m's diary

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多木浜洋館(あかがね御殿)

2011-03-03 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



以前、ひろ009さんのブログでも拝見してかなり興味を惹かれたこの建物、
建築講座でもたしか2月くらい?に行く予定だったと思って楽しみにしていたものの行き先変更になってしまったようで、
今回はぜひ相生までやってきたついでに見てみたいと期待していた。
なんとか日が暮れるまでにたどり着きたい~と焦ったが無事日暮れまでに到着。
ちょうど西日がスポットライトのように館を照らし出していてなかなかベストなタイミングだったかも。





多木浜洋館は多木化学の創業者、多木米次郎氏が来賓を迎える為、大正中期に着工し、昭和8年に完成したという四階建の洋館。屋根、外壁に銅板をはりめぐらせているところからあかがね御殿との呼び名がついている。

この館のイメージからもっと人目をはばかるような所にひっそりと建っているのかと思いきや、
すぐ隣には近代的なスポーツセンターはあるし、加古川のガイドやマップなどにはおもいきり名物御殿として紹介されているし
全く秘密めいた雰囲気はなくてちょっと拍子抜けしてしまった・・





それにしてもすごい存在感と威圧感!
建てられた当初はあかがね色できっと今とは全く雰囲気も違ったのだろうけど
今ではこの錆びた銅板が館に一層の凄味を与えてるよう。





ぐるりと周りをまわってみると見る方向によって全く違う姿を見せる館。





こちらから見ると和館にも見えるし、





こちら側だとやっぱり洋館?





二本の鋤の柄を重ね合わせたマーク、多木化学の社章も見える。





そしてこの館に負けず、石造りのこの門も重厚感あふれるもの





門に続いて長い赤煉瓦の塀が続く。





外観だけでもこんなにインパクトのある建物、一体内部はどのようになっているのだろうか~
とても見てみたい衝動に駆られた・・





こちらは多木浜洋館へたどり着く途中に通った多木化学本社事務所の建物。






コメント (4)
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