中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

伊那市で 農業青年と懇談・「集い」で大先輩の熱気に当てられました

2008年04月10日 19時38分30秒 | 活動日誌
 (梅 花も咲いて実もみなのためになって保存長持ちするんだから、『梅干ばあさん』は高貴!高齢者のいい呼び名・・・なんて思いました)


 午前中は、伊那市で農業に従事したばかりの若いご夫婦をお訪ねしました。ほんとに率直でまじめなご夫婦でした。最近「あかはた」の読者になってくださったそうです。

 入党のお誘いに伺いましたが、いろいろな質問が出て、午前中いっぱい、2時間以上も懇談しました。

 政治を待っていてもやってくれないから、住民運動や自分力でやったほうがいいのでは、上からやるのではなくて住民運動で変えていくのがいいのでは・・・・との疑問。住民運動と政治の関係ですね。

 新聞を見ても、なんとなく共産党は与党と対決ばかりしているように見える。対決だけではだめではないか、との疑問。

 「最終的には共産主義を目指すんですよね」と共産主義、社会主義への疑問。

 党の農業政策についてあれこれ。子育て、教育、戦争についてもあれこれ・・・。大分わかっていただけたかなあ?

 夫君は「共産党に偏見も何もないですが、気持ちよく入党したいので、もうしばらく待ってください」と。

 「私は選挙では共産党へ入れたり、ほかへ入れることもあリました。『あかはた』も読み始めたばかり」との妻殿も「今日は直接お話できて、本当に良かった。今は農業をはじめたばかりで暮らしがいっぱいいっぱい、子そだてもままならない。考える余裕がないけど、まじめに考えます」といってくださいました。

 雨の中、家族揃って外までお見送りしてくださって、うれしい訪問でした。

 午後は、I・K支部主催の「集い」でした。10人の皆さんが雨を押して集まってくださっていました。話題の中心は、後期高齢者医療制度です。たくさんのご馳走をいただきながら、わきあいあい、怒りいっぱい、元気もいっぱいの集いでした。



 「保険証、きましたか」の一言で話しは止め度もなく次々、次々、次々です。

 「保険証くらい、ちゃんとしたものにしたらどうなの」
 「死ねということだ。天竜川に飛び込んでやろうと思うが、今天竜川は水が少ない。怪我するだけだ」
 「私はバスの中でだれかれに話してるんだ。ひどすぎる」
 「だれも教えてくれないもんで、テレビの国会討論を見るようにしている。そのテレビも、普通のが見れなくなるっていうじゃないの」
 「福田と小沢のやり取り、あれは何だ。ちょっとした賢い子どものほうがまだ利口だ」
 「天引きなんて、泥棒だ」
 「若いときは国のために死ねといわれ、今度も国が死ねという」
 「こんなことをする人たちは、必ず罰が当たる」

 そして「私たちはいい、死ぬんだから。孫の時代がどうなってゆくか心配でたまらない」と皆さんが言います。

 がんばれば政治は変えられる情勢だとお話しして、「今こそお年よりパワーの見せ所、元気を出しましょう」といいながら、実は、皆さんに圧倒されていたのはこの私。
 党の集まりには初めての方もおいででしたが「共産党が伸びるようにがんばりましょう」と熱気がいっぱいでした。

 今日は93歳の女性が入党してくださいました。上伊那地区委員会では今月2人目、一人目は23才の青年ですから、老いもわかきも共に手を携えてがんばろう!ですね。

 この93歳の「おばあ」は背筋がしゃんと伸びて、おしゃれで、しっかり聞こえ、しっかり話し、20歳は若く見えます。私は「これは、若い私たちもへなへなできない」と思いましたね。
 
コメント
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