蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

暗号通貨の経済学

2019年05月26日 | 本の感想
暗号通貨の経済学(小島寛之 講談社)

暗号通貨の仕組みと、数字の羅列にすぎない暗号がなぜ通貨たりえるのかを、経済学の理論を使って説明した内容。
今時わりとよくありそうな本なのだが、通貨はなぜ通貨たりえるのか?について
・価値保存手段
・計算単位
・交換手段
の3つの視点から、経済学の理論を使って(説明は簡便ながら)それなりの深さまで解説している点が他の本と違っていて、面白く読めた。


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