今日は上田の保育園の先生方の学習会に行きます。
コロナや、8月からは私のコロナ感染や足のケガもあって、保育園の仕事はやすんでいました。
久しぶりなので、嬉しくて朝から張り切っています。
今日は、先生方からは「年令別の発達を学びたい」との要求がありました。
それで発達保障論を据えて、先生方の実践に学びながらお話ししたい思います。
発達は要求から出発するものです。
と言っても、要求と発達要求は違うこと。
また、発達と学習による到達点(〇〇ができた)とは違う事、など、基本を据えたいとおもいます。
私も先生方に宿題を出したのですよ。
それは「あなたは保育の仕事の内容、目的を何だと考えていますか」というものです。
いろいろあるでしょう。
結論は出さないのです。
今日の学習で、あらためて、保育士の仕事のすばらしさ、実践の貴さ、などを考える機会になればいいなと思っています。
今現場の実践で取り扱いやすい、PDCAサイクル。
Pはプランを立て、Dは実行し、Chaチェックし、Aはアクトで行動する。
現場では、うんとわかりやすくて取り入れたくなってしまう。
でも、この考え方には、一見もっともらしいが根本的に保育・教育にはなじまない。落とし穴がある、と私は批判的です。
そんなことを考えて、学習会に望もうと思います。