の場合は年令的には無理なことだし、大きな子の問診でもそう答えているのですね。
「カッとなって怒ってしまう」とか「ついたたいてしまう」なんて、書こうはずがない。
実際には、親も生身ですからそんなときもある。
ママたちに、「良いママになって」と言っているようで、負担だろうなあと思うのです。
「大きな声でおこってしまうこともあるよ。でも、あとで謝ってね。夜には寝顔を見て『明日は優しいお母さんになるからね』って涙する優しいお母さんの気持ちは、ちゃんと子どもがわかってる」
と、言ってあげたい。
そして、怒った後でもいいから「なぜそんなことをしたのかな」と、子どもの気持ちを考えてほしいなと思います。
このことだけではないが、どうも大人の価値観で子どもをしかることや「しつける」ことが多いような気がする。
子どもにも理由がある。