蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

独酌余滴

2010年07月04日 | 本の感想
独酌余滴(多田富雄 朝日文庫)

免疫学の世界的権威で、能は脚本(?)を書くほどの通、エッセイも数多くこなすという多彩な才能を誇った著者のエッセイ集。

世界各地を講演や学会でめぐり歩く話やグルメ話、飼い犬など、脳梗塞で身体が不自由になる前の作品なので、なんていうか、優雅な大学教授の自慢話っぽい感じがしないでもない。

タイトルはすごくセンスいいと思うが、著者の造語なのか、それともどこかからの引用なのだろうか。

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