連休あけての、初めての英会話のレッスンに行ってきました。
お孫ちゃんと机並べて、楽しいです。
これまではレッスンを受けっぱなしで復習をしませんでしたが、これからは復習をちゃんとしようと思いました。
そうしないと身につかない。
昔のことは覚えてるが、今のことはどんどん忘れてしまう(^◇^)
英会話は私が学生時代学んだ英語とは、また別物だなあと思います。
会話特有の言い回し、それからヒヤリング。
とにかく、文字で見ればわかる簡単なことが、先生のスピーチでは聞き取れない。
これは慣れるしかないですね。
お孫ちゃんの方が上達が早いかもしれない。
私が中学生のころ、父の友人で英語が堪能な元新聞記者をしたFさんというおじさんが、毎週、私に英語を教えに来てくれました。
かっこよく言えば家庭教師ですが、支払うお金などあるはずもない。
Fさんから出された条件は「いらない。私が教えたいのだ。お礼として夕食を食べさせてほしい」とのことでした。
夕飯といっても粗末なもの、でもFさんは一人暮らしだったから大勢で食べたかったのかもしれない。
Fさんは私にひたすら小説を読ませました。
ブロンテ姉妹の「ジェイン・エア」、「嵐が丘」、それからラクハディオハーンの「耳なしほういち」・・・・
1ぺージに数えきれなおほどのわからない単語があって、辞書を引きっぱなしで苦痛でしたが、面白かった。
日本文を英訳する時に、「『白足袋を履いて・・』は『白い手袋をして・・』と訳すと理解してもらえる」など、文化の違いもちょっと学んだ。
Fさんと学んだ時間を思いだすと、今はらくちんです。
お孫ちゃんと楽しみながら出来そうです。
しかし、ふと思いました。
私の父は学歴もなく汗水たらして働いて、早く亡くなった親代わりになって長男として兄弟7人を独り立ちさせた苦労人でした。
その父が、チャーチル会の絵の太斉先生や英語のFさんをわたしに引き合わせてくれた。
父はどこで知り合えたのだろうか。聞くこともなかったのは残念だ。
親のありがたみは、なかなかわからないものだ。
親孝行が足りなかった。悔やむ。