蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

エンド・オブ・ウォッチ

2014年08月15日 | 映画の感想
エンド・オブ・ウォッチ

ロスアンゼルスを舞台としたパトロール警官のコンビの活躍を描く。警官たちが自分の服やパトロールカーに装着したカメラやあるいは彼らの手持ちのカメラで撮影したかのようなシーンが多用されているのが特徴。

主人公二人は、(多少乱暴気味ながら)使命感が強く真面目にパトロールをするし、ストーリーもヒネリを効かせた感じはなくて、良く言えば正統派警察映画、悪く言えばありきたり。
それだけに、次々にショッキングな事件が発生するロスアンゼルスって、なんか中東のテロが頻発する地域のような治安状態なんだな、と思ってしまった。

ボーナストラック的なラストシーンがとても良かった。このような構成は初めて見たが、暗い気分で終わりそうな映画の印象をガラリと変えてしまい、「最後まで見てよかった」(実は、DVDで見たこともあって、途中で見るのを止めそうになった)と思わせてくれた。

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