中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

伊那市で活動・宅老所で戦争体験も聞く

2006年10月24日 20時58分31秒 | 活動日誌
 (宅老所「おらほ」で戦争体験を聞く。写真には映らなかったが、15人のお年寄りが楽しんでいました)

 夕べの雨と風の音がすごくて、今日はどうなることかと心配していましたが、朝は小雨、伊那に向うにつれてだんだん晴れてきて「ホッ」。
小雨模様ではありましたが、活動に支障なし。寒かったけど。

 3人の市会議員と支部の方と行動しました。
 街頭演説では、雨の中お年寄りの方が出てきて「共産党が頼りです。私たちの思ってることを言ってくださる。よろしくお願いします」と深々と頭を下げて私の手をしっかり握り締めてくだるのです。
 握り返し「がんばります。体に気をつけて」と言いながら、胸が痛くなりました。

 宅老所「おらほ」に寄せていただきました。15人の方が集っていました。宅老所は長野県が力を入れており、開設、改築には県予算の補助があります。介護保険の対象にもなり、県民に喜ばれている優れた施策です。

 「年金を削ったり、医療費を上げたり、今までご苦労されてきたみなさんをいじめる政治を変えるためにがんばります」とご挨拶すると、「本当にひどいよ。よろしくお願いします」と。
 「今、戦争の話をしていたところなの」と、体験談を聞かせていただきました。満州から引き上げてきたという方は、話しているうちに涙ぐんでしまい、「戦争は絶対いやです」と力を込めて言われます。
 この方たちの悲惨な経験を無駄にしてはいけないと、心に刻みました。



(「三時花 」午後3時ごろ花が咲くのでそう呼ばれています。またの名を 「天の川」 広がった種がまるでちりばめられた星くずのようにみえるからです)


 訪問先では「北朝鮮は共産党と兄弟だからね。表向きは違うといっていても、本当は通じてるのでしょ」という方がいて、柳川市会議員は「あんなこと考えていたなんて、今までお付き合いしていて知らなかった」とのこと、話し合うって大事ですね。

 「今の政治、いかが見ていますか」
 「とにかくおかしい。みんなおかしい。おかしいことだらけ」と「おかしい」の連発、怒りです。「おかしい原因と対策が書いてある新聞です」とお勧めしたら、購読してくださるとお約束で、嬉しかったです。
 
 101歳になるおじいちゃんにお会いしてきました。耳も目も達者、裸眼で新聞を読むのですよ! 食事は何でも普通のものをおいしくいただくとのこと。しかも、毎日散歩をしていているそうで、「飛んで歩けますわ」と! (走ることを長野では「飛ぶ」といいます)
 
「息子は私が25の時の子ですから、引き算すると何歳ですか。75くらいになるでしょうかねえ。あなたは参議院選挙に出られるのですか。しっかりがんばってください。必ず入れますからね」と励まされました。
 「長生きの秘訣?さあ・・毎日一日を生きてきただけです。酒は飲みましたが、タバコはやめました。タバコはいけません。あと、4,5年は大丈夫かと思っていますがね」

 「いやあ、おじいちゃんにはまけたーー」本当に負けました。おじいちゃん、もっと長生きしてください。
 
 昼は地区委員会の宮下さんの創作料理、さつまいもと紅玉りんごがたっぷり入った酸味のきいたカレーでした。おいしかったです。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする