今年最後の建築講座で、兵庫津の岡方倶楽部へ訪れた。
岡方倶楽部は昭和2年に港の商人たちによって建てられた地域の社交用の倶楽部だったそう。
設計者は高松吉三郎、鉄筋コンクリート3階建ての建物。
内部は竣工時からあまり手を加えられていないそうで、当初の様子を味わうことができた。
玄関ポーチにはモザイクタイルが残されている。
入口の扉
階段の幾何学模様のステンドグラス。
踊り場の腰壁
二階廊下の突き当りのステンドグラス。
廊下に置かれてた洋服掛け
階段踊り場につけられてた照明器具
三階のホール
天井にはアーチ状に梁が通っていて、廻り縁などには装飾が施され、
ホールの出入り口にはセセッション風の欄間やアカンサスの柱頭飾りが見られる。
天井の照明のレリーフも
トイレの洗面ボールの持ち送りも可愛かった。
岡方倶楽部を出て、周辺の建築を巡る。
明治38年に建てられた旧東京倉庫兵庫出張所
曾禰達蔵設計。
昭和初期に建てられた加藤海運ビル
タイル貼りのモダンな外観。
内部も今後講座で見学予定だそう。
この煉瓦造りの蔵は現在はもう閉められているが、動物病院として利用されていたそう。
重厚な鉄の扉が閉まっていたけど、中はどんな風になっていたんだろう~
動物病院の名残のかわいい看板も残されてた。
この後も町歩きをしながら建築を見学し、忘年会の会場のハーバーランドまで歩いて来た。
会場は赤煉瓦倉庫のレストランだったようだけど、この日私は家の用事があったため今回は泣く泣くパスして帰途についたのだった。
最新の画像[もっと見る]
- ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの地下鉄その二】 1週間前
- ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの地下鉄その二】 1週間前
- ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの地下鉄その二】 1週間前
- ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの地下鉄その二】 1週間前
- ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの地下鉄その二】 1週間前
- ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの地下鉄その二】 1週間前
- ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの地下鉄その二】 1週間前
- ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの地下鉄その二】 1週間前
- ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの地下鉄その二】 1週間前
- ベルギー&フィンランドの旅2024【ヘルシンキの地下鉄その二】 1週間前