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真庭市旧遷喬尋常小学校校舎

2015-06-23 | 建築巡り・街歩き【その他】



蒜山へ行く途中に一軒立ち寄ってもらったのは真庭市にある旧遷喬尋常小学校校舎。
江川三郎八設計、明治40年建築の重要文化財で、平成2年まで真庭市立遷喬尋常小学校の校舎として使用されていた。
現在は市の文化施設として利用されている。





高瀬舟をかたどった校章が描かれている正面中央の屋根窓。





一般開放されていて館内は自由に見学可。





当時、巨額な費用を投じて造られたという校舎には地元産の優れた建築材が多用されていて、
廊下は幅広く分厚い松材を、戸の板壁は、全面無節の杉材が用いられているとか。










校舎の両端につけられているゆったりとした幅の広い階段





細かい細工が施された階段の柱





圧巻だったのは2階の講堂。
二重折上げの洋風格天井の風格に圧倒される。
鏡板はすべて檜の柾目板だそう。













重厚な掛け時計。

この校舎の中の教室で「なつかしの学校給食」というイベントも決まった月に開催されているようで、
懐かしい給食メニューが教室で食べれるなんて興味深いなあ。

コメント
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